【黒染め】何が大変?美容師の本音は?

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就活や実習のために髪を黒くすることがあると思います。

その時に美容室で、「どうして黒くするの?」とか「どれくらい持てば良いの?」など聞かれることがありますよね。

実際に美容師は「黒染め」をどう思っているのでしょうか?

今回は「【黒染め】何が大変?美容師の本音は?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、黒染めの本音を解説してみたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

【黒染め】何が大変?美容師の本音は?

美容師の「黒染め」に対する本音としては・・・「心配」です。

「嫌い」とも違っていて、一番近い言葉では「心配」ですね。

その理由としては3つ。

・次回のカラーリング時にムラになる

・何だかんだですぐに明るくしたくなる

・パーマでハイダメージになりやすい

黒染め自体はそこまで難しい技術ではありません。

毛先に色が吸い込みやすいので、そのあたりを計算してカラーリングをするだけなので良いのですが、一生懸命、しっかり染めれば染めるだけ、この3点が後々心配になります。

どういうことか順番に解説してみたいと思います。

【次回のカラーリング時にムラになる】

黒染めをするときに一番の心配は「次回のカラーリング」です。

もちろん「どうして黒くするのか?」、「どれくらいの期間黒くしたいのか?」こういった質問はしっかりした上で黒染めをするのですが、黒くすればするほど、真っ黒に仕上がればなるほど、次回のカラーリングが心配になります。

髪の毛本来の色を作っている「メラニン色素」(何となく聞いたことありますよね)を分解して明るくすることと、「黒染めの染料」を分解することは全く別物です。

「黒」と言う色は非常に強い色なので、一度真っ黒になるとカラー剤を使っても中々抜けません。

抜けない=明るくならない

と言うことです。

ですので、例えば黒染めをしてから半年くらいして明るくしたくなったとします。

その時の状態は、根元から6、7cmは伸びているので髪の毛本来の状態です。

そこから毛先までは黒染めをした染料が残っている状態です。

目で見てこの境目が分かれば良いのですが、ハッキリ言って分かりません。

大体の感覚でやるのですが、この境目にムラが出来ます。

これは誰がやっても同じです。

もちろんムラが目立ちにくいことはあると思いますが、ムラにならないと言ことはありません。

ですので、美容師が「黒染め」をお願いされたときに一番思うのが、「次のカラーリングはどうするの?」「いつするの?」この2点です。

心配の理由が、「ムラになるから」です。

お分かりいただけたでしょうか?

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【何だかんだですぐに明るくしたくなる】

次の理由が、結局黒くしてもすぐに明るくしたがる人が多いと言うことです。

もちろんムラにもなるのですが、ここで伝えたいのは「頑張っても明るくならない」と言うことです。

黒染めをした髪の毛はすぐには明るく出来ません!

なのに・・・多くの方が、目的が無く(流行ってるからとかの理由)黒染めをするのです。

そうすると流行りが過ぎれば、もしくは飽きたらすぐに明るくしたがります。

2ヶ月くらい経てば明るく出来ると思っている方もいますが、そうではありません。

就活や実習で黒くして、それが終わったらすぐ明るく出来るものだと思っているのです。

やはりやったことが無いと、口でいくら伝えても実感が無いのも分かるのですが、中々リスクが伝わりにくいことがあるのです。

もちろん黒くする前に、何度も繰り返しすぐ明るくするのは難しいと言ったことは伝えているのですが、案外そうは言っても何とかなるだろうと思っている方も多く(笑)すぐに明るくしたいと言ってきます。

無理です。

すぐには明るくなりません。

正確に言うとブリーチすれば明るくはなりますが、思い通りの仕上がりにするのは難しいです。

せっかく黒くしたのも勿体ないし、ブリーチやカラーを繰り返すのも勿体ありません。

何より、ブリーチは髪の毛が痛みます。

実際に、ブリーチをしている髪の毛を黒染めしたいと言って、その3か月後に今度は明るくしたいと言ってくる例が多々あります。

本人はその時点の明るさはこげ茶だからダメージしてるけど「ほどほど」だと思っているようですが・・・結局のところブリーチにブリーチを重ねることになるので、かなりのハイダメージです。

結局ダメージも酷いので、仕上がりに満足できることが少ないのです。。。

美容師側も思い通りに明るく出来ないのがもどかしいのです。

先ほどもお伝えしてますが、黒染め自体は決して難しいことではないのですが、その後すぐに明るくするのは難しいので、その辺は十分理解しておいた方が良いでしょう。

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【パーマでハイダメージになりやすい】

実は・・・案外やってしまう失敗です。

うっかりパーマをかけてハイダメージ。。。

特に若いうちは経験がないので、髪の明るさだけを確認してうっかりパーマしてしまうことがあるのです。

どういうことかと言うと、主に他店やセルフで黒染めした場合に起こることです。

同じお店で黒染め→パーマで失敗するのは美容師の失敗だと思います。

他店などで黒染めをしていると、来店の当日はブラウンくらいの明るさだった場合、美容師は以前に黒染めをていることを知らずにパーマをかけることがあります。

しかし、実は暗めのブラウンではなく、元々はハイトーンの髪を黒くしただけで、ハイトーンにパーマをかけているのと同じだったと言うことです。

髪の明るさとダメージは比例してます。

しかし、黒染めをしてブラウンになったからと言ってダメージが軽減するわけではありません。

元々ハイトーンだったと言うことはその時点で、その明るさなりのハイダメージです。

ですので、ブリーチしている髪は尚更ですが、ブリーチを使っていなくても明るいカラーリングを繰り返している場合はパーマは要注意です。

また、いわゆるミディアム(肩よりしたくらいの長さ)になると、2年前まで明るいカラーを繰り返していて、その後普通のカラーリングをしていたとしても、パーマと言うのは主に毛先にかけるので、明るいカラーをしていた部分にかかることになります。

明るいカラーやブリーチはそれくらい長い期間、パーマをかけることに影響があるので一緒に覚えておくと良いでしょう。

ですので、黒染めしている髪に対して美容師としては、その後のパーマに非常に気を付けなくてはいけなくなります。

またそのリスクも一緒にお客さまに伝えておくことが必要になりますね。

ブリーチをした髪はパーマをかけれない!?かけられる!?どっち? | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

【まとめ】

黒染めは美容師にとって難しい技術ではありません。

しかし、

・次回のカラーリング時にムラになる

・何だかんだですぐに明るくしたくなる

・パーマでハイダメージになりやすい

こういったリスクがあるので美容師としてはその後の施術に対して考えることが多くなります。

皆さんも黒染めの際は、デメリットもあることは頭に入れておくと良いでしょう。

 

今回は「【黒染め】何が大変?美容師の本音は?」をテーマに解説してみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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