縮毛矯正を自宅で何とかできないものか?
と言った、疑問をたまに聞くので、私のおススメするストレートアイロンをいくつか紹介してみようと思います。
ただし、縮毛矯正と言う技術自体が、非常に難しい技術であり、美容室のメニューの中ではブリーチと同じくらいのダメージを伴う施術となりますので、十分にご理解いただいて使用してください。
関連記事:縮毛矯正のデメリットとは?
【縮毛矯正】現役美容師のおすすめアイロン厳選5種!
選ぶにあたり重要なポイントを3点挙げておきます。
①アイロンの最高温度
②ワット数
③プレートの挟み具合
この3点です。
もちろん、その他にも「金額」や「コードの長さ」、「持ちやすさ」など、気になる方もいるとは思いますが、その3点に関しては思い切って外しております。
それよりもシンプルに、「縮毛矯正をしっかり出来るかどうか」がポイントです。
基本的にすべてプロ用です。
①温度
温度はもちろん縮毛矯正をするにあたり180度は必要です。
設定温度までしっかり上がるのかどうか。
温度のブレは無いか。
がポイントになります。
②ワット数
ワット数が小さいと施術中に温度が下がりやすいです。
ワット数は車で言うエンジンです。
小さいワット数で高温を出し続けるのは大変なのです。
縮毛矯正のアイロン操作を1発で決めたいので、ワット数の大きい方が良いでしょう。
もちろんワット数の小さいアイロンで高温を出し続けると故障しやすいです。
軽自動車で100kmで走っているのと同じですね。
基本的にアイロンのワット数は大きい方が、高温を出しても故障に繋がりにくいです。
③プレートの挟み具合
プレートの挟み具合は忘れがちですが、とても重要です。
基本的に高いものはピタッとなります。
カパカパして圧力のかからないものは論外です。
スタイリングで使う分には多少、かみ合わせが悪くても良いかと思いますが、縮毛矯正となるとなるべく1発で施術を決めたいので、この挟み具合が非常に重要になります。
この3点を重要視して選んでおります。
しっかりフィットしたプレートで、しっかり挟んで伸ばすのが縮毛矯正です。
もし安い方が良い方や、スタイリングにアイロンを使いたい方は、これらじゃなくもっと簡易的なものはあるので、そちらが良いでしょう。
それでは紹介していきます。
【アドスト プレミアム DS2 FDS2-25】
アイロンの王道「アドスト」の基本アイロンです。
プレートの「溝」がアイロン時の蒸気をコントロールしてくれます。
最高温度180度、150W、コードは2.6m。
金額が30000円ほどしますが、スペックは完璧です。
縮毛矯正をしっかりコントロースしたいのであれば、これくらいは欠かせません。
もちろん通常のスタイリングにも問題ありません。
60度~180度まで温度設定できますが、スタイリングの場合も160度か180度で良いでしょう。
ワット数も大きいので温度のブレ、耐久性も問題ありません。
基本的にはこの商品を基準に紹介していきます。
お店でも使っていますが、全く問題ありません。
10年間故障なし。
もちろん落としたり、つけっぱなしにしたりはありませんが、日々使っているので、おそらく皆さんよりは過酷な状況だと思います。
【アドスト プレミアム DS SLIM】
アドストのスリムバージョン。
プレート幅が6mmほど狭くなって、ショートヘアの方でも使いやすくなっています。
その他の基本スペックは同じです。
ショートヘアはもちろん、ボブヘアの首回りにおススメです。
どうしても、基本のプレート幅だと質感がジャキっとなりがちですが、スリムだと柔らかさが出しやすいです。
金額的に26000円ほどなので、ショートの方や、メンズにもおススメです。
クセの強い方も、根元付近から伸ばしやすいので、縮毛矯正にこだわりのある方は使ってみてください。
プレートの挟み具合も、温度のブレも無く、安定した一本です。
【ヘアアイロン ストレート 38mm アドスト プレミアム ワイド DS フラットアイロン バイコートS 】
ヘアアイロン ストレート 38mm アドスト プレミアム ワイド DS フラットアイロン バイコートS ハッコー
アドストアイロンのワイドです。
プレートが38mmで基本プレートの倍近くあります。
こちらは「ロング用」です。
髪の長い方が多い場合は、プレスに時間がかかるので、ワイドサイズが良いでしょう。
こちらも基本スペックは一緒です。
スタイリングに使うにしても、ロングの方はプレートの広い方が使いやすく、時間もかなり早く終わるのでおススメです。
ルベル プライア SS ストレートアイロン PLIA SS STRAIGHT IRON
ルベル プライア SS ストレートアイロン PLIA SS STRAIGHT IRON
ルベル「プライヤ」アイロン。
こちらも美容室のアイロン市場では、アドストと共に人気のアイロンです。
同じくプレートにある溝が蒸気をコントロールしてくれます。
プレートの噛み具合も最適で、引っかからずしっかり伸ばしてくれます。
ワット数も150W、プレートサイズも25×90でほぼ基本のアドストと同じですが、コードの長さが3.4mでアドストよりも50cmほど長くなります。
やはりコードが長いと、不意にどこかに引っかかったりすることは無いので、火傷などの事故を防ぐことが出来ると思います。
個人的にプレートの挟み具合は「プライヤ」の方が、ピタッとする感じがします。
個人の持ち方かもしれませんが、私には合ってます。
こちらも営業で使用しており、今のところ故障しておりません。
関連記事:縮毛矯正後のシャンプーはいつから?当日はダメなの?
と、ここまでは現在お店で使用しているアイロンを紹介しました。
やはり実際に使っていると紹介しやすいですからね。
次に紹介するのは、以前使っていた商品で、上の4つよりもネット上だと半額くらいになっているので、「さすがに3万は出せないけど、何かいいのないの?」と言う方におススメ♡
テスコム ヘアーアイロン
ドライヤーで有名な「Nobby」のアイロン。
本来3万円以上しますが、ネットだと16000円ほどなので非常にお買い得です!
「Nobby」は美容室のドライヤー市場をかなり占めてるので、アイロンも良い商品です。
基本スペックもアドスト、プライヤと変わらず、プレートも25×90で、最高温度は200度まで上がります。(180度で十分ではありますが。)
アイロンを探していた方は絶対に今がお買い得です。
ぜひぜひおススメ!
美容師でプロの方も一度使ってみるのもおススメです。
道具は使ってみてどれが合うか分かりませんからね。
現場では取引ディーラーとの関係もあるので、取引しやすいのを使うのも関係上ありますが、一般の方はこの辺りが現実的に(金額的)おススメかと思います。
間違いなくスペックは同じ仕様です。
【まとめ】
縮毛矯正用おススメアイロン5選です。
大切なのは「温度」「ワット数」「プレート」です。
その他でしたら、コードが長い方が使いやすいかと思います。
プロ用の紹介なので少々高めのお値段ですが、下手に安いのを買うよりはしっかりしたものを長く使う方が、髪の毛にもお財布にも優しいですよ。
もちろん縮毛矯正ではなく、普段のスタイリングにも問題なく使えるので(むしろ使いやすいでしょう)おススメです。
今回は「【縮毛矯正】現役美容師のおすすめアイロン厳選5種!」でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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