ヘアマニキュアを使った、鮮やかなポイントカラーをご存じでしょうか?
若い世代を中心に、ヘアマニキュアの赤や黄色や青などの原色に近い鮮やかなカラーを、サイドの内側や襟足、毛先などに使って様々なヘアカラーを楽しんでいます。
今回は「【ヘアマニキュア】やっぱり目立ちたい!おススメスタイル20選♡」と題して、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、ヘアマニキュアを使った可愛いヘアカラーのスタイルを紹介いたします。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【ヘアマニキュア】やっぱり目立ちたい!おススメスタイル20選♡
①ブルーグラデーション
スゴイ可愛いですよね♡
パッツンボブをベースにして、毛先の7cmくらいを1度ブリーチをして明るくしております。
その後、ブルーの他にグリーンやブルーパープルも少々混ぜ合わせながら重ねております。
黒髪からのブルーグラデーション。すごくオシャレです♡
※ブルー系のヘアマニキュアをキレイに見せるには最低でも15トーン以上の明るさのベースが必要です。これが基準の考え方です。
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②インナーブルー
サイドの内側(コメカミ部分より下)を根元を3cm程度残してブリーチ。
その後、ブルーのヘアマニキュアを重ねております。
こういったインナーカラーの場合、ブリーチを根元ギリギリからやるとわざとらしくなり、少しダサくなります。
やや根元を残すことで(黒いまま)、自然な仕上がりのグラデーションになりますので、根元の馴染ませに気を付けてください。
③毛先のグリーン
グリーンをすごくきれいに見せています。オシャレ♡
グリーンと言う色味は、濁ったり、または派手になり過ぎて孔雀みたいになったりと、中々難しい色味です。
が、黒髪と上手にマッチしていて非常にオシャレ♡
グリーンをキレイに見せるには、やはりベースの明るさは最低でも15レベルは必要です。ブルーやグリーンは暗く見える色味なので、中途半端なベースの明るさだとただ暗くなってしまうので注意してください。
④襟足ブルーパープル
パープル系の色は、少し間違うとヤンキーのようなりやすく難しいですが、オシャレに仕上げております。毛先のカール感がより色味のオシャレ感を引き立てていますよね。
こういった色味は黒髪との相性が良いですね♡参考にしましょう。
⑤サイドインナーブルー
チラッと見えるブルーが素敵です。
ちょっとしたカラーリングを加えるだけで、一気にオシャレになりますね。
これも同じく、15レベル以上はベースを明るくしないとただ暗くなるので、シンプルでオシャレですが、手間はかかっております!
これくらいチラッとしたカラーはこれから人気が出ますね♡
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⑥グリーングラデーション
グリーン。
髪の毛に使うには難しい色味ですが、抜群にカッコよく仕上がっております。
・染める前の状態がこちら
かなり高明度にハイライトが入っていて、この状態でもカッコいいですよね。
グリーンなどの寒色系はとにかくベースの明るさが大事です。
ここにグリーンを重ねて、人とは一味違ったヘアカラーを楽しんでいます。
私もグリーンにしようかな♡
次からはレッド系
⑦ショート+レッド
ショートスタイルとレッドは相性が良いです。
長いとビジュアル系に見えがちですが、ショートだとクールでカッコいいですね。
ポイントはやはり、根元をルーズに少し残すことです。
根元からブリーチしてヘアマニキュアを重ねると、カツラみたいになります。それこそビジュアル系みたいになります。
根元を少し空けてブリーチすることで、自然に馴染み味のあるカラーの完成です。
⑧おかっぱ+レッド
同じくショートスタイルですが、クラシックボブなので、レッドでも少しレトロ感があります。これくらいのレッドだと12レベルのベースで作ることが出来ます。
レッドは15レベルまでベースの明るさを上げなくても出来るのも魅力ですよね。12レベルくらいあれば、幅広くレッドは楽しめます♡参考までに。
⑨インナーパープル
抜群にオシャレです。
ベースを13レベルくらいまでは上げないと出来ないですが、パープルはこれから人気出ますよ。おススメカラーです。
ツヤ感あって、上品だけど、妖艶な雰囲気の色味は黒髪にも合わせやすいし、茶色でも合わせやすく、一般的なスタイルにも十分対応できます。
⑩サイドパープル
こちらもパープル。
一般的なスタイルですが、オシャレが光りますよね!
