髪の毛がザラザラ、ガタガタするのはなぜ?現役美容師が改善方法を解説します。

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ちゃんとやってるはずなのに、髪の毛がザラザラ。。。

以前に比べてガタガタした手触りが気になる。。。

何か良い改善方法があるのでしょうか?

今回は「髪の毛がザラザラ、ガタガタするのはなぜ?現役美容師が改善方法を解説します。」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、髪の毛の改善方法を解説してみたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

【なぜ髪の毛がザラザラ、ガタガタするのか?】

髪の毛がザラザラ、ガタガタする原因は大きく分けて3つです。

①クセ毛

②ダメージ

③年齢による変化

①クセ毛

一口に「くせ毛」と言っても、いくつかの種類があります。

・くせ毛の種類

波状毛(はじょうもう・日本人に多いくせ毛。ウネウネしているくせ毛。手触りは直毛とあまり変わりなくガタガタはしていないです。)

縮毛(しゅくもう・きつく縮れるくせ毛。いわゆる強いクセ毛の代表。)

捻転毛(ねんてんもう・一本の毛が細かくねじれている。ねじれ系は縮毛矯正でも伸びにくいです。)

連珠毛(れんじゅもう・数珠の様に細い部分と太い部分があり、手触りもよりガタガタします。)

大体この4つがくせ毛で、どれか一つの種類でくせ毛になっているわけではなく、頭の場所場所によってクセの種類も変わってくる場合が多いです。

「頭の上の方は縮毛なんだけど、襟足は連珠毛に」なんて感じです。

基本的にはくせ毛の場合は髪の毛自体がボコボコしているケースが多いので、手触りもガタガタしやすくなってます。

②ダメージ

どんなにサラサラな毛質の人でも、ダメージを重ねることによって手触りがザラザラしてきます。

髪の毛の表面には「キューティクル」と言う表面を覆う成分があり、このキューティクルが手触りやツヤに大きく関係してきます。

パーマやカラー、紫外線などでダメージが加えられることで、キューティクルが傷ついてザラザラした手触りになってしまいます。

③年齢による変化

女性でも35歳くらいから、髪の毛が変化してきます。

髪の毛の表面だけでなく、内部の栄養分や水分不足によって、髪の毛もハリコシが無くなってきます。

イメージとしてはお肌も同じで、若い時よりもハリが無くなってくるのと同じような感じです。

そうするとピンとしてサラサラだった髪の毛が、ザラザラ、ガタガタした手触りになってしまうことがあります。

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【サラサラへの改善方法!】

どんな状態でもサラサラへの改善方法はあります。

①クセ毛の改善方法

くせ毛がストレートになるわけではありませんが、くせ毛でも自分が思っているよりもクセを扱いやすくする方法はあります。

その一つが「扱い方を変える」ことです。

クセ自体は頭皮の内部で決まっていることではありますが、生えて来てからのクセは自分の生活習慣で作っていると言っても過言ではありません。

どういうことかと言うと、シャンプーのやり方を変えるだけで髪の毛が変わります。

シャンプーを変えるわけではなく、やり方を変えることです。

生えてきた髪の毛を力いっぱい擦って洗っていれば、それを何年も繰り返していればどんどん癖が強くなります。

手触りを変えたいと思ったら、優しく大切に洗うことからスタートです。

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また、なぜセが出やすくなるかと言えば、一番の敵は乾燥です。

乾かす前のオイルをしっかり使うようにしましょう。

油分を効果的に使うことで髪の毛の水分が適度に保たれます。

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髪の毛の改善は時間がかかります。

しかし大切に扱っていれば確実に変わります。

3ヶ月後、半年後と少しずつ変わりますので焦らずに!

②ダメージの改善方法

ダメージに関しては、ある程度のところまでは改善するのは簡単です。

ダメージの原因が分かっているなら改善もスムーズです。

カラーでダメージしたのか、パーマでダメージしたのか、紫外線なのか・・・

ダメージの原因が分かっていると改善方法も分かりやすくなります。

基本的にはトリートメントのやり方を見直して、しっかりやることからスタートです。

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これらの改善方法を試してみても効果が感じられない場合は、単純に痛み過ぎです。。。

髪の毛は死滅細胞と言って、自分の力で元通りにしようとする細胞ではありません。

ダメージした場合はこちらから何かしらを足してあげないと手触りも改善することはありません。

やるだけやってダメな場合は切ることがおススメです。

しかし!

これで終わっては、今回の意味がありません(笑)

どうしてもブリーチしたいし、色んなカラーを楽しみたい!なんてことも分かりますので、そんな時はまず「お店でトリートメント」、「乾かす前のオイル」「アイロン仕上げ」この3点で手触りも良くなるでしょう。

お店でのトリートメントは説明するまでもありませんが、やった方が良いです。

そして、乾かす前のトリートメントはしっかりつけて乾かしてください。

最後にアイロンで仕上げることです。完璧!

アイロンを使うとダメージもありますが、使わずにバサバサのままだと手触りだけでなく、仕上がりも悪いです。

注意することは、アイロン前にオイルを使わないことです。

あくまでもオイルは乾かす前に付けて、しっかり乾かして、その後にアイロンです。

仕上げでアイロン後にオイルを付けるのは問題ありませんが、アイロン前は余計にダメージに繋がりますのでご注意ください。

③年齢髪の改善方法

こちらも原因が分かっているので、失われる栄養分を加えることで改善します。

加えるのは主にハリコシと油分です。

ハリコシが無くなると「へにゃっ」として手触りも良くないし、油分が不足するとツヤも失われます。

ダメージの時と同じようにまずは美容室でトリートメントです。

美容室専用のトリートメントは効果あり!?トリートメントだけで行っても大丈夫? | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

家では、これらに必要な成分の入ったヘアケア剤を美容室で購入するのがおススメです。

シャンプーもダメージ用ではなく、ケラチンやシルクを使用したシャンプーを使うだけでもハリコシが出やすくなるし、個人的にはトリートメントはシリコンが多少は入っている方が良いと思っています。

最近はどのメーカーもエイジング用のケア剤が豊富に出てますので、信頼している美容師さんに相談するのが良いでしょう。

近いうちにこのブログでも紹介してみたいと思います。

ノンシリコンシャンプー!美容師から見た判断は? | 髪と頭皮と私 (kamito-touhito-watashi.com)

【まとめ】

髪の毛がザラザラする原因は、「くせ毛」「ダメージ」「年齢」の3つが原因として多いです。

それぞれに原因があるので、理由が分かれば改善も出来ます。

どの原因に対しても「髪の毛の扱い方」が大切で、雑に扱うと改善は程遠くなるし、大切に扱うとどんどん良くなります。

簡単に改善できることと、ゆっくり時間をかけて改善することがあるので、焦らず髪の毛は大切にしましょう。

今回は「髪の毛がザラザラ、ガタガタするのはなぜ?現役美容師が改善方法を解説します。」をテーマにして解説してみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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