最近は「マツエク」と言って、まつ毛にエクステを付けて、まつ毛を増やしたり長くしたりするのが流行っていますよね。
普段の化粧の時間も短くなる!と、とても人気です。
そんなマツエクですが、今回は「美容師免許が無いとマツエクが出来ない!?免許を取るにはどうすれば良いの?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、マツエクと美容師免許の関係について解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【美容師免許が無いとマツエクが出来ない!?】
美容師免許が必要です!
マツエクだけではなく、まつ毛パーマもする場合もありますので、美容師免許が必要になります。
マツエクが日本で流行りはじめたのは2004年頃からで、初めの頃は免許は必要なく誰でも簡単に始めることが出来ました。
しかし、事故が多く寄せられたのと、毛を扱うのに髪は必要で、まつ毛はいらないのはおかしいと美容組合から猛烈なクレームが相次ぎ、今に至ります。(笑)
実際に美容室でもマツエクやまつ毛パーマをしていたのですが、免許を持っていない一般の方の問題が多く、美容室と一緒にして欲しくなかったのが現状です。
「マツエク、まつ毛パーマは危険!」と言った印象になると、商売としては成り立たなくなりますからね。
また、もし問題が出た場合でも、免許取得者の場合だと、通達が非常にスムーズに行き渡るので、管理しやすいところもあると思われます。
どのみち、2008年からはマツエクの施術に美容師免許が必要になりました。
とは言っても急に免許を取得することは出来ませんし、「アイリスト」と言う職業もあまりなじみがありませんでしたので、当時は美容師からの転職がほとんどでした。
最近になって、アイラッシュサロンも認知されてきたので、アイリストになるために「美容師免許」を取得する人が増えてきております。
ですので、全く経験なくてもアイリストを目指す人も増えてきましたね。
最近の動向を見ていると、おそらく今後も増えることでしょう。
【美容師免許を取得するには?】
美容師国家資格を取得するには美容専門学校に通う必要があります。
美容専門学校には、昼間(2年)、夜間(3年)、通信(3年)の3つのコースがあり、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
昼間課程は通常の高校や専門学校と同じで、月曜から金曜まで学校に行き、朝から夕方まで知識や技術を学ぶことになります。
基本的に美容師免許を取得する教習学校なので、3つの中で1番合格率が高いです。
しかし、費用も1番高く、日中の時間も拘束されますので、マツエクだけではなく、美容師全般の仕事に興味がある場合に、昼間課程を選択するのが良いと思います。
夜間課程は夕方の16時か17時から始まるので、日中は空いております。
昼間にバイトしたり、ダブルスクール(学校の掛け持ち)をする場合はこちらがおススメです。
通信課程は一定期間中に「レポートの提出」があるのと、「スクーリング」と言って、夏や冬の長期休み期間に10日ほど通うスタイルです。
こちらも夜間と同じで3年間かかります。
どのコースを選んでも、2年から3年ですので、マツエクだけをやりたい場合は、私は夜間か通信が良いと思います。
空いている時間で、マツエクの技術を学んだり、資格を取る時間に充てるのが効率的でしょう。
また費用の面から言っても、昼間は250万ほどかかりますので、マツエクだけを目指す場合にはかなり割高と言えるでしょう。
もちろん美容師も同時に目指すなら良いと思いますが。
通信だと費用が60万円ほどですので、やはりマツエクのために免許を取得するのであればこちらがおススメです。
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国家資格の免許ですので、簡単にパパっとは取れませんので、自分のライフスタイルに合った、無理しない日程のコースを選びましょう。
最近は、高校卒業後に直接アイラッシュサロンに就職する人も増えてきました。
その場合、雑用や掃除から始まり、サロンで技術を勉強しながら、免許取得のために通学することになります。
そうすると、やはり通信課程がおススメになりますね。
夜間もおススメではあるのですが、最近は夜間を実施している学校が少なくなってきてるので、自分の地域の学校で実施しているかを先に確認してみましょう。
【まとめ】
マツエクをするには、「美容師国家資格」が必要です。
取得するには美容学校を卒業し、国家試験に合格しなくてはいけません。
早くても卒業までには2年間はかかりますので、自分のライフスタイルに合ったコースを選んで、ぜひ人気アイリストになってください。
心より応援しております。
今回は「美容師免許が無いとマツエクが出来ない!?免許を取るにはどうすれば良いの?」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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