「もっと髪をキレイにしたい」真剣に考えているあなたへ
自分の髪質に満足している方はどれくらいいるのでしょうか?
私が毎日のカウンセリングの中で感じることは、悩みの無い人などいないということです。
・髪質が硬くてゴワゴワ、反対に柔らかくてペタッとしてしまう。
・毛先がいつも枝毛になってしまう、中々ツヤが出なくて困っている。
このように日々のセルフスタイリングの中で人それぞれ沢山のお悩みを持っております。
髪質改善と言っても、決して難しいことではありません。
今回は「髪質改善とは?シャンプーの方法を変えるだけで効果あり!?」をテーマに、20数年の経験を持ち、現在もオーナー兼現役美容師の私がしっかりと誰よりも分かりやすく、どなたでも出来るように簡単にお伝えします。
「そもそも高価な商品を使うものじゃないの?」
いえいえ、高価な商品は必要ありません。
3ヶ月で髪質は改善します。
現場でも普段からお客さまたちにお伝えしていることです。
更には沢山のお客様から実感の声をいただいております。
誰でも、今日からでも出来る、そんな簡単な方法を一緒に実践していきましょう。
髪質改善とは?
◉髪の痛み、乾燥からくる枝毛や切れ毛、パサつきのなどの改善
◉髪のクセである、「うねり」や「ねじれ」、ザラザラとした手触りなど、髪質の改善
◉ヘアカラーやパーマなどの施術によるダメージを受けにくくし、色持ちやパーマの仕上がりや持ちを良くする改善
などが挙げられます。
どれかに当てはまる方は多いのではないでしょうか?
そもそも、なぜ乾燥して枝毛になるのでしょうか?
なぜうねりやねじれが起きるのでしょうか?
なぜパーマやカラーのダメージを受けるのでしょうか?
元々の毛質や薬剤のダメージだと諦めていませんか?
確かにそれもありますよね。。。
特にパーマやカラーとなると、美容師側の判断にゆだねることになりますからね。この辺りは美容師側がもっと勉強した方が良いと思います。
しかし、それだとしてもダメージを受けにくくすることは出来るのです。
クセを出にくくし、枝毛や切れ毛を作りづらくすることは可能なのです。
それが今回の「シャンプーから始まる髪質改善の方法」です。
簡単ですので、じっくりと読んで理解して、ぜひ今日から始めてみましょう!
シャンプーから始まる髪質改善の方法
ついつい自分の髪となるとささっとやってしまいがちですよね。実は私もやってしまいがちなんですよ。。。反省。。。
そもそも正しいシャンプーのやり方を知らない方も多いのではないでしょうか?そのために自己流のシャンプーになってしまい、中々髪質改善とは行かないのではないでしょうか?
中々美容師さんにも聞けないし・・・
調べても実際にやるのはめんどくさいし・・・
お気持ちは分かります。しかし、それでは髪質改善となりません。
少しでも知っておいて損はありませんので、想像しながら読んでいただけると理解しやすく、楽しめると思います。
①ブラッシング
②お流し(事前)
③シャンプー
④お流し(すすぎ)
誰でも、どんな髪質の方でも、この4つのステップをやるだけで、3ヶ月後には今とは全然違ってきます。
決して難しいことではありません。
理解して気を付けているかどうかです。
それでは具体的に見ていきましょう。
①ブラッシング
シャンプー前のブラッシングです。(ショートの方は省いてもかまいません)
ブラッシングをせずにいきなりシャワーで濡らすと一気に絡まります・・・
ありゃりゃ。。。
忙しい毎日の中でのお風呂だと思いますが、ここはツヤのある女性になるために一息ついて、無理に引っ張らず、優しく、丁寧に梳かしてください。
この後のお流しの時に絡まっていると、十分な手順で出来ません。。。
たった1分くらいです。優しく丁寧にお願いします。
②お流し(事前)
ぬるま湯で十分にすすいでください。ただ濡れれば良いものではありません。
これがかなり重要になります。
実はこの段階の流しでおよそ7割もの汚れが落ちます。
ビックリですよね。
よほどのワックスやグロスなど付けていない限り、大概の汚れがこの時に落ちるのです。このことを知らない人がほとんどなんです。
そのことを意識しながらしっかりと、指で頭皮を揉みながら、汚れを落とすように流してください。たっぷりと濡らすのがポイントです。
