縮毛矯正毛はブリーチが出来るのか?

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ブリーチをして髪を明るくしたい!

もっと派手なカラーリングを楽しみたい!

若い時は沢山のヘアスタイルやヘアカラーを楽しみたいですよね♡

しかし、縮毛矯正をした髪の毛はブリーチ出来るのでしょうか?

くせ毛だから縮毛矯正は外せないし・・・

 

今回は、縮毛矯正をしているけどブリーチを楽しみたい方に向けて「縮毛矯正毛はブリーチが出来るのか?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、解説していきたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

【縮毛矯正毛はブリーチが出来るのか?】

 

「出来ません」

ごめんなさい。初めからこんな感じですが・・・汗

基本的に、縮毛矯正とブリーチを同時、または過去に履歴のある状態での施術はおススメしません。

もちろんくせ毛の方の場合、縮毛矯正が第一でしょう。毎朝のスタイリングでくせ毛を直すのも大変ですし、雨のたびに憂鬱になるのも困ります。

ですのでこの場合、縮毛矯正と同時か、以前に縮毛矯正をしている場合になります。

いつも同じカラーリングや明るさだと飽きちゃうし、たまには冒険したカラーリングをしたい気持ちも分かります。

しかし、ブリーチと縮毛矯正は美容室のメニューの中で1、2を争うダメージの施術です。1、2のダメージのあるメニューを同じ個所に重ねるリスクは非常に大きいです。

失敗すると一回でダメになります。

そうなるとやはり縮毛矯正の仕上がりが大切になりますよね?

ですので、基本的に「縮毛矯正とブリーチは一緒にしてはいけません」

でもさ・・・

こんなのもやってみたいし・・・

こんなのにも興味ある・・・

1回くらい、やってみたいな・・・

ベージュのカラーが憧れ・・・

気持ちは分かります♡オシャレだもんね♡

ですので、ここからはどういう時が可能か?を付け加えて説明していきたいと思います。

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【縮毛矯正とブリーチが可能な場合ってどんな時?】

縮毛矯正と同時、もしくは施術履歴のある場所にブリーチをする場合どんな状況であれば可能になるか解説したいと思います。

可能でも非常にシリアスな施術となりますので、基本としては「無理にやらないことが大切」ですのでお忘れなく。

また、過去の縮毛矯正を他店でやっていたりすると、どういう状況か分からないので特に断ることになります。

シリアスな技術ほど、自分で管理した状態でやるものですのでそのあたりは理解していただけると助かりますし、お客さんも失敗がなく安心だと思います。

・髪の毛の状態は?

①髪の長さ

まず当たり前ですが、せいぜい胸にかかるくらいの長さにしましょう。

可能なら、出来れば肩くらいかそれより上が良いです。

長いだけでも日々のシャンプーやドライヤー、紫外線などで髪の毛は傷みます。その上縮毛矯正をしているのですから、鎖骨くらいか、せいぜいそれよりも少し下くらいにしましょう。

縮毛矯正をしている方で多いのが、長い方が伸びた時落ち着くからと言って、ロングの方が多いです。それ自体は間違っていませんのでロングでも良いと思いますが、キレイな状態をキープしたい場合はカットした方が良いし、ましてやブリーチをするのであれば、間違いなくカットした方が安全です。

毛先がある程度揃うくらいまでは切るようにしましょう。

②指の引っ掛かり

次に、指を通した時に引っかかるかどうか。

引っかかると言うことは、枝毛の可能性があると言うことです。

枝毛と言うのは、すでに髪の毛の内部が崩壊している状態です。その状態にブリーチをするのはそもそも無謀です。縮毛矯正をしていない方でも、引っ掛かりが多い場合はブリーチは止めるか、引っかからないところまでカットしましょう。

無理して挑んだところで・・・再起不能になます。。。汗

関連記事:枝毛とは?原因は何?対策はあるの!? 

