パーマの上手な乾かし方のコツを紹介!!簡単にふんわり仕上げ!

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久しぶりにパーマをかけて、美容室の仕上がりも満足して、次の朝・・・あれっ?

どう乾かすの?

久しぶりのパーマだと、乾かし方に迷ってしまうこともありますよね。

パーマの仕上がりに満足していても、実施に自分で出来ないとどうにもなりません。

 

今回は「パーマの上手な乾かし方のコツを紹介!!簡単にふんわり仕上げ!」をテーマに、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が自宅でのパーマの上手な乾かし方とコツを解説していきます。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

【パーマの上手な乾かし方のコツを紹介!!簡単にふんわり仕上げ!】

今回は3つに分けてパーマの乾かし方について解説していきます。

①よくあるパーマの乾かし方の悩み

②パーマの上手な乾かし方とコツ!

③レングス別のパーマの乾かし方のポイント!

少し練習すれば誰でも簡単に出来るようになります。

難しいことは一つもありませんので、覚えて友達にも教えてあげてください!

①よくあるパーマの乾かし方の悩み

パーマの乾かし方は、うまく出来ずに意外と悩んでいる人も多いです。

確かにパーマスタイルの乾かし方は普段からやっていないとストレートのスタイルと勝手が違い、悩むことが多くて大変かもしれません。

ここではパーマをかけた人がどんなことに悩んでいるのかについて紹介します。

 

◉サロンでしてもらったスタイリングが再現できない

パーマをかけてもらい、サロンでは満足したヘアスタイルを、自分で再現できないという人は多いのではないでしょうか。

美容師のアドバイスを聞いていれば出来るという人もいますが、自宅で再現するにはどうしても難しいというのが悩みになっている人も多いです。

 

パーマをかけると今までの状態と変わってきますので、どこから始めて良いのか?どうしたら良いのか?スタイリングが想像より難しく感じることもありますよね。

普段とは違った乾かし方はもちろん、セットの仕方なども迷ってしまうことが多いと言えるでしょう。

 

◉乾かすと上手くウェーブが出ない

パーマをかけると、濡れている時は良いのですが、乾かした時にウェーブが上手く出せない場合があります。

せっかくパーマをかけて来ても、部分によってはなかなかウェーブが表現しきれない、なんてこともあるのです。

 

これは髪質的にパーマが落ちやすい方に多いです。

 

再現できないと似ていますが、スタイリング自体が出来ないのと、髪質的にパーマが落ちやすいのとは少し違ってきます。

実際、こういった場合は、濡れているとちゃんとウェーブがあっても、乾かしている最中にパーマが伸びてきます。

 

こういった髪質の場合にウェーブを出すためには、パーマをかける時点でしっかりめにパーマをかけることが必要です。

髪質に関して自分で判断できないときは、パーマをかける前に美容師にパーマのの強弱も相談しておきましょう。

元々の髪質がサラサラストレートの方に多く見られます。

過去にパーマをかけていて、パーマが落ちやすいと感じている場合は、それを伝えると良いと思います。

美容師さん自身も判断しますが、やはり伝えてもらえると助かります。

▼おススメ記事▼

・パーマとカラーは同時でも大丈夫?順番はどっちが先?

・パーマの種類ごとの違いを解説!髪質に合うパーマを紹介♡

②パーマの上手な乾かし方!!!

パーマの簡単な乾かし方を知っておくと、しっかりとウェーブも出せて、スタイリングも楽になります。

動きも出しやすく、スタイリングにも華が出ますね!

手順を追って説明していきますので、1つずつ覚えてみましょう。

普段からやっていると自然とコツを掴み、いずれ楽にスタイリングできるようになります。

 

1.タオルドライ

乾かす時はドライヤーを使いますが、その前に、まずは丁寧にタオルドライをしましょう。

ガシガシとタオルで拭く方もいますが・・・それではダメージが進んでしまいます。

正しいタオルドライは、まず頭皮を優しく揉むように拭きます。

 

頭皮全体が拭き終わったら、中間から毛先をギュッギュッと髪の毛を軽く握るように水分を吸い取るのが良いです。

手でバシバシと強く叩いたり、タオルで擦ったり、過度に刺激を与えて乾かしてしまうと、髪の毛が傷むことも多いです。

痛んでしまうと、ダメージが重なりますので、せっかくかけたパーマも弱くなってしまいます。

パーマの効果を長く持たせたい場合は、タオルドライは優しく行いましょう。

関連記事:タオルドライの正しいやり方!美髪はここからスタート!

