ブリーチしたいけど・・・断られる。どうすれば良い?何か方法はあるのでしょうか?

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一生に一度はブリーチをしてみたいけど、美容師さんに断られる・・・

どういうこと?

今回は「ブリーチしたいけど・・・断られる。どうすれば良い?」をテーマにして、美容師歴20年以上、現在はオーナー兼現役美容師の私が、ブリーチを断る美容師の心理について解説してみたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

【ブリーチしたいけど・・・断られる。どうすれば良い?】

高校卒業や就職先が決まると同時に、いよいよもって「ブリーチしたい!」と言う気持ちが湧いてくる方も多いのではないでしょうか?

大人になってからじゃ、ブリーチ出来る機会は限られてくるので「今のうちに!」と言う気持ちも十分理解できます。

しかし・・・断ることもあるのです。

ご存じない方もいるかと思いますので、いざその時の為に解説していきたいと思います。

・痛み過ぎ・・・

痛み過ぎの場合は断ります。

当たり前ですよね。

ブリーチは美容室のメニューの中で1番ダメージの高いメニューです。

すでに傷んでいる髪の毛にブリーチをした場合、毛先がぐしゃぐしゃになります。。。

ところで痛み過ぎってどれくらいなの?と言う疑問になりますよね。

特に気になるのはパーマの繰り返しです。

パーマを繰り返している髪の毛は、内部の繋がり(結合)が離れてしまっている場合が多いので、そこにブリーチをすると簡単に枝毛になります。

かなり危険です。

通常のカラーリングを繰り返している場合→OK

パーマを何度も繰り返している(1年間で3回以上)→NG

過去に黒染めとブリーチを繰り返している→NG

ダメージ具合を分かりやすく説明するとこんな感じです。

ブリーチはどんなに髪の毛を保護して施術しても痛みます。

ですので、元の状態が痛んでいないことがキレイにブリーチをする条件になるし、特にパーマとの相性が悪いのでご注意ください!

ブリーチをした髪はパーマをかけれない!?かけられる!?どっち? | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

・元々の髪質の問題・・・

髪質の問題もあります。

元々の髪質の問題ですので、出来るだけこちらとしては断りたくない気持ちもあるのですが、クセが強い場合は判断に迷います。

この場合のクセが強いと言うのは、いわゆるゴワゴワの髪質です。

ゴワゴワの場合はただでさえ広がっているのに、ブリーチのダメージで更に広がったり、枝毛だらけになったり、痛みだけが目立つ仕上がりになりやすいのです。

ただ広がった金髪です。。。

たぶん、普通にパーマなどで痛んでいれば仕方ないかなと自分でも諦めつくのだと思いますが、元々の髪質の問題となると諦めきれないですよね。。。

これに関しては、美容師でも判断の割れるところだと思うのですが、ブリーチを避けて、縮毛矯正で髪の仕上がりをキレイに保ち、通常のカラーで楽しむのか、ブリーチ一発やって後は本人がどう思うのか・・・(口で説明しても実際にやってみないと分からないこともあるので・・・)

言えることは、ゴワゴワのくせ毛の場合はブリーチをすると広がるし痛むと言うことです。

いっそのこと黒人さんくらいクセが強い方が、ブリーチをしてそれ自体を個性として楽しむ方が楽かもしれません。

・縮毛矯正をしてる・・・

先ほども少し触れてますが、ブリーチをしたら縮毛矯正は止めておきましょう。

もちろん「酸性縮毛矯正」と言って、通常の縮毛矯正とは違うのもあるのですが、やはり技術の難易度が高いのでリスクも付きまといます。

出来ないことは無いけど、そこまでリスクを承知でブリーチをやるのかどうか?

これも美容師によって判断が難しくなりますね。

覚えておいて欲しいのは、縮毛矯正とブリーチは美容室のメニューの中で1番ダメージのあるメニューだと言うことです。

縮毛矯正毛はブリーチが出来るのか? | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

【ブリーチ髪まとめ】色落ちからダメージ、ブリーチなしで出来る色まで解説! | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

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【ブリーチを断る美容師の心理とは?】

ところで美容師側もただ断っているわけではないのです。

こちらの心境としては・・・

「やってあげたいけどリスクは取れないな・・・」と言う気持ちです。

もしくは「ボロボロになったら責任取れないな・・・」と言う気持ち。

髪の毛は死滅細胞と言って、一度ダメになったら元には戻りません。

【髪の毛は死滅細胞】って何のこと?知れば納得、髪のこと。 | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

ですので、出来る限り痛まないように技術をやる必要があります。(当たり前ではありますが)

ブリーチのようなハイダメージの施術はより慎重になります。

めんどくさいくて断っているわけではなく、ブリーチをしてじりじりになってしまったらだめなのでリスクのある場合は仕方なくお断りします。

こちらの心理としても非常に残念ではあるのです。

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【それでも一度はブリーチをやってみたい!】

それでも、どうしても、ブリーチするなら今しかない!

と言う方はこれならどうでしょう?

・痛んでいる部分を切る!

痛んでいれば切るのが一番です。

切ってしまえば問題ありません(笑)

パーマをかけているならその部分を切る。

縮毛矯正をしていた場合もその部分を切る。

切ってしまえば、残るのは健康な部分ですので問題ありません。

髪の毛が広がりやすいくせ毛の場合も似てます。

広がりやすい毛質の方の場合、急いでいる時に結びたいという希望が多いので長さを残す場合が多いのではないでしょうか?

その状態でブリーチをすると余計に広がります。

しかし、広がりそうな部分(傷みやすい部分)は切ってしまう!

その場合は、バッサリ肩上のショートスタイルにしてブリーチをすると良いでしょう!

実は私はこれが一番のおススメです♡

くせ毛の場合、ショートにしてしまった方が広がりを抑えることが出来る場合が多いのです。

もしくはその広がりをデザインとして活用できる場合が多いので、ショートにしてからブリーチすれば全く問題ありませんよ♡

・ダメージ覚悟でブリーチ!

これは勝負です。

こちらも出来る限りのことをしますが、物事に絶対はありません。

ダメだった時は切ることも踏まえながら、ダメージ覚悟でやってみる。

でも、やはりうまく行かないことが多いですよ。

結局カットすることが多いです。

この場合、うまく行っても広がらなかったりするだけで、スタイリングする時はアイロンでの仕上げが必須になります。

ブリーチして後はほったらかし・・・そんなに世の中上手くは行きません(笑)

自分でスタイリングする時に、アイロンやコテを使ってスタイリングする覚悟でやらないと、ブリーチは出来ませんし、ダメージが大きい場合は特にです。

最近はSNSでハイトーンのカラーを良く見ますが、ほぼ100%アイロン仕上げです。

その辺を踏まえて、ブリーチを楽しめると良いですね♡

【まとめ】

ブリーチを断るのは、やはりダメージ具合によります。

お客さんと同じく、断る美容師側も残念、無念な気持ちです。

もしそれでもブリーチをしたい!と言う場合は、ダメージ部分を切るか、ダメだった時は切ることを前提にする事です。

私個人はショートヘアも好きなので、ショートでブリーチがおススメですけどね♡

 

今回は「ブリーチしたいけど・・・断られる。どうすれば良い?」をテーマに解説してみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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