ようやく髪も伸びて、そろそろパーマをかけられる♡とウキウキ。
美容室を予約して、その日が来るまでどうしようか、あれもいいな、これもいいなと画像を眺め、ウキウキは増していきますよね。
待ちに待ったパーマの日。
順調にパーマも終わって、美容師さんも仕上げに入ります。
仕上がりも満足。
のはずが・・・。
次の日にシャンプーしたら。
どうしよう・・・かけ直し出来るかな?
そんなことありますよね。
今回は「パーマをかけ直したい!そんな時はどうすれば良いか教えて!」をテーマに、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、パーマのかけ直しに関して解説していこうと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【パーマをかけ直したいのはどんな時!?】
早速、パーマのかけ直しを希望するであろう状況を見て行きましょう。
①パーマが弱くて取れてしまった場合
②パーマが強くてスタイリングが出来ない場合
③思ったスタイルと違う場合
かけ直しをする場合は大きく分けてこの3つだと思います。
「そもそも違うスタイルにしたくなった」とか、「時間が経って落ちてきたので、また同じスタイルにしたい」のようなかけ直しは今回は除いております。
では順番に見ていきましょう。
①パーマが弱くて取れてしまった場合
パーマが弱い場合は当然スタイリングが出来ないですよね。
パーマの失敗の中では、まだましな方だと個人的には思っております・・・。
弱いだけなら、いつもの自分と変わりませんからね。
そうは言っても、せっかく楽しみにしていたパーマスタイルが出来ないのではどうしようもありません。
これに関しては問答無用でかけ直してもらえます。
どれくらいパーマが落ちたらかけ直してもらえるか気になる方もいると思いますが、ご自身で弱いと思ったら連絡してみてください。
写真のように、かかってはいるんだけど、少し弱い・・・こんな時でも大丈夫です!
躊躇することはありません。
「自分でセットしてみて弱い気がするので、見てもらっても良いですか?」
のような感じでも良いし、
「弱かったようで落ちてしまったのでかけ直して欲しいです。」
のようにハッキリ言ってもらっても構いません。
どのお店でもかけ直してくれます。
かけ直しの注意点は、後ほどまとめてお伝えします。
②パーマが強くてスタイリングが出来ない場合
これが1番困るやつ・・・。
チリチリですね・・・。
パーマの失敗で、1番困るのが強かった場合、いわゆるかかり過ぎってやつですよね。
当然強いとスタイリングも何もあったもんじゃありません。
やりづらいだけ。
どうしようもないです。
若干、強いくらいであれば数日で馴染みますが(数日と言うのは3日~5日ほど)、どうしようもない時は、早めにお店に電話しましょう。
数日で馴染むパーマか、ただ強くかかってしまったかどうかは大体分かります。
ちなみに、写真のように毛先がチリチリの場合は、ストレートにするか、カットするか、どちらかが良いと思います。
当然ですが、「パーマが強くてスタイリングが出来ない」と言って頂ければ、おそらく美容師も分かっているでしょうから、安心してください。
直すまではどうするか?
と言うと、痛んでどうしようもないのは別として、余程じゃない限りは、ブラシで梳かしながら乾かすと伸びると思います。
が、どうしても無理なときは、
直すまでは結びましょう・・・。すいません。
毛先にオイルなど付けて、パサつきを抑えて結ぶのが良いと思います。
かけ直しの注意点は、後ほど。
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③思ったスタイルと違う場合
この状態が実は一番多いです。
ん~・・・何か違うんだよね。。。
ってときありますよね。
これに関しては、カウンセリングが足りなかったのか、お客さんの認識が甘かったのかどちらかでしょう。
と言うか、これにも内容は2つあって、
1)やっては見たけど好きではなかった
2)どこかが強いか、どこかが弱いかで何か変
この2つが原因だと思います。
1)やっては見たけど好きではなかった
美容師としては、「う~ん」と言うところ。(笑)
特に変ではないし、似合ってもいる。けど・・・。
私としては、「まあお客さんがやってみたくてやったけど、なんか違うかな~」と思ったくらいの感覚です。
洋服でも、「好きで買ったけど結局着ない。」
と言ったことありますよね。
だとしても・・・美容師側は若干のショックを受けますけどね。。。
写真を見て、可愛いなと思ったけど、お嬢さんっぽいのは似合わなかったな・・・みたいな。
ただし!