③シャンプー(特に大切なので少し長いです。)
いよいよシャンプーです。長さによって変わりますが、十分に泡立てる量を使ってください。泡立ちが悪いと髪と髪が摩擦で痛みます。
泡立ちが悪いのは、先ほどの流しで十分ではないからです。
始めの流しで、濡らすだけだと汚れが残ってしまい、泡立ちが悪くなります。
(十分に頭皮の皮脂を揉むように流し、髪の汚れも落とすように心がけてください。)
よく泡立ててから始めてください。泡立てのコツは、水(お湯)とシャンプー剤と空気です。
十分に濡れた髪に空気を包むようにシャンプーを馴染ませます。
決して髪と髪を摩擦しないこと。
髪同士が摩擦をすると、クセ毛の方はクセが強く出やすくなります。細毛の方は髪のハリコシがなくなりボリュームをボリュームが出にくくなります。
普通の方でも枝毛や切れ毛が出やすくなります。
摩擦によって気づかぬうちに、この時点で痛めてしまっているのです。
先ほどもお伝えしているように、毎日行うシャンプーです。
その都度、少しづつでもダメージを積み重ねると、「乾燥しやすくなります」、「クセがより強く出やすくなります」、「パーマやカラーのダメージを受けやすくなります」
ぜひ洗うときは擦らず、頭皮を優しく揉むように洗ってください。
シャンプーとは基本的には頭皮と洗うものです。
決してガシガシ、ゴシゴシやってはいけません。確かに痒いときやりたくなる気持ちは十分に分かります。
しかし、頭皮には新しくて細い毛が今から生えてきているのです。今から成長して立派な長さになる前に傷つけてはもったいありません。
生えたての毛は弱いです。赤ちゃんの毛のように細く、そっと生えてきます。細い細い毛を大切に育てるのです。
大人の太い毛の隙間に、細く弱い毛が生えてきてるのです。
その毛をガシガシ、ゴシゴシ擦れば、どうなっていくか想像できますよね。
もともと傷みやすい方はより傷みやすい毛として伸びていくでしょうし、クセ毛の方はよりクセが強くなって伸びていくことでしょう。
もったいありません。
せっかくの新しい毛。
大切に育もうではありませんか。
十分に泡を立て、優しく頭皮を揉むように、決して擦らずです。
頭皮を洗い終わったら、その泡を毛先まで通してあげてください。
先ほどお伝えしたように毛先も当然、擦ってはいけません。泡立っていた泡を指で毛先まで通すだけです。余程ジェルやスプレーなどを付けていない限り十分に汚れは落ちます。心配しないでください。
それとシャンプーによりますが、シャンプー自体にたんぱく質やコラーゲン、油分を含んでいるシャンプーもございます。そのためちゃんと泡を毛先まで通すとその栄養分も行き渡ります。決して擦らず、優しく通してあげてください。
④流し(すすぎ)
十分に流せば大丈夫です。ここでも優しく流すが基本です。
が、ここまで読んでいただいた方なら擦らないでしょうし、しっかりと流すと思います。
一つだけアドバイスです。
シャンプーの洗い残しはダメージに繋がります。
これだけ覚えておいて十分に流してください。
頭皮の環境にも悪く、乾燥や湿疹に繋がることもあります。
なので、十分に優しく流す。
食器の洗い物の時も洗剤を残すのは気持ち悪いですもんね。
しっかりと流して水気を取りましたら、次はトリートメントです。
トリートメント(ヘアケア)に関しましてはこちらからとなります。
【まとめ】
・髪を梳かしてからよく濡らすこと。
・よく流しながら濡らすだけで、7割も汚れが落ちます。
・十分に泡立てて、ゴシゴシと擦らないように頭皮を洗うこと。
・毛先は泡を指で通すだけでオーケー。
・仕上げのすすぎはとにかくよく流すこと。
分かりましたでしょうか?
繰り返しですが3か月で髪は変わります。
3か月後に自分自身が一番初めに気づきます。
どんな方でもどんな髪質の方でも、
たった4つのステップを踏むだけで、確実に効果を感じることでしょう。
繰り返しですが難しくはありません。
一緒に頑張ってみましょう!
以上で今回は「髪質改善に必要なシャンプーの方法」でした。
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