最近の前髪はほのかな丸みが特徴ですよね。
サラサラ直毛でそのまま下ろしているヘアスタイルの方が少ないと思ます。
そこで、前髪のパーマとなるのですが、ちょっと不安と言うこともありますよね。
今回は「【前髪パーマ】失敗しないために必要なこと!!」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、前髪のパーマのポイントをお伝えしようと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【前髪パーマ】失敗しないために必要なこと!!
今回はこんな感じの解説です。
・前髪パーマがおススメな人
・前髪パーマがおススメではない人
・ちなみに料金や時間は?
・前髪パーマのポイント
・前髪パーマの失敗例と解決方法!
・まとめ
早速始めます♡
▼前髪パーマの魅力は▼
【前髪パーマがおススメな人】
・前髪を流したい人
サラサラしてる人や、髪の毛が硬い人は、中々流れにくいですよね。
髪の毛は短くなると、ハリコシが出るので、前髪くらいの長さになると、元々くせがない人は流れないものです。
また少し伸びると目に入りやすくて邪魔なものですよね・・・。
そこで前髪にほのかな丸みを付けるだけで、流れやすく、扱いやすい前髪になります。
・前髪が割れる人
誰でも簡単に前髪を下せるものでもなく、生え際はくせがある場合が多く、特に前髪には割れるくせを持っている人もいます。
そこで、前髪に軽くパーマをかけておくと、かけた部分同士が馴染みやすくなるので、割れるのを防いでくれます。
ただ、どうしても生えグセの強い場合もありますので全てではありません。
・ペタッとする人
ボリュームが欲しい人はすぐにでもかけるのをおススメいたします。
簡単にふわっとしやすく、前髪パーマをかけておくとブローの持ちも良くなるので、ブローの土台としても活躍してくれるでしょう。
ペタッとしやすい方はおススメです。
・ヘアスタイルに飽きた人
ほんの少し前髪にパーマをかけただけで、ヘアスタイルの幅が広がります。
伸ばしている最中でも、変化が出来るし、写真のように短くした場合でも少しの前髪パーマで、おでこに馴染ますことが出来ます。
ちょっとした質感を変えるだけで、伸ばしていても、短くしても、雰囲気を変えて楽しむことが出来るのも前髪パーマの魅力と言えるでしょう!
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【前髪パーマがおススメではない人】
・元々くせがある人
元々くせがある場合は、流しやすいでしょうからあまり必要ではありません。
また、流しやすいよりも強いくせ毛の場合はパーマと言うよりもストレートの方になりますね・・・
くせはあるけどペタッとする人以外はかけなくても良いです。
・普段アイロンで巻く人
普段からアイロンやコテを使う方も必要ありません。
アイロンに慣れてると、結局巻くと思うので、効果が薄いかと思います。
またアイロンのツヤはパーマでは出ませんので、そういったところでも普段からアイロンを使う人には前髪のパーマは向いていないと思います。
・縮毛矯正の人・ブリーチの人
絶対にやめましょう。
使う薬剤の特徴が相性悪いので、縮毛矯正じゃなくてもストレートパーマをやっていた方はパーマは止めましょう。
また、縮毛矯正は180℃前後の熱の力で固定します。通常のパーマは熱を使いませんので、ハッキリ言って相性は悪いです。
また、ブリーチも髪の内部を破壊する薬剤ですので(その分明るくなる)、その後にパーマに耐えうる状態ではありません。
くれぐれもご注意を!!
