食事でも洋服でも値段の違いってありますよね。
もちろん縮毛矯正にも値段の違いがあります。
その違いが何か知っていますか?
今回は「【縮毛矯正の値段】安いと高いの違いは○○の理由があった!?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、その違いに付いて解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【縮毛矯正の値段】安いと高いの違いは○○の理由があった!?
縮毛矯正も値段の違いがありますよね。
質の違いや仕上がりの違いなどが予想できますが、はたしてそうでしょうか?
その他の解説も踏まえまして、5つに分けて解説していきます♡
【縮矯正の値段の違い】
①【縮毛矯正】土地柄による値段の違い
②【縮毛矯正】お店のコンセプトによる値段の違い
③【縮毛矯正】技術力や薬剤による値段の違い
【縮毛矯正の範囲による違い】
①前髪などポイントで可能か?
②毛先までやるか?リタッチか?
【縮毛矯正】土地柄による値段の違い
基本的に、土地柄による違いは、美容の料金だけでなく、食品やレストラン、駐車場代や家賃など、その土地土地で料金が変わります。
まあそうですよね。
縮毛矯正の値段は10,000円~15,000円が平均だと思います。
土地柄による違いであれば、大体は10,000円~15,000円の中の範囲に当てはまるでしょう。
店舗を借りていれば、家賃が発生しますし、所有していても固定資産税がかかります。電気代や水道代、材料費はそこまでの差はありませんが、都会や交通の便が良い場所ほど高くなるので、それに見合った技術の値段になります。
もちろん、人件費も都会に行くほど高くなりますので、それに応じた売り上げが必要になります。そうすると縮毛矯正の値段だけではなく、カットやカラー、パーマの値段が上がると言う訳ですね。
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【縮毛矯正】お店のコンセプトによる値段の違い
コンセプトによる違いと言うのは、どういうお店作りを目指しているかによって値段が変わると言うことです。
分かりやすいのが、「10分1000円」のようにリーズナブルなコンセプトで沢山の方を施術するお店と、個室対応で完全マンツーマンのラグジュアリーサロンでは、当然、金額が変わりますよね。
これによる値段の違いはかなり広がります。
安いと6,000円前後になりますし、高いところだと30,000円ほどになります。
もっと高く縮毛矯正専門店で100,000円のところもあります。いろんなコンセプトがありますからね。選ぶのはお客さまですので人気があればお店は続きます。
リーズナブルなお店の場合、もちろん縮毛矯正を含めたカラーやパーマはアシスタントが担当することが多いですし、完全マンツーマンだと全てのメニューをつきっきりで担当者がやることになるので、技術の料金が上がります。
また、同じコンセプトのように見えても、ターゲット層がどの年代か、もしくはどういった生活水準の方をターゲットにしているかでも変わります。
若い年代や主婦層を狙ったお店の場合、たとえマンツーマンだとしても、技術料金は抑えめになるでしょうし、セレブ層をターゲットにしていれば、たとえアシスタントを使っていても技術料金は上がります。
このようにお店のコンセプトやターゲットによって技術の値段は変わると言うことです。
ちなみに私のお店は完全マンツーマンになるので、周辺のお店よりもやや割高になっております。が、それでもころころと担当が変わったりすることもないので、技術力の心配が無いし、待ち時間なども無いことから、喜ばれております。
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【縮毛矯正】技術力による値段の違い
技術料金の1番の違いは、やはり技術力です。
技術力を高めるために、様々な取り組みをしています。
講習会や練習会で勉強や実験を繰り返します。もちろんそうした時間は営業が終わった後や休みの日にやることになります。
そうした努力を技術料金に反映させているのが美容室です。
技術力による違いと言うのは、実は真面目な方が多い印象があり、値段の違いも意外と広くないようです。これも10,000円~15,000円と言ったところです。
もちろん企業努力はどの職種でもあることで、それに見合った金額になっていると思います。
美容室の場合だと、勉強することで、出来るようになる技術も多く、その中で薬剤も高い種類のものを使うようになったり、処理剤と言って、ダメージの軽減などに使う新しい商材も仕入れたりと、技術力に伴い使う商材の金額も上がりますので値段に反映しています。
縮毛矯正だと、以前はアルカリ性の種類が主流でしたが、今では私のお店では弱酸性が主流となります。
薬剤の仕入金額も上がりますし、弱い薬剤でストレートにするには今までとは違った技術も必要になりますし、時間もかかります。
そうした努力があって、自然な仕上がりに、ダメージが少なく出来るのです。
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【縮毛矯正の範囲による違い】
値段の違いが分かったところで、せっかくなのでその他の疑問も解決していきましょう。
①前髪などポイントで可能か?
