タオルドライの正しいやり方!美髪はここからスタート!

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ドライヤーの乾かし方などを調べていると「タオルドライ」と言う言葉が出てきますよね。

髪を洗った後にタオルで拭くことのは、誰でもやっていることだと思うのですが、その何気なくやっていることの正しいやり方って知ってましたか?

もしかしたら、気づかないうちに髪を痛めているかもしれませんよ。

美髪を目指すには、タオルドライがスタート地点です。

 

今回は「タオルドライの正しいやり方!美髪はここからスタート!」をテーマに美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、正しいタオルドライについて解説していきたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

 

【タオルドライの正しいやり方!美髪はここからスタート!】

タオルドライって?

まずタオルドライとは、髪を洗った後の濡れた状態の髪に付いている水分を、タオルを使ってふき取ることを言います。

簡単ですよね。

水気を取らないと、水分がダラダラ垂れることになりますし、ドライヤーの時間も長くなります。

水分を取ることによって、ドライヤーの時間が短くなるので、髪への負担も少なくなります。

お風呂などで髪を濡らした後、すぐにドライヤーをするのではなく、タオルを使ってしっかりと水分を取り除くことが大切です。

 

しかし、ただタオルで水分をふき取るだけでは正しいタオルドライとはいえません。

タオルドライにも正しいやり方があります。

正しいタオルドライをすることにより、ダメージも防ぐことが出来ますし、美髪への第一歩はタオルドライから始まることを覚えておきましょう!

 

NGなタオルドライとは?

普段から行っているタオルドライですが、実は間違ったやり方で行っている人もいます。

タオルドライを間違ったやり方で行うと、髪を傷める原因になります。

順番に解説していきますので、注意しましょう。

 

■ごしごしと頭をこする

タオルドライは髪についている水分を取る行為ではあるのですが、ゴシゴシと頭や髪の毛全体を擦りながら行うのは絶対にダメです。

完全にNGですね。。。

 

濡れた状態の髪はとてもデリケートです。

髪の毛は濡れているとキューティクルが開いています。

特に温めた後は開きやすいです。

開いた状態になっているので、この時ごしごしと思い切り力を入れて擦ってしまうと、その摩擦によって髪が痛みます。

 

分かっているけど、速く乾かしたいために、ゴシゴシとやってしまう方もいるかと思います。

しかし、実はこの擦る動作が地味にダメージを重ねているのです。

毎日のように、繰り返して擦っていると、他の痛み以上にダメージを蓄積している可能性もありますので十分注意してください。

 

また、抜け毛が多くて気になっている場合は、こうして頭皮を傷つけている可能性があります。

髪の毛は頭皮から生えてきている物になりますので、頭皮の健康状態は重要です。くれぐれも擦らないようにしましょう。

 

■タオルをかぶせたまま自然乾燥

髪についている水分を取るために、頭にタオルをかぶせたまま長時間放置するという人もいます。

ついついやってしまいがちですよね・・・。

夏場などお風呂に入ってすぐにドライヤーを当てたくない気持ちも非常に分かります。私もよくほおっておきますからね・・・。

タオルを被せているので、確かにタオルドライではありますが、これもあまりよくありません。

擦っていないから髪に負担が少ないと思っている人もいるかもしれませんが、濡れた状態の頭皮を放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因にもなります。

忘れがちですが、髪の毛以外でも頭皮の心配もした方が良いです。

 

それ以外にも、キューティクルが開いた状態で、放置するので水分もどんどん飛んでいき乾燥します。

乾燥しやすい髪になると更にダメージも受けやすくなることがありますので注意しましょう。

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タオルドライの正しいやり方

それでは正しいタオルドライのやり方についてご紹介します。

タオルドライの前に余分な水分は取っておく

タオルドライをする前に、なるべく髪の毛の水分は取り除いておくようにしましょう。

水分を取る前から、すぐにタオルで拭こうとすると、タオルもビチャビチャになりますので、上手なタオルドライが出来ません。

焦らず急がず、ある程度水分は取るようにしましょう。

 

覚えておいて欲しいのは、髪が濡れている状態は、とても傷つきやすいものです。

優しく扱うことが大切になります。

髪の毛を軽く握るようにして、髪の根元から毛先にかけて優しく「ギュッ、ギュッ」と言うように軽く握りながら水分を取っていきます。

この時、両手で挟むようにしても良いです。

髪の長い場合は下を向きながらやってあげるとやりやすいですよ♡

 