③濡れた状態でのハリコシ

そして、一番大切なのが、濡れている時にハリコシがあるかどうかです。

3つの条件の中で1番大切です。

これは美容師の判断力になりますが、濡れている時に「グニャグニャ」だったり「テロン」とする場合は無理です。明るくなりますが傷んで終わりです。

濡れている状態で、ある程度ハリコシがあるのが条件です。

この3つが揃っている場合は可能になります。

条件は細かく言うと他にもありますが、大体この3つが大丈夫であれば、後は美容師の技術力と判断力です。

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・施術の順番は?

上の3つの条件を満たしていることを前提に進めます。

①今までに縮毛矯正をしている場合

ブリーチを先にします。あくまでも私はそうします。

おそらくまっさらの地毛の状態(くせ毛)から同時にする事はほとんどないでしょう。(その場合は下で解説しています。)

根元以外はすでに縮毛矯正をしている状態でしょう。ですので、毛先のダメージをカバーしながら先に根元から中間までをブリーチします。

そして抜け具合を見て毛先もブリーチに移行します。

この時、コーミングなどでなるべくダメージを重ねたくないのと、減力の目的でウェット(濡らした状態)にしてから毛先にブリーチを塗布します。

 

先にブリーチをするメリットしては、根元のくせが伸びやすくなります。

ブリーチをしてダメージを加えるので、弱残性の薬剤でもくせが伸びやすくなります。またすでに縮毛矯正をしている部分に関しては、後でも先でも同じですが、もしブリーチにより少し毛羽立った場合になっても、後に縮毛矯正をしてアイロンを通すことで毛羽立ちを納めたい考えもあります。

毛先に縮毛矯正の薬剤は付けませんが、流す時に多少なりともつくもので、それによって馴染ませる目的です。

 

②全くの地毛からの場合

この場合もブリーチからやります。

やはり、この後の縮毛矯正の薬剤の強さでコントロールできるので、先にブリーチします。しかし、当然ですが、必要以上にブリーチをしないように、カウンセリングでここまではOK、これ以上はダメと言うように明るさの線引きはします。

あくまでもダメージの大きい2つの技術ですので、美容師の判断で線引きは必要です。何でもかんでもありではありません。

また通常のカラーリングであれば、色落ちの関係があるので先に縮毛矯正ですが、今回はブリーチなので、通常のカラーリングの場合とは変わります。

 

基本的には、ブリーチで終わることは無く、その後に何かしらのカラーリングをして色を完成させるはずです。

目的のカラーリングがブリーチをしないと出来ないからブリーチをするわけですで、ただ単にブリーチをするのであれば止めた方が良いです・・・。

ですので順番としては、「ブリーチ」→「縮毛矯正」→「目的のカラーリング」と言った順番となります。

ちなみにこの場合、かなりの時間を要します・・・。

おそらく6時間くらいでしょう。時間に余裕を持って予約、行動してください。

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【まとめ】

基本的には縮毛矯正ブリーチを同時に、または施術履歴のある状態でやるものではありません。

ダメージの大きい2つの施術を同じ個所にやるには非常にリスクがあります。

しかし、若い時は特にいろいろ遊んでみたいものです♡

その場合はこの3つが大事です。

①髪の長さ②引っ掛かりがあるか③濡れた状態のハリコシ

特に③は非常に大切です。よく覚えておきましょう。

また同時にやる場合の多くはブリーチが先になります。その後の縮毛矯正でくせが伸ばしやすくなるのと、毛羽立ちを抑える目的で後に縮毛矯正をします。

あくまでも3つの条件をクリア出来れば、ブリーチも含めた色々なカラーリングも楽しめるのでぜひ日々のケアも大切にして、普段から負担の無いような生活を心がけてくださいね!

沢山のハッピーなヘアカラーを楽しめることを祈っております。

 

今回は「縮毛矯正毛はブリーチが出来るのか?」をテーマにして解説していきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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