髪の毛の【静電気防止対策】を教えて!簡単な対処法を紹介!

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乾燥する季節。

コートを脱いでも「バチッ!」

ドアノブを触ったもんなら「チッ、バチバチッ!」

静電気だ分かっていても怖いものです。

もちろん、髪の毛にも静電気が襲ってっきます。

対策していても中々対応するのも難しいですよね。

そんな静電気について、今回は「髪の毛の【静電気防止対策】を教えて!簡単な対処法を紹介!」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が解説していきたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

髪の毛の【静電気防止対策】を教えて!簡単な対処法を紹介!

今回解説するのが

静電気の原因】

乾燥

②摩擦

③水分不足

【対策】

スタイリング方法】

【まとめ】

この順番で解説していきますね。

では早速

【静電気の原因は何?】

①乾燥

予想通りですね。乾燥です。

秋から冬にかけて湿気が低く乾燥する季節は、身体や服、その他のものに溜まった静電気が放電できずにそのまま帯電してしまうことになります。

特に冬は降水量も少ないので、湿度20%以下になり、静電気の発生にしやすくなるのです。

じゃあ湿気があればいいの?

と思う方は正解!簡単です。

実際に冬でも雨が降っていれば静電気は起きにくくなります。

水や水分が多いと静電気を解放できるので、湿度が高い空気の中では帯電できないんですね。

髪の毛の静電気の酷い時には、水など水分を吹き付けたり手でつけて撫でてみるとすぐに静電気が収まります。

ブラシに水をスプレーして、それで髪を梳かすだけで静電気は収まります。

ちなみに指など体の場合も同じで、水分が十分だと静電気は起こりづらいと言われています。

髪の毛は、死滅細胞と言って、生えてきたその時から細胞としては死んでいるので、外側から乾燥を防いであげる必要があります。

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②摩擦

冬の寒い季節は、暖かい季節に比べて多くの衣類を着込むことになりますよね。

しかも、綿の物よりもセーターなど、毛の長いものを着ることが多くなると思います。

そうすると自然に服と服、生地と生地が擦り合う結果に。

静電気も帯電しやすい生地とそうでない生地があって、綿は帯電しにくです。

それとは別にウールやナイロンは非常に帯電しやすい・・・

電気と言うのは、プラスとマイナスがあって初めてできるもの。

生地の繊維の性質がプラスとマイナスというふうに分かれており、それらが擦り合わさることで静電気が発生するんです!

ちなみにウールやナイロンは+(プラス)の電気を帯電しやすい生地です。

こうして発生した静電気は放電されない限り、体内や着ているもの、そして私たちの髪の毛に正体を現すことになります。

この時に、-(マイナス)の電気を帯電しやすい、アクリル、ポリエステルなどと重ねることで静電気が発生します・・・。バチッ・・・気を付けましょう。

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③水分不足

体内の水分が足りずに、常に静電気がたまりやすい状態の体質の人を「帯電体質」と言います。

帯電体質の人は身体に、お肌に、髪の毛に、と水分が足りていません。

こまめに水分を摂ることで改善することもあるので、自覚のある人はいつもよりも多めの水分を摂ってみるのも静電気対策の一つです。

髪の毛は体内から生えてくるものなので、普段の食生活や生活リズムが出ます。

忘れがちな内側からのケアもしっかりと行いましょう。

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【対策】

お伝えしている通り、静電気の発生の原因は、乾燥と摩擦です。

そこに水分不足が原因で起こります。

ですので、まず「保湿」することが大事です。

それであれば「トリートメント」をしっかりやれば良いかと言うと、間違いではないのですが、それよりも大切なのが「シャンプー」となります!

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・シャンプーって大切!

洗浄力が強い石油系のシャンプー液を使っていると、実は頭皮や髪の毛に必要な皮脂までも洗い流してしまっているのです。

せっかく髪や肌に潤いやツヤを与えていた皮脂がすべて洗い流されてしまうと、必然的に髪の毛が乾燥し服やお肌と擦れて静電気が発生しやすくなります。

トリートメントをするのは正しいのですが、洗う時点で洗浄力が強く髪を痛めていると、せっかくのトリートメントも意味がありません。

洗浄力の弱いアミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーを使うなどして、そもそもの乾燥する原因を作らないようにするのが、トリートメントよりも先に考えないといけないことになります。

また、強くこすってシャンプーするのも問題です。

どうしても痒いと強く擦ってしまったり、元々の癖で強く擦ってしまったり・・・

そういったことにも意識を配ると静電気も収まるし、髪の毛のツヤも出やすくなりますよ♡

・トリートメントはひと手間を!

トリートメントはインバス(お風呂)、アウトバス(乾かす前)両方使うのがおススメです。

乾燥対策には重要なトリートメント。

髪の毛に栄養を与える効果があり、乾燥しがちな髪の毛を補修してくれる効果があります。

お風呂でやるトリートメントと、ドライヤーで乾かす前に髪に馴染ませるトリートメントですが、普段からこの二つを積極的に使ってみましょう♡

お風呂場でのトリートメント、乾かす前のトリートメント、それぞれに役割がありますので、両方使います。

 

洗い流さないトリートメントには幾つか種類があって、クリームタイプ、ミストタイプ、そしてオイルタイプ。

静電気の対策としては、クリームタイプの流さないトリートメントがおススメです。

この手のトリートメントはオイルが主流ですが、乾燥対策にはクリームが良いと思います。クリームタイプの方が重さもあって、静電気が起きにくいです。

もちろんオイルタイプでも問題ありませんが、気になっていた方はクリームタイプを使ってみると良いですよ。オイルよりもしっとりして、柔らかい仕上がりになりますよ♡

 

またどのトリートメントを使うにしても、髪の毛に付けた後にすぐ乾かすよりも、クシで梳かしてあげると、髪の毛1本1本にしっかりと馴染んでくれます。

この少しの手間が、毎日の積み重ねで、大きな違いとなりますので、めんどくさがらずに「付けたら梳かす」を繰り返しましょう。

【スタイリング方法】

最後はスタイリングです。

スプレーをすれば、多少なりとも固まるので簡単ですが、スタイリング剤で工夫しましょう!

最近では、「トリートメントワックス」「バーム」と言って、トリートメント成分を使ったワックスが出ております。

シアバター、ミツロウ、アロエベラ等々・・・こういったトリートメント系ワックスがありますので、スプレーで固めなくても、しっかり保湿してくれるので、静電気が起きにくくなります。

またこういったワックスは「全身用」であることが多いので、もし万が一飽きちゃっても(笑)唇にリップクリームとして使ったり、ハンドクリームとして手に使ったり出来るのも嬉しいですね。

そうすることで、手も静電気から守ってくれるのでおススメですよ♡

【まとめ】

静電気の原因は、乾燥、摩擦、水分不足からなっています。

普段からシャンプーの仕方やトリートメントの仕方を気を付けて、生活リズムなどを整えるようにすることで、静電気を防ぐことが出来ます。

特にシャンプーの時に、強く擦らないようにするだけで、髪の毛の乾燥はずいぶん違ってきますのでぜひ工夫してみましょう。

また、最近はヘアケア商品も充実しているので、トリートメント剤を上手に使って、乾かすところから仕上げまで、保湿に気を付けて静電気から髪を守りたいですね。

今回は「髪の毛の【静電気防止対策】を教えて!簡単な対処法を紹介!」をテーマに解説していきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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