梅雨の時期になると、何かと悩むのが「くせ」と「広がり」ですよね。
せっかくブローしても会社に付く頃には、「ボワッ」。
お悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は「【縮毛矯正】と【毎朝自分でアイロン】はどちらが痛む?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、その違いとおススメについて解説してみたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【縮毛矯正】と【毎朝自分でアイロン】はどちらが痛む?
どちらも変わりません。
薬剤のダメージとアイロンのダメージは別物なので「比べようがない」と言うのが正しい表現ですが、私個人としてはどちらもあまり変わらないと思います。
毎日アイロンをしている方が極端に痛んでいることも無いし、縮毛矯正をしている方が痛んでいることもありません。
あくまでも正しく縮毛矯正をしている場合です。
・ただし、ご注意を!
縮毛矯正のダメージの場合、失敗すると、とんでも無いことになります。
髪の毛は一度ダメージすると切るしかありません。
ですので、可能な限りは同じ美容室で施術することをおススメします。
以前までにどういった行程、どのような薬剤でやっているのかしっかり分かった方が、私たち側も失敗しにくいです。
また「痛む」と「痛まない」を簡単に判断するには少し難しいので、5つの項目に分けて解説してみたいと思います。
①手触りが良いのは?
②持ちが良いのは?
③スタイリングが楽なのは?
④スタイリングの幅は?
⑤その他
①手触りが良いのは?
手触りは、「アイロンの方が良い」です。
これは確実です。
縮毛矯正も良いと思いますが、毎朝その都度アイロンをかけた方がもちろん良いでしょう。
ツヤツヤの手触りにしたい場合は、縮毛矯正をしてても軽く毛先にアイロンを通すようにすると、よりサラサラのツヤツヤになるので、毎日とは言いませんが、たまにアイロンをすると気分も上がると思います。
②持ちが良いのは?
「縮毛矯正」です。
アイロンはスタイリングになるので、濡れると戻ります。
それに対して縮毛矯正は、施術なので、薬剤の力でストレートヘアにしてるので、雨が降っても、風が吹いてもストレートです。
もちろん、ただブローするよりもアイロンの方が持ちは良いですが、縮毛矯正と比べると持ちが変わりますので、クセが強い場合や雨で膨らみやすい方は縮毛矯正がおススメです。
③スタイリングが楽なのは?
これも「縮毛矯正」です。
乾かしただけでストレートになるのでスタイリングが非常に楽チンです。
アイロンはとにかく毎朝やることになりますので、時間も労力もかかります。
ちょっとのクセ(前髪だけ)なら良いと思いますが、全体が気になる場合は、やはり縮毛矯正が良いでしょう。
④スタイリングの幅は?
ん~。迷いますね。
「縮毛矯正」です。
とにかく毎朝アイロンをするのはかなりの重労働です。
ささっと出来るくらいのくせであれば、「アイロン」の方が良いですが、縮毛矯正と悩むくらいのクセやふくらみであれば縮毛矯正をやった方が良いでしょう。
その上で毛先をアイロンで丸くしたり、たまに飽きた時にデジタルパーマをしたりすると、良いと思います。
⑤その他
縮毛矯正をすると、その後のカラーやパーマに影響があります。
そこを理解した上で、縮毛矯正をするのが良いでしょう。
また、自宅でアイロンをする場合も、しっかり乾かしてから行うようにしましょう。
急ぐあまり半乾きでアイロンをすると、髪の毛も火傷します。
アイロンは180℃ほどあるので、髪の毛に水分が残っていると一気に蒸発して髪の毛も焼けます。
しっかり乾かすのは必須ですのでご注意ください。
また、アイロンは高温ですので、耳を挟んでしまったり、おでこに付けてしまったり、皮膚を火傷することもあります。
電源をしっかり切って、タオルなどに挟むなり、間違って手で掴んでしまわないようにもしましょう。
取り扱いには十分に注意してください。
【まとめ】
「縮毛矯正」と「毎朝自分でアイロン」のダメージを比べると、あまり変わらない印象です。
手触りや持ちなど、それぞれに違いがあるので、そこを理解すると良いでしょう。
ただし、縮毛矯正のダメージは、薬剤によるダメージなので、一度痛むと取り返しがつきません・・・
コロコロ美容室は変えずに、信頼している美容師に任せるようしましょう。
また自分でアイロンする場合も、しっかり乾かすようにしましょう。
高温のアイロンですので取り扱いには十分注意して、スタイリングを楽しめると良いですね♡
今回は「【縮毛矯正】と【毎朝自分でアイロン】はどちらが痛む?」をテーマにして解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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