毎朝の前髪のストレートアイロン。
もういい加減嫌になっちゃいますよね・・・
梅雨の時期・・・何なのこの前髪。
仕事中・・・気づいたらすぐにクルクル・・・
そんな前髪に悩むことありますよね。
今回は、「【前髪の縮毛矯正】って実際どうなの?値段や時間はどれくらい?」をテーマにして、前髪のくせに悩んでいる方に向けて、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、前髪の縮毛矯正について解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【前髪の縮毛矯正】ってどうなの?
今回はこの順番です。
・前髪の縮毛矯正にかかる時間はどれくらい?値段は?
・前髪縮毛矯正はこんな人におススメ!
・ストレートパーマとの違い!
・その後のおススメスタイリング方法!
・まとめ
順番に解説していきます。
【前髪の縮毛矯正にかかる時間はどれくらい?値段は?】
・前髪縮毛矯正にかかる時間はどれくらい?
時間は30分~40分です。
おそらくどのお店でも変わりません。
縮毛矯正は2種類の薬剤を使います。
1回目の薬剤の反応の時間はどの薬剤を使っても、大体10分~15分が平均です。前髪は量も少なく範囲も狭いので、これくらいが平均でしょう。
それを1度流してから乾かして、アイロンを通して、2回目の薬剤を付けます。
手順はどのお店でもそこまで変わりません。
しかし!
私もそうですが、基本的にはどのお店でも「カット+前髪縮毛矯正」だと思いますので、カットの途中で前髪の縮毛矯正を同時進行します。
前髪の縮毛矯正だけの方はあまりいませんね。
同時進行することで、やや短縮できる時間がありますので、プラス30分くらいが目安です。
・前髪縮毛矯正の値段は・・・?
「3000円~5000円」です。
あくまでも平均の価格ですので、気に入っているお店があれば直接確認してみましょう。
全体の縮毛矯正が15000円~20000円ほどなので、前髪のみの部分矯正としてはこれくらいとなります。
ある程度時間と比例する料金設定でもあるので、妥当な金額だと思います。
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【前髪縮毛矯正はこんな人におススメ!】
・前髪だけくせが気になる方
大体このパターンの方が多いと思います。
「全体的にはパーマっぽくスタイリングが出来るけど、前髪だけくせが気になる場合。もしくは前髪だけが強いクセの場合。」
「前髪以外は普段結ぶので良いが、前髪は下ろしたい場合。」
・全体の縮毛矯正をかける間に前髪だけ
定期的に縮毛矯正を普段からしているけど、次の縮毛矯正まで3ヶ月以上期間が空く場合に前髪だけ繋ぎでやる方もいます。
やはり全体の縮毛矯正ですと、時間や料金がかかるので、特に気になる部分の前髪だけ合間にやっておけば、スタイルとしては持たせることも可能です。
・仕事柄、天候や環境で髪型が左右されやすい方
屋外での仕事の場合、雨やなど湿度の高い日は、朝にスタイリングをしっかりしてもすぐに崩れやすいものです。
また介護士などの場合も、お風呂介助では同じく髪型が崩れやすいです。
その都度直している暇もありませんので、前髪の縮毛矯正をしておくと、そういった影響も受けにくく崩れにくいのです。
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【ストレートパーマとの違いは何?】
縮毛矯正とストレートパーマの1番の違いは、「くせが伸びるかどうか」です。
・縮毛矯正
「熱の力(アイロン)を使って、半永久的に髪のくせを伸ばす技術」が縮毛矯正です。
使う薬剤は同じですが、工程の途中で、アイロンの熱を使って癖を伸ばして固定していきます。
1度伸ばした部分に関しては、時間の経過で多少は戻りますが、半永久的にストレートの状態のままで元に戻ることはありません。
髪の毛の癖を伸ばすのは、ストレートパーマではなく、縮毛矯正となります。
・ストレートパーマ
ストレートパーマは「ボリュームダウン」と「パーマ落とし」が主目的です。
正直、「ストレート」と言うネーミングが悪いですよね。
ストレートになると普通は思うじゃないですか・・・勘違いを招きます。
変な誤解を生むので、うちの店では「ニュアンスストレート」と呼んでおります。あくまでもニュアンスですよと。
実際の使用目的は「ボリュームダウン」がほとんどです。
もわっと広がりやすい髪質の方で、ボリュームだけを少し抑えます。くせは伸びません。くせを伸ばしたい場合は縮毛矯正です。
また「パーマ落とし」は問題なく出来ます。パーマを落としたいだけなら、縮毛矯正をしなくても大丈夫です。
【その後のおススメスタイリング方法】
ところで、前髪を縮毛矯正してストレートになったのは良いですが、その後のスタイリングはどうなのでしょうか?
ただ乾かしても、サラサラになりますし問題ないのですが、最近の前髪は「ふんわり柔らか」な質感が多いですよね。
こんな感じで、毛先が柔らかいですよね!
しかし、縮毛矯正をすると、基本的にボリュームはダウンし、毛先もストレートの状態になります。
そこでほのかな丸みを加えるために、仕上げでアイロンの使用をおススメいたします。
せっかく縮毛矯正をしたのにアイロン使うの?と思うかもしれませんが、仕上がりをよりよく見せるにはこれが1番良いです。
アイロンもストレートアイロンで問題ありません。簡単です。
こんな感じです↑
毛先の部分を少しくるっとするだけ。
これだけで、ストレートの前髪に少し味が出ます。
こんな仕上がりになります↓
ちょっとの丸みですが、これを縮毛矯正だけでやるのは現在は難しいです。
多少丸さを加えるくらいは出来ますが、やはり仕上げでアイロンを使って毛先をくるっとするとヘアスタイルの完成度が高くなりますね♡
また同じ要領で毛先を丸めることで、短めの前髪でも流せるようになります。
縮毛矯正をかけてあるので、汗や雨の日などにウネウネ戻ってしまうことありませんし色々やってみたくなりますね。
・ちなみに・・・セルフの縮毛矯正は絶対にやめましょう
縮毛矯正と言う技術は、美容室のメニューの中で、1、2を争うくらいのダメージのある技術です。
ダメージがあると言うのは、シリアスな技術だと言うことです。
たまたま1度や2度は、もしかしたらうまく行くかもしれません。たまたま状態が良かったからうまく行っただけで、失敗するリスクは非常に大きいです。
もし前髪が失敗したら・・・どうしますか?
くせの強さによって、薬剤の使い分けをしたり、放置時間を考えたり、アイロンのやり方を工夫したりしてます。
確かに、美容師でも失敗のリスクはあります。
ありますが、だからなおさら信頼している美容師にお願いしましょう。
前髪で人の印象は大きく変わります。
繰り返しですが、縮毛矯正はダメージのある技術です。そこを忘れずに!
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【まとめ】
前髪の縮毛矯正にかかる時間や料金は分かったと思います。
また前髪の縮毛矯正をおススメする方もお伝えした通りです。
最近の技術はかなり進歩して、縮毛矯正でも柔らかく出来るようになってきております。
ぜひ、美容師さんと相談して、自分に合った前髪で楽しく過ごしたいですね♡
くれぐれもセルフでやろうとはせずに、美容室でお願いしてくださいね!
今回は「【前髪の縮毛矯正】って実際どうなの?値段や時間はどれくらい?」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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