このパターンに関しては、お直しに入るのか、別のスタイルとして料金が発生するのかはお店次第です。
一度、お客さまの望むとおりにやっているわけで、その後の変更は料金が発生することもありますのでご注意ください。
2)どこかが強いか、どこかが弱いかで何か変
何か違うの理由はこれですね。
何だかフィットしないけど、嫌でもないけど好きでもない。
でも何か分からない。
は、これだと思います。
改めて美容師に見てもらい、「何かが違うような・・・?」と言いましょう。
自分で分からなくても、よく見てくれるはずです。
ちょっとの直しで、「思っていたのと違う」仕上がりが、「思っていた通り」に近づきます。
数か所、かけ直すか、少しパーマを落とすか。
写真の感じだと、もう少し弱くすれば、スタイリング次第でルーズでカジュアルな雰囲気に出来ますので、そういった場合もございます。
自分の感じる範囲で良いので、どのあたりに違いを感じるかを伝えると良いでしょう。
ざっくりで良いと思います。
雰囲気の違いでも良いと思います。
思いつく違いを伝えてみてください。
【かけ直す時の注意点】
さて注意点です。
①かけ直しの期間
②かけ直しの料金
③かけ直してくれるスタッフ
詳しくみて行きます。
①かけ直しの期間
どんな美容室でも、パーマでもカラーでも、もちろんカットでも直してくれます。
しかし、当然ではありますがその保証期間があります。
大体の美容室は10日です。
もしくは1週間。
基本的にこの期間はお店ごとに決まっておりますので、もし直したいと思ったときは、悩まずに電話しましょう。
悩んでいるうちに過ぎてしまうと直してもらえません。
パーマが弱いか強いかは数日で分かります。
確かに面倒ではありますが、そのまま放置するのはもったいありません。
せっかくウキウキしてパーマをかけたでしょうから、電話してくださいね。
またこの期間内に来店が難しい場合でも、最低でも電話だけでもして、直しの意思を伝えておくと直してくれる場合もございます。遠慮せずに電話してください。
また、直しの場合は、時間の関係で遅くなる場合などでもお店の方で空いていれば直してくれます。そのあたりも柔軟に対応してくれますので、ご安心ください。
期間に関して大切なのは、自分で感じたら早めに電話することです。
よろしくお願いします。
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②かけ直しの料金
基本的には無料です。
基本的と言ったのは、お店が決めているお直しの期間内であれば、間違いなく無料です。
それ以外の場合はお店に確認しましょう。
期間が過ぎている場合、半額なり、3割なり、仕上げ代なり、いただくお店もあるかもしれません。不安なときは確認してください。
基本的にお直しは期間内は無料です。
③かけ直してくれるスタッフ
一番気になるところですね。
特に希望が無い場合、かけたスタッフが、状態を確認してかけ直します。
これは最初のカウンセリングが分からないと、直しようがないのでお店側からすると仕方がないことです。
しかし、お客さんからすると1度失敗しているので、もう1度頼むのは不安と言う場合もございます。
(特に強くてどうしようもできなかった場合はそうですよね。)
ご安心ください。
これも大丈夫です。
ハッキリとは言いづらいでしょうから、「もしできれば違う方でお願いできますか~」みたいな表現でも大丈夫です。
ホントは下手に出なくても良い立場ですが、言いづらいことですし気を使っているでしょうから、そんな感じでお願いします。汗
もっと言えば「空いていましたら店長さんでお願いします。」くらい言っても良いと思います。
お店の方で、混んでいる場合は副店長あたりが来ますのでご安心ください。
ただし、お伝えしている通り、特別何もなければ、そのまま担当したスタッフが直しますのでご理解ください。
また、担当を変えた場合の料金ですが、お店によっては店長を含めて、ベテランスタッフはそもそもの技術料金が違う場合がございます。
そもそも技術料金が違う場合はその差額を貰うこともあると思いますので、お店に確認してください。
気に入っている美容師さんに直してもらうなら良いと思いますが、あまりなじみがない場合は店長あたりに直してもらっても良いと思いますよ。
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【まとめ】
・パーマをかけ直す状況は3つ
①パーマが弱くて取れてしまった場合
②パーマが強いくてスタイリングが出来ない場合
③思ったスタイルと違う場合
・かけ直す時の注意点
①かけ直しの期間
②かけ直しの料金
③かけ直してくれるスタッフ
かけ直しに関する状況によって、その後の注意点が変わってきます。
お店ごとに違っておりますので、万が一かけ直したいと感じた時は早めに連絡すると良いですよ!
以上で今回は「パーマをかけ直したい!そんな時はどうすれば良いか教えて!」をテーマに解説していきました。
最後までありがとうございました。
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