もちろん前髪だけの縮毛矯正も可能です。
その場合は、「前髪だけ縮毛矯正をしたいです。」と伝えればすぐに分るでしょう。
そのままですね・・・。
また前髪だけではなく、例えば「髪の表面だけ」とか「顔周りと前髪」なども出来ます。
くせが気になる部分を相談すれば大丈夫です。
全体の縮毛矯正よりも時間はかかりませんし、金額も下がります。
前髪だけであれば3,000円~5,000円が平均的だと思います。
「髪の表面」になると、10,000円前後でしょう。
髪の表面だけの縮毛矯正は、そこまでくせが強くない場合の方が多いですが、仕上がりとしてはツヤも出るし下の部分を地毛のまま残すので、毛先の柔らかさが出やすくなります。
前髪やつむじ周辺のくせが気になる方にはおススメです。
「顔周り」も同じく10,000円前後です。
前髪と顔まわりの縮毛矯正は小顔効果が抜群です。
顔周りにツヤがあっておさまりが良いと、顔の印象が引き締まるし、スタイルのメリハリが付きます。もちろん全体をやる場合に比べて時間の負担もかなり軽減できるので、全体は半年に1度くらいで顔周りは3ヶ月に1度やる方もいるくらい、顔周りのストレートは印象が変わりますね。
もちろん全体の料金よりも下がります!
しかし、範囲が半分だとしても半額になるわけではなく、7割~8割の金額になります。
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②毛先までやるか?リタッチか?
初めて縮毛矯正をやる場合は当然毛先までやりますが、2度目以降は原則としてリタッチになります。ちなみに、「リタッチ」と言うのは、伸びてきた根元の部分を指していて、カラーリングの時も使う用語になります。
基本的に縮毛矯正と言う技術は、くせの部分に使う技術であって、すでにストレートになっている部分に何度も重ねて行うものではありません。
もし、万が一、毎回毛先までストレートにするために薬剤を付けていたら、直ぐに止めた方が良いです。髪の毛が痛んでしまい、髪の毛の体力が持ちません。
アイロン操作に関しては、毛先までやることが多いです。
これは、どうしても薬剤を流す時に、中間や毛先にも馴染む程度には付いてしまうので、そのために毛先までアイロンは通して仕上がりを安定させるもので、1回目の薬剤は基本的にリタッチとなります。
状態やクセの戻り具合によって毛先に薬剤を使うことがありますが、かなりパワーの弱いものになりますので、何でも間でもやるわけではございません。今ですと弱酸性の薬剤を使って馴染ませる程度の力でやるのが一般的です。
ちなみに料金は、根元でも毛先まで縮毛矯正をやってもほとんど変わりません。
平均的に見ても、あまり変わらないところが多く、差があっても1000円~2000円違う場合もありますが、根元だけだから半額とかはありません。この辺りはカラーリングと同じで、薬剤の使う量は少し違いますが、行う技術としては全く同じですので、値段も多少変わるくらいが現状です。
【まとめ】
縮毛矯正の値段の違いは、大きく分けると「土地柄による違い」「お店のコンセプトによる違い」「技術力や薬剤による違い」になります。
それぞれのお店によって、ターゲットも違えば、場所も違うし、考え方も変わります。
その中で縮毛矯正だけでなく値段が変わりますので、メニュー一つだけを注目してみるのではなく、お店全体でみると、値段の違いも納得できるはずです。
また、縮毛矯正を行う範囲によっても値段は変わりますが、大切なのはどこがどのように気になっているかになります。
確かに範囲によっては安く済む場合もありますが、悩みの解決になるかならないかが重要になりますので、よく美容師さんと相談して決めてください♡
皆さまのヘアスタイルがより素敵になることを祈っております。
今回は「【縮毛矯正の値段】安いと高いの違いは○○の理由があった!?」をテーマにして解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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