美容室を開業するにあたり、集客は外せないポイントですよね。
折り込み広告やクーポンサイトなど集客方法は沢山ありますが、ホームページも重要な集客ツールの一つです。
小規模の個人店の場合、他店との差別化も必要なので、その特徴を何で伝えるるかが大切になりますよね。
そこで今回は「【美容室開業】集客にホームページは欠かせない!失敗しないホームページの活用方法!」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、実際に行ったホームページの活用方法について解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
集客にホームページは欠かせない!失敗しないホームページの活用方法!
独立と言うのは業種に限らずとも、人生の一大チャレンジです。
その中でも美容師の場合は、一人でも独立できる数少ない業種の一つとなります。
一人での独立や小規模店舗での独立となると、集客に莫大な費用は中々かけれません。
スタートダッシュを決めるためにも、あらゆる準備が必要になります。
その中で、美容室の顔とも言えるのが「ホームページ」です。
【ホームページの開設はオープン2ヶ月前までに!】
ホームページでまず大事になるのが公開時期です。
最低でも2ヶ月前にはホームページの開設をして公開を済ませておきましょう。
・なぜ2ヶ月前なのか?
ホームページは、ネット上に公開すればすぐに検索にヒットすることはありません。
直接、URLを入力すれば検索できますが、美容室の名前を調べるような通常の検索ではすぐには出てこないのです。
ホームページ公開直後とは、そういうものです。
どうして検索できないかと言えば、公開したホームページが検索エンジン(Googleとか)に登録されて、はじめて検索にヒットするような仕組みになっているためです。
まず「ホームページがここにありますよ~」と検索エンジンに知らせる必要があり、知らせた後にホームページのある場所を探してくれ、そこから検索エンジンに登録されるからです。
公開直後というのは、この検索エンジンに登録されるまでに多少なりとも時間が掛かるものです。
1ヶ月もかからないのですが、それでは遅いので、スムーズに検索してもらうためには2ヶ月前には公開することをおススメします。
2ヶ月前でしたら、今いるお店は辞めることは決まっているけど、新しい店舗の工事が終わってないでしょうから、店舗内のことが出来ませんよね。
この時期にホームページをやっておくと、オープンが近づいた時に慌てずスムーズに準備することが出来ます。
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【ホームページの目的を考える!】
・既存のお客さまへのアナウンス
開業時の一番の目的は、「既存のお客さまへのアナウンス」です。
今まで担当していた方とSNSやLINE@で繋がっている場合はホームページでなくとも問題ないですが、そうでない場合は、わざわざホームページを探してきてくれます。
関連記事:【美容室開業♡】SNSを使った集客方法!SNSは行動あるのみ♡
実際、お客さまには独立することやお店の場所まで、しっかりと伝えることは出来ましたか?
その時電話番号は決まってましたか?チラシのようなものを渡しましたか?
現状は難しいでしょう。
実際、いくら円満退社でも、サロンの情報は持ち出すのはルール違反です。
カルテの情報を持ち出した場合、訴えられたら裁判になります。
ですので、ホームページを公開していなければ探してもらえないのです。
こちらから連絡する手段が無い場合は、探してもらうしかないのです。
まずはそこをしっかりと理解しておきましょう♡
そして、「オープン予定日」、「予約方法」は分かりやすいようにしましょう。
とにかく既存の方には、この2つは重要です。
電話番号はすぐには出来ないでしょうから、今の時代でしたら「LINE@」があるので、登録してもらうようにしておくと便利です。
・新規集客を目的としたホームページ
次に新規のお客さまにとってホームページの目的はサロンの雰囲気、場所、料金、メニューなどを知ってもらうために必要になります。
折り込み広告やクーポンサイトに載せていても、ホームページ以上に情報を乗せることは出来ません。
どんな人でも、初めて行く美容室はホームページまで調べてからくるでしょう。
また近所を通りがかり工事をしているのを見て、調べる人もいるかもしれません。
お客さまへの告知自体は、今の時代はSNSがあるので、それほど重要ではありませんが、その告知を見て、やっぱりホームページに来ます。
リスティング広告やクーポンサイトでもホームページに繋がるようになっています。
そのことも踏まえて、分かりやすく作るようにしましょう。
ちなみに今は、ホームページも無料で簡単に自分で作れるサービスがあります。
しかし、無料のホームページはやはり検索エンジンに引っ掛かりにくい欠点があります。
それではせっかく作ったホームページから集客をして、長く運営していくことは難しいです。
初めは無料でも構いませんが、順調に進んでいき、お金の回り方がある程度分かったら、有料の物に切り替えることをおススメします。
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・【美容室開業】折り込み広告の集客はターゲットを絞って作る♡
【開業時の工夫は?】
ホームページ上で場所や料金、メニュー以外にも、特に開業時に必要になる項目が「自己紹介」と「新規の方へ」です。
お店のコンセプトが他店との差別化が出来ているのでしたら無くても良いですが、この2つはほとんどの方が見るでしょう。
・自己紹介
既存のお客さまには関係ないですが、新規の方にはどこの誰がやっているのか非常に気になるところです。
どこの産まれで、どういった趣味があって、どうして美容師になったかとか、意外と見てないようで見られてます。
ちょっとした趣味が同じなだけで、人は親近感を持っているので会話もしやすくなります。
そうすると新規の方でも髪の悩みや、希望なども話しやすくコミュニケーションがスムーズになります。
もし地元なら、高校とか、馴染みのお店とかを入れても良いでしょう。
その人の人となりが分かると安心します。同じ高校なだけで、思っている以上の反響がありますよ。
不思議なもので勝手に「同じ高校の後輩がやってるお店」として紹介してくれたりもします。
勝手に馴染みの店に行っては、「オープンしたしたらしいね!」など宣伝してくれます。
実に不思議なものです。
・新規の方へ
ホームページに「新規の方へ」と言う欄を一つ作ります。
そこにはもちろん「新規のお客さまの特権」を載せておきます。
ほとんどの方は、ホームページに「新規の方へ」とあれば、間違いなく見ます。
絶対に気になるようで、ほぼ全員が見てます。クリック、クリックです。(笑)
ですので、「初回30%OFF」のような初回限定の特権を入れましょう。
もし可能であれば「カラーリング50%OFF」とか「パーマorカラーの方はヘッドスパ無料」のようなインパクトのあるものがおススメです。
ありきたりの割引よりは、せっかくホームページを見てくれた方の背中を押すような特権が良いといます。結局は割引の金額はさほど変わりませんからね。
こういった割引は、その都度変えることが出来ますので、どんな時が反応が良かったかちゃんと調べて情報として取っておきましょう。
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【まとめ】
ホームページの公開は2ヶ月前までには行いましょう。
一番の目的は、既存のお客さまへのアナウンスになりますので、お店のオープン予定日や予約の方法、場所を分かりやすく紹介するようにしてください。
新規の方には、お店の雰囲気と共に、「自己紹介」や「新規特権」も分かるようにしておくと、迷っている方にもアプローチが出来ます。
オープン前はやることも多く、不安もある中での作業になりますが、人生の一大チャンスです。
スタートダッシュに向けて、精一杯悩んでみるのも経験ですよ!
こころより応援しております。
今回は「【美容室開業】集客にホームページは欠かせない!失敗しないホームページの活用方法!」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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