2.洗い流さないタイプのトリートメント剤

お風呂でのトリートメントももちろんするのですが、さらに流さないタイプのトリートメント剤も使うのがおススメです。

洗い流さないタイプだと、狙った中間や毛先に付けることが出来ますので、よりパーマの効果を長持ちさせてくれます。

トリートメントによっては髪の毛にハリやツヤを与えてくれるものも多く、ウェーブの弾力を出しながら、まとまりやツヤを出すのに非常に便利です。

 

中間、毛先中心に付けたら、目の粗いコームで全体に馴染ませます。

あまりコームを通すのを嫌がる美容師もいますが、流さないトリートメント剤を使ったら、梳かした方が全体に馴染みやすく、仕上がりも違ってきます。

無理に引っ張ったり、目の細かいコームを使ったり、パーマが伸びてしまいそうなことをしなければ大丈夫ですので、トリートメント剤を使ったら、全体に軽く梳かしながら馴染ませます。

 

その後は、乾かす前にウェーブを戻すために、毛先を下から上に向かって揉みこみます。

乾かす前に1度、トリートメントを付けて軽く梳かし、その後ウェーブを戻す。

ここまでが下準備です。

関連記事:ヘアオイル、美容師のおススメ8選!!

3.髪の毛は根元から乾かす

乾かす時は、髪の毛を持ち上げるようにして、根元から乾かしていきます

パーマがうまく出せない方の場合、ここが出来ていない場合が多いです。

 

1番のポイントです。

今までパーマをかけていない時は指を通しながら乾かしていたと思いますが、パーマスタイルの場合は指を通すのは厳禁です。

理由は「パーマが伸びるから。」

髪の毛を持ち上げるようにして、根元に向かってドライヤーを当てていきます。

とにかく根元から乾かしてください。

「髪の毛を持ち上げて根元から」

 

毛先に関しては勝手に乾いていきます。

根元を乾かしていると毛先も少しづづ乾いてきます。

毛先を乾かしすぎると、毛先がパサパサになってしまいます。

そうなるとせっかくのパーマもただバサバサ見えてしまいます。

 

とにかく乾かす時には髪の毛の根元を乾かすようにしてください。

そうすることで毛先を守りながら根元を乾かせます。

この状態で7割程度まで乾かしていきます。

関連記事:ドライヤーの正しい選び方と長持ちのコツ!

4.髪を揉みこみながら乾かす

乾かし方の最終です。

全体が7割程度まで乾いたら、スタイリングしながら乾かしていきます。

 

ここでいうスタイリングと言うのは、スタイリング剤を使う前の段階です。

ドライヤーを弱風にして、パーマの欲しいところを手で揉みながら乾かしていきます。

毛先にカールが欲しい場合は、毛先を掌で包むように揉みながら乾かすし、根元付近に欲しい場合は、根元を揉むように乾かします。

パーマがかかっていると、これだけでもカールが出るようになります。

 

夏場などであれば、7割程度乾いた状態でワックスなどを使ってスタイリングして、あとは自然乾燥でも良いと思います。

最後まで乾かす場合は、お伝えした通り、仕上がりのイメージをしてその部分を手で揉むように乾かすとバッチリです。

 

◉パーマの乾かし方のコツ

パーマの乾かし方のコツを知っておくと、乾かすのが楽になりどんどんスタイリングの幅も広がりますよね。

パーマの乾かし方のコツをいくつか紹介します。

簡単に実践できるものばかり集めたので、今日からやってみてはいかがでしょうか。

1.乾かしすぎない

完全に乾かしすぎないことです。

実は意外と簡単なことなんですね。

どうしても毛先を乾かしすぎると、髪の毛がパサパサになってしまうことが多いです。

髪の毛にはある程度の水分量が必要となるので、水分量を一定に保てるくらいに乾かすのが良いです。

無理に乾かしたり、気づいたら乾かしすぎてしまったり。

ですから、流さないトリートメント剤を使って、毛先を保湿した状態にすることが大切です。

流さないトリートメントは忘れずにつかいましょう。

 

2.寝る前にカールの癖付けをする

朝に洗う場合は別ですが、夜のうちにある程度パーマのスタイリングをしておくと朝のスタイリングが楽になります。

そうすると朝は、少し濡らしたり、ムースを付けるだけで良かったりします。

 