こういった奇抜なスタイルじゃなくても、インナーカラーを楽しめるのもパープルの魅力です。上品に見えますからね♡
12トーンくらいのベースがあれば出来るので、ヘアマニキュアが色落ちした後でも変に金髪にならずに済みます。
こんな感じのインナーカラーならどんどんチャレンジしたいですね。
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⑪ヘアマニキュアアレンジ♡
適当おだんごスタイル。
何でもない、適当なおだんごスタイルですが、毛先をヘアマニキュアで色付けしてあるだけで印象が随分変わります。
下ろしていてもお洒落だし、アレンジの時にまた違った印象になるのもインナーカラーの良いところです。参考にしましょう♡
⑫インナーカラー
レッドのインナーカラー。
ポイントは先ほどから出ている通りで、ベースを明るくするときに、根元ギリギリからやらないこと。
馴染ませるからお洒落だし、サイドは正面からも見えるので、根元が馴染んでいないと変に感じます。
こちらも12レベルのベースにレッドを重ねると完成。
⑬イエロー!
難しいイエローをおしゃれに使いこなしています。素晴らしい♡
色の入り具合も派手過ぎないし、淡くなりすぎていないので、色味を感じつつ下品にならないギリギリのバランスです。
イエローを上手に出すには、15レベルは必要になります。
茶色が残っていると、イエローはキレイに出ないので、覚悟しましょう(笑)
⑭インナーイエロー
こちらもイエロー上手に使いこなしています。混ぜ合わせも自然で、うまいですね。
上に重ねているベースの茶色もイエローベースの茶色なので色の馴染みもしっかり考えられたヘアカラーですね。
⑮ユニコーンカラー
沢山の色味を使って虹のような仕上がりです。
ベースは17トーンは必須。かなり明るいベースが必要です。
色が抜けたら、ホワイトになります。
⑯ユニコーンカラー
淡いユニコーン。
ベースが高明度なのでこれくらい淡い仕上がりだとキレイですが、10日ほどで目立たなくなるでしょう。
それを踏まえて、色味の濃さを相談するのが良いと思います。
⑰ユニコーンアレンジ
鮮やかですね。
同じくベースは17レベルの明るさが必要になります。
⑱ユニコーンアレンジ
染物の様ですよね。
沢山の色味が混ざり合って出来る髪の毛の芸術です。
私の住んでいる地域にいたらビックリですが、東京だといるでしょうね!
それでも目立つこと間違いなしです!
退色後はホワイトの状態になります。
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⑲インナーカラーベース
ここからは、ヘアマニキュアを重ねる前のベースを作った状態の紹介です。
こんな感じにインナーを明るく抜いてから色を重ねていきます。
この状態でも十分オシャレですが、ここにヘアマニキュアを重ねることで、鮮やかな仕上がりと自分だけのカラーになります。
どれくらい、どの場所にベースを入れれば良いのかの参考になれば。
サイドのみの場合。
このままでも十分オシャレですね。
こちらも色を抜いただけの状態です。
サイドの内側と後頭部付近も色を抜いてます。
寒色系のヘアマニキュアを重ねる前のベースは、1度このような状態になります。最低でもこれくらいは明るくしないと色がキレイに入りにくいです。
その後にヘアマニキュアを重ねて鮮やかな色味にするんですね♡
また退色した後は同じように戻ります。
⑳黄緑ロック
最後に黄緑ロック。
ジャストに染め上がるよりも、雑っぽさがロックな感じがします。
こちらもベースは16レベルは必要です。可能なら17レベルだとキレイになります。
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【まとめ】
好みのカラーは見つかりましたか?
インナーカラーやポイントカラーは「ベース」の明るさが大切で、レッド系は10~12レベルくらいから楽しむことも出来ますし、ブルー、グリーン系になると15レベルは必要となります。
チラッと見えるカラーがオシャレだし、アレンジをしても人とは少し違ったカラーを楽しめると思います。
やりたい色味とベースの明るさを見極めて、ヘアマニキュアを楽しめると良いですね♡
今回は「【ヘアマニキュア】やっぱり目立ちたい!おススメスタイル♡」をテーマにして解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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