トリートメントをしながら、髪が染まると噂の「カラーバター」。
鮮やかに染まるとあって、若い世代を中心に人気ですよね。
聞いたことはあるけど、実際のところ良く分からないと言う方のために、今回は「【カラーバターとは?】使い方や色落ちはどうなの?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、「カラーバターってどうなの?」と言う方に向けて、「カラーバターの使い方」、「色落ち具合」も一緒に解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【カラーバターとはいったい何者?】
カラーバターと言うのは、簡単に説明すると、「カラートリートメント」です。
カラーリングをしながらトリートメントも出来る優れもの。
仕上がりも、鮮やかな色味を表現できるとあって若い世代には人気です。
目を引くアクセントカラーですが、ダメージはゼロ。
むしろトリートメント効果があるのでツルツルです。
主成分のおよそ90%がトリートメントで出来ています。
塩基性カラーとトリートメントで作られたカラートリートメントとなります。
Amazon エンシェールズ クリップジョイント カラーバター アッシュミルクティー 200g トリートメント 2160円
トリートメントなので、他の色味と混ぜて使うことも出来ます。
例えば、青と黄色を混ぜると黄緑になるし、ピンクに少し赤を混ぜると、赤みの強いピンクになります。
店で使う時は大概混ぜて使うことが多いです。
ドンピシャな色なら良いですが、中々そうはいきませんからね。
絵の具を混ぜるような感覚で問題ないですが、混ぜる場合は作る量を考えなくてはいけません。
毛先だけのように、少量で済むなら良いですが、全体を染める時に混ぜた分量を覚えていないと途中で無くなった時に色が変わってしまいます。
そうなると途中から違った色になるので、ご注意ください。(笑)
また染めたい色を作っている時は少量ずつ混ぜて、ティッシュに少しとって色を確認すると良いですよ。
白いものなら何でも良いですが、どれくらいの濃さの仕上がりか確認できますのでおススメです。
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【実際にカラーバターを使ってみよう!】
・ブリーチなしでも大丈夫?
ベースは金髪が基本です。
カラーバターはダメージ毛じゃないと染まりません。
健康な髪の毛に使っても染まらないので、自分で使う場合も、ダメージしている髪の毛、ブリーチしている髪の毛に使用します。
10レベル程度のブラウンがベースでも良いですが、その場合はマニキュアを使った方が、染まりあがりも鮮やかで持ちも良いです。
カラーバターは色の染まる力が非常に弱いので、ほどほどのブラウンに使ったとしても、色の入りも悪く、色持ちも悪くなります。
カラーバターを使う場合は「ベースは金髪(13レベル以上)」がおススメです。
繰り返しですが、ブリーチをせずに鮮やかに色を重ねたい場合は、マニキュアやその他の塩基性カラーを使った方が良いです。
①髪の毛を濡らす。
しっかりと全体の髪の毛を濡らして、よくタオルドライしてください。
濡らす理由は単純に塗布しやすいからです。
濡れている方が、カラー剤が伸びやすく馴染みやすいので、ムラになりにくいです。
カラーバターの使用量も減らせるので、濡らしてから始めましょう。
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②染めたい部分にカラーバターを塗布♡
自分が染めたい部分にどんどん塗布していきます。
加温できるなら15分~20分。
自然放置であれば、20分~30分ほどが目安となります。
加温しなくても染まるのですが、加温することでキューティクルが開いてその間に浸透しやすくなります。
③洗い流す
所定の時間を置いたら流すだけ。
一気に流しましょう。
のんびり流してると、手や頭皮に付きますのでご注意ください。
もっとも、付いたとしても落ちますのでご安心を。
カラーバターは頭皮や手に付いても落ちやすいのも特徴で、使い勝手の良い商品と言えます。
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【カラーバターの色落ちはどうなるの?】
カラーバターは簡単に染まる分、落ちやすいのも特徴です。
カラーバターはブリーチしてある髪に使用します。
ブリーチした髪の毛と言うのは、通常のカラー(アルカリカラー)で染めても色落ちが早いです。
ましてや淡い色味で染めるとなるとホントにすぐに色落ちします。4、5日程度です・・・早いですよね。
ですので、ブリーチしている髪の毛に使うカラーバターは2週間程度で退色すると考えましょう。
ただし、カラーバターはダメージはありませんので、薄くなってきたらすぐにまた重ねることが出来るし、すぐに退色するので、カラーチェンジの時も邪魔にならなくて良いメリットもあります。
それくらいで落ちるなら、もともと濃いめに染めても良いでしょうし、色落ちを楽しむのもブリーチオンカラーの楽しみの一つですね。
また、すぐに退色するのが気になる方にはカラーシャンプーと言って、シャンプーする時に使うと色の補正をしてくれるシャンプーもあります。
Amazon ナプラ N. エヌドット カラーシャンプー Pu パープル 320ml
これらムラサキ系のシャンプーはとりわけ、ハイトーンのヘアカラーに向いており、退色してきた時に使うと、仕上がりがホワイト系になって、全体を馴染ませてくれると思います。
また、赤系のカラーの場合は赤系のカラーシャンプーもありますので、色味によって変えてください。
ちなみに15レベルくらいまでベースが抜けている場合は、カラーシャンプーだけでも染まるので、試してみるのも面白いですよ♡
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【まとめ】
カラーバターの特徴や使い方、色持ちは分かりましたか。
鮮やかな色味を表現でき、使い勝手も良いことからこれからはやること間違いなしです。
基本的な特徴は「トリートメントカラーである」「ダメージ部分に良く染まる」「色落ちは早め」この3点です。
それぞれの特徴を理解して、どんどん使って、ヘアカラーを楽しんでもらいたいですね♡
今回は「【カラーバターとは?】使い方や色落ちはどうなの?」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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