寝るだけだからとサボらずに、先ほどの乾かし方で、夜のうちにカールを付けておきましょう。

パーマを落としたくない人は、この習慣を身につけておくと良いでしょう。

 

3.毛先のドライヤーは弱風にする

パーマを乾かす時、ドライヤーは弱風にしてください。

強風にしておくと髪の毛がバサバサとなり、仕上がりもバサバサだし、ダメージも負ってしまいます。

弱風で乾かしますが、これも慣れるとさほど時間は変わりません。

むしろ弱風で乾かしたので、毛がバサバサにならずに、その後のスタイリングが楽になり、結果としては時間の短縮につながるかもしれません。

もちろん、乾かしすぎるのは厳禁なので注意しましょう。

 

4.目の粗いコームを使用する

絶対に目の粗いコームを使いましょう。

目の細かいコームは引っかかる可能性も高く、引っ張ってしまうので、パーマを伸ばしてしまう可能性もありますので、パーマスタイルには向いておりません。

全くコーミングをしないと髪の毛同士が絡まっている場合も多く、乾かしている最中に余計に絡まってきます。

キレイにパーマのスタイリングをしたい場合は、乾かす前に軽くコーミングをする必要がありますので、目の粗いコームを用意するようにしてください。

髪の毛を梳かしてから、手でパーマを戻し、乾かす方が圧倒的に仕上がりがキレイですよ。

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・【生理中】カラーリングはしても大丈夫!?

・【ヘアマニキュア】やっぱり目立ちたい!おススメスタイル♡

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③レングス別!パーマの乾かし方

ヘアスタイルも長さによって、乾かし方も変わってきます。

大きな違いと言うよりは、少しのコツになりますので、違いを覚えるとより効果的にスタイリングが出来ます。

自分のヘアスタイルごとに、まずは実践してみてください。

ショートヘア

ショートヘアの方ほど、タオルドライをしっかりしてください。

タオルドライだけでもかなりの水分を取ることが出来ます。

その上で髪の毛に下からドライヤーを当てるようにすると、根元からフワッと乾きます。

間違っても上から当てるのではなく、下から空気を取り入れるように乾かしていください。

 

パーマも根元が立ち上がるように乾くと、よりカールが出やすくなるので、スタイリングした時のバランスもとりやすくなります。

ワックスは少なめに取って、手の平の全体に伸ばしたら、髪の毛全体に馴染ませるようにしましょう。

どこか一部に付けるのではなく、まず全体に馴染ませてから細かい部分をスタイリングすると上手く行きます。

 

ミディアムヘア

ミディアムからロングヘアは根元が乾かないこともあるので、まず根元を中心に乾かすようにしてください。

根元が乾かないと、ペタッとしてしまい仕上がりのバランスが悪いです。

 

毛先を乾かすのではなく、できる限り根元だけを乾かすことが重要です。

とにかく根元から乾かす。

ミディアムくらいまでは、根元を乾かしていると、自然と毛先もそれなりに乾いてきます。

この場合もドライヤーは下から当てるようにしてください。

 

ロングヘア

ロングの場合は特に根元です。

長い分ペタッとしてしまいますので、根元をしっかり乾かさないとペタッとします。そもそも乾きづらいですから、カールを出すよりもしっかり根元から乾かしてください!

根元からドライヤーを当てている分には、ロングの場合は毛先のカールが伸びることはありません。

根元が乾いた後で、ロングは髪の毛を指などで巻きながら乾かすと、よりカールを出したまま乾かすことができます。

 

また乾かした後に、アイロンでスタイリングするのもおススメです。

パーマがかかっている髪をアイロンでスタイリングすると、アイロンのカールも馴染みやすく、自然に仕上げることが出来ますし、よりパーマを長持ちさせることができます。

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【まとめ】

パーマの乾かし方のコツは

・タオルドライをしっかりすること

・流さないトリートメント剤を付けて、粗いコームで梳かすこと

・ドライヤーは弱風で根元から乾かすこと

この3点が出来れば、案外パーマも上手にスタイリングすることが出来ます。

ストレートの時と勝手は違いますが、パーマを乾かすのも慣れですので、少しのコツを掴めば楽に出来ます。

 

乾かし方を変えるだけでも、スタイルの幅が広がって、いつもと違うスタイルを楽しめるのもパーマの良いところです。

ダメージが残らないよう気を付けながら、スタイリングを楽しんでくださいね。

 

今回は「パーマの上手な乾かし方のコツを紹介!!簡単にふんわり仕上げ!」をテーマにして解説していきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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