「美容室で見た時は良かったけど・・・」
そんなことありますよね。
もう少し切りたい・・・、パーマが落ちちゃった・・・、思っていた色と違う・・・
そういったとき美容室ではやり直してくれるのでしょうか?
今回は「美容室で「やり直し」は出来る?カラーやパーマも可能?」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、美容室のやり直しについて解説していきたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【やり直してもらうのは可能かどうか?】
もちろん「やり直しは可能」です。
ご安心ください。
余程、誓約書のようなものに、「やり直しはしません!」とサインでもしてなければ、ほとんどのお店ではやり直してくれます。
基本的に「短く切り過ぎ」た場合以外はやり直してくれます。
切り過ぎた場合でも、その状態に合うように何かしらしてくれるでしょう。
ですので、もし美容室から帰ってきて気になることがある場合は、早めに美容室に連絡してみるのがお互いに良いと思います。
【やり直してくれる場合の気になること!】
やり直してくれるのは分かったのですが、「お金は・・・?」「期間は・・・?」など色々と気になりますよね・・・。
順番に解説していきましょう。
①料金はかかるの?
基本的にかかりません。
あくまでもやり直しなので、お金はかかりません。
例えば、やり直しではなく、カラーリングで「更にハイライトを入れたい」とか「前髪だけ縮毛矯正をしたい」のように、プラスのメニューの場合はもちろん料金は頂きますが、「施術した内容のやり直し」であれば、更にお金はかかりませんので、ご安心ください。
ただし、ほとんどの美容室、99%の美容室はお金はかかりませんが、まれにお金をいただくお店もありますので、正しくはそのお店に聞いてみるのが良いでしょう。
基本的にやり直しにはお金はかかりません。
②期間はどれくらい?
1週間~10日の期間がほとんどです。
2週間の猶予を取っているところはほぼありません。
これには理由があって、2週間もすると、家でのケア方法(シャンプーの仕方など)や生活習慣(プールや温泉など)によっては、パーマやカラーに影響がある場合があるのです。
それまで「やり直し」に含めるのは美容室側も大変ですので、ある程度の期間が決まっております。
髪の毛のカットでのやり直し(もう少し短くして欲しい、もう少し量を取って欲しい)は2、3日あれば気付くと思いますので、その時連絡しましょう。
パーマやカラーでも、5日程度で、やり直しの場合は変化が出ますので、同様に連絡した方が良いでしょう。
ただし!
やり直しに行くのは、その期間じゃなくても良い場合がほとんどです。
もちろん、仕事や学校の都合がありますし、美容室側の都合もあります。
ですので、少なくとも1週間程度では美容室に連絡し、いつなら都合が良いか相談すると良いでしょう。
▼おススメ記事▼
③どれくらいならやり直してくれる?
気になることがある場合は、ちょっとしたことでもやり直します。
前髪が5mm長いと思ったら、連絡いただき、お店にいらしてもらえればカットしますし、ほんのちょっとパーマを落としたい場合でも、気になるようでしたら、ささっと落とします。
やりようはあるのです。
ですので、どの程度と言うよりは、気になったらまず相談。
そう思ってもらえると良いでしょう♡
しかし、「やっては見たけど、あまり好きではない」とか「やっぱりもっと強いパーマにしたい」など初めのカウンセリング(約束)と違うスタイルを望んできた場合、料金をいただくことになります。
好き嫌いは個人の判断ですし、違うパーマスタイルも約束と異なります。
そのままやり直しとしてやってくれるお店もあるとは思いますが、違うスタイルを望む場合は、そのまま料金がかかるか、基本料金の半額などかかることを覚えておくと良いでしょう。
④気まずいけど・・・実際どうなの?
気まずくないですよ(笑)
時間取らせてしまって申し訳ないな~とは思いますが、気まずい雰囲気ではありません。
お客さんの方が気を使うことがあるとは思いますが、そもそもの原因はこちらですので、遠慮せずに連絡ください。
でも、きっと美容師側はへこんでいると思います。(笑)
そりゃ、失敗だもん。
料理作って、「あまり美味しくないね・・・」って言われてるのと一緒だから、多少はへこみますよね。
ただし、遠慮はしないでください。
失敗から学ぶことは沢山ですし、失敗からしか学べませんので、変に気を回さずに気になったら連絡をください。
⑤担当者を変えて貰いたい・・・?
もちろん可能です。
長く担当して貰っている場合は、中々無いのかもしれませんが、まだ来店から浅い方の場合、違う担当者にやってもらいたいと思うのも気持ちの面では理解できます。
もしくは、「誰でも良いので早めに直してもらいたい」とかね。
実際に失敗してるわけだから、上手い人にやってもらいたいですよね。
基本的には、美容師側の経験にもなりますので、やり直しも自分で直すのが、スタンダードだとは思いますが(どの薬剤を、どれくらいの時間使ったか?などを把握しているので)、だからと言って絶対ではありませんので、ご安心ください。
もし、違う担当者にやり直してもらいたい場合は遠慮せずに伝えましょう。
ただし!
お店によって、店長指名○○円、ディレクター料金○○円など自分が担当してもらった美容師さんよりも、料金の高い担当者を指名する場合は、その差額分の料金を支払うことになるでしょうから、そのあたりも理解しておくと良いでしょう。
【まとめ】
美容室での「やり直し」は可能です。
期間は1週間~10日ほどで、基本的に追加の料金はかかりません。
ただし、当初と違うスタイル変更やメニューの追加などには料金がかかってきますので、美容師さんに確認が必要です。
また担当者を変える場合も、変わった担当者の方が、そもそも料金が高い場合は、その差額を支払うことになります。
美容室によっては、やり直しでも料金が発生することもあるし、やり直し自体をやらないところもあります。
もし家に帰ってから気になった場合は、遠慮せずに美容室に連絡して、そのあたりを確認するのがベストでしょう。
今回は「美容室で「やり直し」は出来る?カラーやパーマも可能?」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
▼おススメ記事▼
・美容室ではマスクを着用しても良いのか?お互いが安心できるように♡
・美容室は予約なしで行っても大丈夫?心構えと気を付けること。
コメントを残す