美容師の専門学校生も2年生になると、国家試験の勉強と平行して、「就職活動」をする必要があります。
スーツにネクタイ・・・と言ったようなサラリーマンと違い、基本的に服装が自由な美容師の場合、面接はどういった服装が好まれるのでしょうか?
今回は「美容師の面接って、服装も関係あるの?」をテーマにして、美容師歴20年以上、現在はオーナー兼現役美容師の私が、美容師の面接にはどのような服装が求めれるのかを解説してみたいと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【美容師の面接って、服装も関係あるの?】
基本的に私服で大丈夫です。
美容師の仕事自体がスーツにネクタイではありませんので、面接時も私服で問題ありません。
また、だからと言ってスーツで行くのはダメと言うこともありません。
スーツか私服かで考えるよりも、面接に向かう時の服装について大切なことがありますので、解説していこうと思います。
【お店の特徴に合っているか?】
面接に着ていく服装で一番大切なのが、「サロンの特徴に合っているか」と言うことです。
様々なサロンがありますが、サロンごとに特徴があります。
繁華街の大型店で沢山のお客さんが来るサロン、川沿いや住宅地の中で静かな雰囲気のプライベートサロンと言うように、地域によっての特徴や作るヘアスタイルによる特徴もあるでしょう。
表参道や銀座のサロンの面接に、原宿や渋谷の若者のような服装ではおそらくダメでしょう。
こういった場合は、むしろスーツでも良いかもしれません。
スーツでもノーネクタイで、パンツは七分丈のようなスタイリッシュな雰囲気でも良いでしょう。
反対に原宿の裏通りのような、個性派のところに、スーツでは似合わないでしょう。
また大型店のように様々なお客さまが来るようなお店の場合は、個性豊かな服装よりも「清潔感」や「若々しさ」などのように、スッキリした印象の服装が好まれます。
個性豊かなプライベートサロンは、そのサロンに合う服装が良いです。
しかし、もし入りたいサロンの特徴や特性に合った服装が無い場合・・・困りますよね。。。
そういった場合は、次にあげることに気を付けると好印象になり、合格にぐっと近づきます!
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【あなたは信頼できる人?】
面接ではその人が「信頼できるかどうか?」を見ています。
美容師の仕事は、狭いサロンの中で一日中一緒にいて、大切なお客さまを任せることにもなります。
信頼できない人と一緒では成り立ちません。
もちろん質疑応答も大切ですが、服装と合わせて、髪型やネイルなど、全体的に見られますので中途半端にしないように注意しましょう。
オシャレは大切ですが、信頼できる人間かどうかをじっくり考えましょう。
・基本的な身だしなみ
では髪型など具体的にはどうすれば良いかを解説していきます。
「髪型」
髪型は、顔に髪がかからないように、結んでまとめるなどスッキリ見えるようにしましょう。
顔がはっきり見えないとどんな人か判断しにくいです。
「服装」
基本的には私服でもスーツでも構いませんが、オシャレな業界とはいえ、胸元の開いた服・派手な色・ミニスカート・レギンスなどはNGですので、注意が必要です。
特に私服の場合は、キレイ目な洋服を心がけましょう。
「靴」
靴は、洋服に合わせて、歩きやすく飾りのないものを選びましょう。
ヒールは細すぎず、高さもあまり高いのは避けましょう。5cm前後が理想です。
「バック」
バッグも、基本は黒。
普段使っているようなカジュアルなものは避けましょう。
「ネイル」
ネイルは、あまり派手なものは避け、自然に見える薄い色にしておきましょう。
「腕時計やその他」
腕時計や装飾品はシンプルでベーシックなものを。
なければ付けない方が良いでしょう。
ピアスはシンプルなタイプのものなら問題ありません。
【まとめ】
美容師の面接は私服で大丈夫です。
もちろんスーツも間違いではありませんが、お店の場所や雰囲気などに合わせれることが出来る人かどうかを見られます。
また、なぜ服装が大切かと言うと、面接では「信頼できる人かどうか?」が見られます。
服装と合わせて、髪型やネイルなども派手になり過ぎないように注意しましょう。
今回は「美容師の面接って、服装も関係あるの?」をテーマにして解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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