タオルドライは頭皮から

まずは頭皮部分からタオルドライをしていきます。

頭皮のタオルドライのコツは、優しく揉むように行うことです。

頭皮をこするようにタオルドライをすると、頭皮を刺激しやすく、皮膚の乾燥に繋がります。

頭皮が乾燥しやすくなると、余計に皮脂を分泌しやすくなる場合もありますので、ゴシゴシと擦るのではなく、優しく揉むように行うことが大切です。

 

また襟足部分は乾きにくく、タオルドライも甘くなりやすい部分です。

忘れずに襟足部分もタオルドライしておきましょう。

 

中間、毛先のタオルドライ

次に中間、毛先部分をタオルドライしていきます。

先ほども触れておりますが、髪の毛は濡れている状態が非常が弱いです。

この状態の時に、摩擦を加えると非常にダメージが重なっていくことを覚えておきましょう。

 

髪の中間部分から毛先をタオルで包むような状態にします。

両手で優しく握るようにするか、軽くポンポンと叩くようにして、タオルに水分を吸わせていきましょう。

間違っても擦ったり、バシバシと叩いたりしないように気を付けてください!

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水分が出なくなったらOK

タオルドライはどれくらいやったらいいのか、疑問に思っている人もいるかもしれませんが、水分がほとんど出なくなったらOKです。

実は髪の毛の太い方はタオルドライもしやすく、頭皮もタオルドライで乾きやすい傾向があります。

反対に、髪の細いめの方が実は乾きにくかったりしますので、個人差はありますが、ある程度水分が取れるところまではタオルドライするようにしましょう。

ある程度水分を取ったら、くしを髪に通してみて、水が出ないようであればタオルドライの終了です。

 

タオルドライ後のドライヤーのかけ方

折角なので、タオルドライ後の正しいドライヤーのかけ方についても少しご紹介します。

流さないトリートメント剤をつける

タオルドライが終わったら、毛先中心に流さないトリートメント剤をつけていきます。

これは非常におススメです。

流さないトリートメント剤を付けてから、軽くコームなどで髪を梳かすようにするだけで、全体にトリートメントの効果が馴染みます。

オイルタイプやクリームタイプがありますが、髪質やダメージに合わせて使ってください。

トリートメント剤をつけることで、髪の保湿やツヤも出やすくなり、ドライヤーの熱から髪を守ることもできます。

 

髪の根元から乾かす

髪は必ず根元から乾かしてください。

髪の根元が乾いていないと、ボリューム感が出づらく、仕上がりのバランスが悪くなります。

また頭皮が甘乾きのままですと、雑菌が繁殖しやすく、不衛生でもありますので、乾かす時は髪の根元から乾かすようにしましょう。

 

根元の乾かし方は、まず髪を持ち上げるようにして根元に隙間を作ってドライヤーを当ててください。

少し乾いて髪の毛が動くようになってきたら、頭皮をさするように優しく乾かしましょう。

頭皮に指をあてて左右に揺らしながら、ドライヤーの風を当てていきます。

根元が完全に乾くまでは、ドライヤーを全体に移動させながらしっかり行いましょう。

 

全体を乾かす

根元が乾いたら、髪を乾かしていきます。

ストレートの方は、指を通しながら風を当てて、一か所に当てすぎないように注意しながら乾かしていきましょう。

9割ほど乾いた時点で、ドライヤーの風を根元から毛先に向かって当てるようにすると、キューティクルが整うのでツヤが出やすくなります。

 

パーマの方は、下から風を当てるようにして、空気を含ませるように乾かします。

7割程度乾いたら、髪の毛を手のひらで軽く握るように、スタイリングするようにドライヤーの風を当てていきます。

 

また襟足や耳から後ろの部分の髪は量が多いので、乾き残しの無いように注意してください。

 

【まとめ】

・タオルドライのコツ

・ゴシゴシ擦らない

・頭皮から揉むようにする

・髪の毛は握るように優しく

髪の毛は濡れていとデリケートな状態なので、扱いには注意してください。

ダメージが重なりやすい状態だと言うことを理解しておきましょう。

また、乾かす前は流さないトリートメントを使うようにすると、髪の毛のまとまり、ツヤ、保湿などをしてくれます。

タオルドライは美髪への一歩ですので、侮らないように優しく行いましょうね♡

 

今回は「タオルドライの正しいやり方!美髪はここからスタート!」をテーマにタオルドライのやり方を解説していきました。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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