ブリーチで髪は痛むの?その後のケア方法は?

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一度は金髪にしてみたい!

ハイトーンのカラーってオシャレだよね♡

 

外国人風のヘアカラーは流行ってますよね。

しかし、いざブリーチしては見たものの・・・

思った以上に髪がパサパサしちゃう!

家ではどんなケアをしたら良いの?

 

今回は「ブリーチで髪は痛むの?その後のケア方法は?」をテーマに、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、ブリーチ後の髪の状態やケアについて解説していきます。

 

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

 

ブリーチで髪は痛むの?

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ブリーチは傷みます。

美容室のメニューの中で、1番と言ってよいほどダメージは大きいです。

なので、ブリーチを繰り返してしまうと、どうしても髪がぱさぱさになってしまいます。それはよく覚えておいてください。

 

ブリーチは傷みますがメリット、デメリットがありますので順番に解説していこうと思います。

 

・ブリーチのメリット

#ミディアム #カラー ホワイトブロンド×ベイビーピンク

ブリーチはダメージこそ大きいですが、メリットも非常に大きいです!

髪が明るくなる。

ヘアカラーの幅が広がる。

デザインカラーが出来る。

などなど。

外国人風の明るい髪にしたい場合は、ブリーチは非常に有効です。


ハイライトやグラデーションカラーなどのデザインカラーをする場合も、ほとんどの場合、ブリーチを使うのが現状だと思います。


髪の毛に、より動きを出すためや透明感を出すため、他の人と差をつけたり、遊び心をプラスするためなど、ブリーチをすることによってヘアカラーも自由自在!

日本人の黒髪の色素は強いので、ブリーチすることにより、その色素を取り除くことが出来るので、デザインの幅はかなり広がります。

 

・ブリーチのデメリット

次にデメリットです。

どんなものでもデメリットはありますからね。その辺も理解しておきましょう。

髪の毛が傷む。

色落ちが非常に早い

パーマや縮毛矯正がかけられない。

コストと時間がかかる

こんな感じではないでしょうか?

ヘアブリーチは髪の毛のメラニン色素を抜くだけでなく、他の栄養も抜いてしまうので1度ブリーチしただけでも結構傷んでしまいます…。

 

また、せっかくブリーチをしてその後に色を入れても、色落ちが非常に早いです

ブリーチをすることによって、髪の毛の栄養分やキューティクルにダメージを与えますので、その後にかなり濃いめに色を入れてもどうしても色の退色は早くなります。

初めてブリーチした方は色落ちの早さにびっくりする方も多いと思います。

 

また、パーマ(縮毛矯正を含む)がかけられないのも特徴です。

繰り返しですが、髪の毛の栄養分にもダメージを与えますので、パーマがかかりません。

ブリーチすることにより、ハリコシが失われてしまいますので、ふわっとさせたり、くるんとさせたり出来なくなります。

むしろ無理やりかけると、バサバサ、ガサガサになりますので注意してください。

 

時間とコストに関しては、その通りですね。

ブリーチを1回するだけならまだ良いですが、その後に色を入れたりしますので、結局2回か3回、カラーリングすることになります。

その分、時間と料金がかかりますので、ブリーチする時はそのつもりでいた方が良いですよ!

・関連記事

・パーマとカラーは同時でも大丈夫?順番はどっちが先?

・【髪の毛は死滅細胞】って何のこと?知れば納得、髪のこと。

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・ブリーチを繰り返しすぎると

ブリーチを繰り返していると、髪の毛が・・・髪の毛じゃなくなります。

どういうことかと言うと、写真のように溶けてきます・・・。

ありゃりゃ・・・。

 

これはヤバい・・・(写真は極端な例です。)

 

ブリーチは髪の毛の内部を破壊しますので、繰り返すことによって、髪の毛として存在しなくなります。

じゃあ、髪の毛じゃないなら何だ?となりますが、成分上は髪の毛に近いケラチンタンパク質。

と言うことですね。

しかし、これくらいまで行くと、日常生活にも支障が出るでしょうから、そうなる前にブリーチを止めるか、髪の毛を切る方が良いですよ。

 

その後のケア方法は?

髪

まず、ブリーチした場合は持っているヘアケア製品を見直す必要があります。

①シャンプーを見直す

②トリートメントを見直す

③オイルをしっかり使う

基本的にはこの3つ。

1度傷んでしまった髪は、元の健康な状態に戻ることはありません。

ましてや通常のカラーと違って、ブリーチはダメージが大きいので今までのヘアケアでは状態をキープできません。

状態が元に戻ることがありませんので、今以上にダメージを進行させないようなヘアケアが必要になります。

①シャンプーを見直す

シャンプーを洗うだけのものと考えている方は多いと思います。

しかし、シャンプーにも沢山の種類があり、ブリーチした髪は特にシャンプーが重要になります。

 

選んでいただきたいシャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーです。

ただ洗うだけではなく、洗浄力も滑らかですし、ケラチンタンパク質を含んだシャンプーですので、ブリーチにより失われた栄養分を少しでも補給してくれます。

 

こういったシャンプーは1度洗っただけでも違いがすぐに分かります。

栄養分もあるシャンプーですと少し価格が高くなりますが、ブリーチをすると言うことは、そういったことも必要になることを覚えておきましょう。

 

②トリートメントを見直す

もちろんシャンプーと合ったトリートメントも必要です。

ブリーチをすると栄養分と水分の他に、油分も失われます。

一般的にトリートメントは栄養分は補給できますが、油分が少ないことが多いです。

ここで油分と言うのは、有名な成分ですと、「シリコンオイル」です。

一時期、ノンシリコンなどが流行りましたが、ブリーチしている髪の毛には絶対に必要です。

下手にうる覚えで、ノンシリコンを選ぶより、シリコンオイルを配合している物を選んでください。

 

本来重要なのは、シャンプーとセットになっているトリートメントです。

シャンプーに含まれている栄養分で足りないものをトリートメントで補います。

ですので、アミノ酸系の洗浄成分のシャンプーを選び、それとセットのトリートメントが良いと思います。

分からない場合は、美容師さんのおススメを素直に使いましょう。

ブリーチとはそういうものです!