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【ちなみに料金や時間は?】
料金は前髪パーマだと、3000円前後です。
安いところだと1000円ほどで出来ます。
ちなみに私のところは3000円です。(税別)
前髪だけだからと言って、極端に安くはなりません。
薬剤の放置時間などは変わりませんし、その後流したりするのも同じです。
巻く本数が違うだけで、その他の技術や手間は同じことをしますので、これくらいの料金が平均です。
時間は、カットと同時進行できる場合もございますが、前髪のパーマだけで考えると20分~30分ほどで出来上がります。
2本~3本巻いて薬液の塗布になりますので、ほとんどが放置時間と流す時間になりますね。
【前髪パーマのポイント】
・仕上がりの確認
何と言ってもこれが1番大切です。とにかくビジュアルで確認しましょう。
最近はヘアカタを置いている美容室が少なくなっております。
私の店でもそうですが、ネット上の方が沢山ありますので、本を準備することが無くなってきました。
ですので、家でもどこでも自分でも探すことが出来ますので、もしこだわりが強いようでしたら、ネットを使って自分好みを探してみるのがおススメです。
その上で髪質やおでこの広さを考慮して美容師さんの方で、説明してくれると思います。まずはお互いの確認と言うことですね。
・ほのかな丸み
丸みで良いのか、流したいのか、ちょっと味が欲しいのか?
仕上がりの確認と同じですが、前髪の印象はヘアスタイルの中でもかなりの比重を占めております。
ちょっとした違いで、雰囲気も変わりますので、しっかり確認するとともに、スタイリングにも踏み込んで確認しておきましょう!
・過去の事例を伝える
これは美容師さんも確認してくると思いますが、今まで過去にどういった事例や失敗例はあったのか、その時どう感じたのかなど、お客さん側からも言ってもらえると助かります。
さすがに鵜呑みにはしませんが、お客さまとしてはどう感じたかと言う部分は参考になりますので、遠慮せずにお伝えください。
感覚の個人差を埋めるには話すしかないですからね♡
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【前髪パーマの失敗例と解決方法!】
・弱かった
弱いと感じた時点で早めに連絡して、もう一度かけましょう。
美容室に連絡して、そのことを伝えるとやり直してくれます。
ロッドが大きかったか、薬液が弱かったか、放置時間が短かったのか。
このどれかだと思います。痛みが無いのであればかけ直しで済みますので遠慮せずに連絡しましょう。
・強かった
速やかに連絡しましょう。
強いと気になって仕方がないですからね・・・弱いよりも手がかかります。
弱くする方法は色々ありますが、時間もかからずささっと出来ますので、もし強いと感じたら、連絡してください。
それまでは、ブローをするかアイロンで伸ばすなどして過ごしましょう。
意外とそうしているうちに、パーマが馴染むかもしれませんし。
・チリチリ
どうしようもありません。。。
その部分を切りましょう。
切るしかないのです。
おそらく、「強すぎ」か「ダメージが大きすぎ」でチリチリになったと思います。もしくは先ほどお伝えしている通りで、縮毛矯正かブリーチをしている髪に気づかずにかけてしまったか・・・。
どのみちチリチリになってしまったら、髪の毛として存在してませんので、切るしかありません。
・老けた・・・
強かったのかな・・・?きっと強くかかってしまったんでしょうね。
同じく・・・美容室に連絡して状況を説明し、直してもらうまではブローやアイロンで伸ばしながら過ごしてください。
チリチリになっていなければ、直すことは出来ますので、そこはご安心ください。
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【まとめ】
前髪パーマの魅力は伝わりましたか?
前髪パーマのおススメは、「流しやすくなる」「割れるのを防ぐ」「ボリュームが出る」「イメチェンが出来る」と言った方になります。
また「元々くせのある人」「普段アイロンを使う人」「ダメージのある人」はおススメできません。
ポイントでのパーマなので、時間や料金もかからず、簡単にイメージを変えることが出来るのがメリットですが、重要な前髪です。
仕上がりの確認は入念にしておきましょう。
ほんの少しの丸みや、ほんの少しの柔らかさで印象がすごく変わります。
扱いやすくなり、朝のスタイリングも変わります。
ぜひ皆さんも前髪パーマに挑戦して、新しい前髪を手に入れてくださいね。
今回は「【前髪パーマ】失敗しないために必要なこと!!」をテーマにして解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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