薄毛予防に食事が大事なのはうすうす感じていますよね。
しかし、毎日3回の食事をどれくらい考えて食べているでしょうか?
何となく選んで、何となく食べて、何となく・・・
食生活の改善は薄毛の予防になります。
今回は「薄毛予防は食事が大事!?食生活の改善で抜け毛を減らす!!」をテーマに、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が薄毛と食事の関係を分かりやすく解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【薄毛予防は食事が大事!?食生活の改善で抜け毛を減らす!!】
薄毛の原因は様々ありますが、食生活の乱れも大きく関係しています。
薄毛を改善するための食べ物や、よくない食べ物などを知って、悩んでいる薄毛の対策に役立てましょう。
4つの順番で薄毛予防を解説していきます。
①良質なたんぱく質をとる!
②ビタミンやミネラルも重要!
③薄毛になりやすい食べ物は?
④食べ方も要注意!
①良質なタンパク質をとる!
髪の毛を作るには、毛根の毛母細胞まで栄養を届ける必要があります。
無理なダイエットやバランスの悪い食事や食習慣で体が栄養不足の状態だと、毛母細胞も必要な栄養を得ることができません。
そのため、薄毛予防にはバランスのよい食事で栄養をしっかりとることが大切となります。
髪の毛はケラチンタンパク質でできています。
そのケラチンタンパク質の主成分はアミノ酸です。
良質なアミノ酸を摂ることが大切です。
アミノ酸はタンパク質に含まれているため、薄毛予防には良質なタンパク質を含む食事をとることが大切になります。
タンパク質を多く含む食品は、
魚類、肉類、卵、乳製品、大豆製品など。
特にイソフラボンを含む大豆製品は女性におすすめですね。
※豆知識
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ていると言われており、女性ホルモンと同様の作用があると言われております。
たんぱく質を摂ることは良いのですが、調理の仕方によって、油を多く使ったり、塩や砂糖を多く使ったりする場合もありますので、薄毛予防が目的の食事になりますので過度な油や味付けには気を付けましょう!
②ビタミンやミネラルも重要!
毛母細胞に栄養が送られて髪の毛を作るわけですが、その毛母細胞に栄養を運ぶのが血液ですよね。
ですので、血液循環をよくすることが大切です。
薄毛予防には血行促進作用がある、「ビタミンA」や「ビタミンE」などの栄養素を積極的にとると効果が上がります。
また、新陳代謝を高める効果のある「ビタミンB」やケラチンタンパク質を作るときに欠かせない「亜鉛」などのミネラルを含む食品もおすすめです。
それらの栄養素を含む食材をみて行きましょう!
ビタミンA…緑黄色野菜、レバー、うなぎなど
ビタミンE…小麦胚芽、大豆、ごま、アーモンド、緑黄色野菜など
ビタミンB…緑黄色野菜、魚、卵、ナッツ類、卵、小麦胚芽など
亜鉛…牡蠣、シジミなどの魚介類、ごま、アーモンドなど
血行促進が目的ですので、食事の改善と共にマッサージなども取り入れると、更に効果が上がります。
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③薄毛になりやすい食べ物は?
やっぱりあるんですよね・・・。
薄毛に良くない食べ物が・・・。
これもしっかり覚えておきましょう。
・お菓子や飲料に含まれる糖分
糖分はやはり良くありません。
特にスナック菓子は油も過剰に摂取することになりますのでおススメできません。
摂りすぎることにより皮脂の分泌が過剰になり、毛穴がつまりやすくなります。また、脂漏性のフケもでやすくなりますので注意しましょう。
しかし・・・食べないに越したことはありませんが、我慢することでストレスになる場合は、少量にしたり、数日に1回にしたり工夫すると良いですよ。
ストレスも薄毛には影響がありますので。
・動物性脂肪が多い食べ物も要注意
バターやラードなどの動物性脂質は頭皮環境の悪化をまねき、髪の毛の成長が悪くなって薄毛の原因になります。
美味しいですが・・・フライドポテトは控えた方が良いですね。
また揚げ物のように使っているのが分かっている場合は控えることも出来ますが、菓子パンなどは脂質と糖質も多く含まれていますのでより注意が必要です。
・その他
唐辛子などの発汗作用のある刺激の強い食べ物も食べすぎには注意しましょう。
皮脂分泌が多くなり、毛穴がつまりやすくなります。
塩分の摂りすぎも高血圧や腎機能の低下を引き起こし、血行が悪くなることもあります。
アルコールを飲み過ぎると肝臓に負担がかかり、肝臓でタンパク質を作るのに影響が出ますので注意しましょう。
何でも摂り過ぎは良くないと言うことですね。
・関連記事
「アルコールが髪に与える影響とは?薄毛や抜け毛の原因も!?」
④食べ方も要注意!
もちろん薄毛には食べ物だけでなく、食べ方も関係してきます。
寝る直前に食べてしまうと、寝ている間に食べ物を消化するので胃に血液が集中します。
成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されるのですが、その恩恵を十分に受けることができません。
体の疲れも取ることが出来ませんので、寝る前の夜食はやめて、規則正しい生活を送りましょう。
外食が続くと塩分や脂質が多くなりがちで、薄毛になりやすくなってしまいます。
外食が続く場合は、その他の食事をご飯と納豆にしたり、野菜を多くしたりと工夫しましょう。
また先ほどもお伝えしている通り、無理なダイエットは体に必要な栄養が不足しますので控えた方が良いですが、食べ過ぎも注意しましょう。
肥満は血行不良をまねき皮脂分泌も多くなるので、頭皮環境も悪化しやすくなってしまいます。
栄養バランスを考えた食事や生活で薄毛を予防していきましょう。
【まとめ】
・薄毛予防に必要な食事の注意点
①良質なたんぱく質をとる!
②ビタミンやミネラルも重要!
③薄毛になりやすい食べ物は?
④食べ方も要注意!
食事の工夫と生活のバランスを見直して、早いうちから予防することが重要です。
ストレスも薄毛の原因となりますので、出来ることから少しづつ改善していきましょう!
今回は「薄毛予防は食事が大事!?食生活の改善で抜け毛を減らす!!」をテーマにかいせつしていきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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