 

・シャンプーの仕方などの関連記事です。

「髪質改善とは?シャンプーの方法を変えるだけで効果あり!?」

「髪質改善に効果あり?毎日のトリートメントで差がつく方法!」

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・サロントリートメント

また、サロンでのトリートメントも必須です。

ブリーチをした場合は、月に1度はサロンで集中トリートメントをしてもらいましょう。

そして出来れば、サロンでトリートメントケアをしながら、傷んだ部分を少しずつカットしてもらいましょう。

ブリーチした髪の毛を何もせずほっとくと、必ず引っかかります。

間違いなくガサガサしてきます。


ブリーチをした場合は、とにかくトリートメントをし続けることしか道がないと思います。

そして少しずつ毛先をカットしながらパサパサにならないようにしましょう。

 

③オイルをしっかり使う

ホームケアで髪に油分を補給する。

ブリーチをすると髪の毛の栄養分の他に、油分が無くなります。

髪の毛はキューティクルとキューティクルの間に油分があり、その油分が本来髪の毛を守ってくれます。

しかし、ブリーチをすることにより、髪の毛の栄養分も失いますが、キューティクルもダメージしますので、間にあるはずの油分も失われます。

ですので、お風呂でシャンプー、トリートメントをした後に、乾かす前に「流さないトリートメント剤」のオイルを使います。

オイルを使うことによって、ブリーチにより不足してしまった油分を補うのです。

忘れずに乾かす前にオイルトリートメントを使いましょう!

忘れると・・・バサバサですよ。

▼おススメ記事▼

・坊主にすると髪質が変わるのはホント?サラサラになる!?

・ヘアオイルはクセ毛こそおススメ!使い方次第で髪質が変わる!?

その他の注意点

風呂

繰り返しですが、ブリーチは美容室のメニューの中で1番と言っていいくらいのダメージがあります。

髪の毛のダメージと言うのは、決して回復するのではありません。

重なっていくもので、痛んだら、痛んだまま過ごすことになります。

注意点としては、ブリーチをする前に今までに髪の毛にやってきたことを伝えることです。

具体的には

①パーマ、縮毛矯正を繰り返してきたか

②黒染め、ブリーチを含めて、どれくらいカラーリングを繰り返しているか

③どういった生活環境か(温泉やプールなどによく行くなど)

こういったことは案外忘れがちですが、非常に重要となります。

①パーマ、縮毛矯正を繰り返してきたか

パーマをしてきている髪にブリーチをすると非常に痛みます。

ましてやデジタルパーマや縮毛矯正ですと更に傷みます。ホントにマックスで痛みます。

通常のカラーリングと同じように考えずに注意してください。

ハッキリじゃなくても構いません。大体いつ頃にどれくらいかけたかだけでも伝えてもらえると非常に助かります。

 

②黒染め、ブリーチを含めて、どれくらいカラーリングを繰り返しているか

この場合も同じで、大体で構いません。

いつ頃かお伝えしてもらえるだけで、どんなリスクがあるかを美容師側も伝えることが出来ます。

黒染めの場合は、場合によって、色が抜けずにムラになります。

黒染めに関してはまた別の記事で解説しますが、ブリーチ以外のカラーリングでも黒染めは伝えた方が良いです。

 

また、過去にブリーチしていると、重ねてブリーチすることになりますので、痛みもそれなりに覚悟しないといけません。

例え今は髪の毛はブラウンになっていても、その髪の毛が毛先に残っている場合はすでにダメージは大きいことを忘れないようにしてくださいね。

 

③どういった生活環境か(温泉やプールなどによく行くなど)

生活環境に関しては、色落ちが関係してきます。

もしかしたら、止めた方が良いと説明されるかもしれないし、伝えたことによっては他の種類の色落ちしにくいカラー剤(マニキュアなど)で出来るカラーを提案されることもあると思います。

折角のカラーリングですので、色々と伝えてから考えるのは良いと思いますよ。

 

【まとめ】

・ブリーチは傷むのか

非常に痛みます。美容室のメニューの中で1番ダメージがあります。

・ブリーチのメリット

「髪が明るくなる」「ヘアカラーの幅が広がる」「デザインカラーが出来る」

・ブリーチのデメリット

「髪の毛が傷む」「色落ちが非常に早い」「パーマや縮毛矯正がかけられない」「コストと時間がかかる」

・ブリーチのケア方法

「シャンプーを見直す」「トリートメントを見直す」「オイルをしっかり使う」

・その他の注意点

今の髪の毛の状態(施術履歴)を伝えること。

 

以上で、今回は「ブリーチで髪は痛むの?その後のケア方法は?」をテーマに解説していきました。

最後までありがとうございました。

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