私たちの生活に馴染みの深い食べ物の一つとして「納豆」が上げられます。
古くから日本食には欠かせないものであり、毎朝食べると言う方も多いのではないでしょうか?
そんな「納豆」ですが、髪の毛にも有効なのをご存じでしょうか?
今回は「髪の毛にも納豆酵素が大活躍!納豆のパワーを再確認!」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、納豆と髪の毛の素敵な関係を解説していこうと思います。
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【髪の毛にも納豆酵素が大活躍!納豆のパワーを再確認!】
発酵食品である納豆は、髪の毛にとっても非常に有効だと言われております。
特に薄毛に対して効果的です。
酵素が体にとって必要だとご存じの方も多いと思います。
その酵素は生の野菜や果物だけではなく、発酵食品にも多く含まれていることがわかっています。
日本の伝統でもある納豆や味噌、しょうゆなどは、酵母菌の働きで食材を発酵させて、多くの酵素を生み出している食品です。
その中でも納豆は酵素以外の栄養素も豊富に含んでいるため、薄毛を予防・改善するのにおすすめの発酵食品だといわれています。
その理由を順番に解説していきましょう!
①ナットウキナーゼ
②大豆イソフラボン
③亜鉛
①ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼは納豆のネバネバに含まれている酵素で、タンパク質を分解する時に使う酵素となります。
以前はネバネバ菌と言って、混ぜれば混ぜるほど良いと言われていましたね。
加熱した大豆を納豆菌で発酵させる過程で、ナットウキナーゼが生成されます。
ナットウキナーゼは血液をサラサラにし、血行を改善する効果があるので、髪の毛まで栄養が運ばれやすく、吸収しやすくなるので、髪が成長して薄毛が改善されると言う訳です。
現代人はファーストフードも含めて、脂分の多い食事が多いと言われております。
血液をサラサラにしてくれるのは、健康に直結しますので、摂らない理由は無いですね!
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②大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持つ栄養素です。
髪の毛は女性ホルモンの影響を受けており、大豆イソフラボンを摂ることによって、男性ホルモンのテストステロンの分泌を抑制する効果があります。
また活性酸素を防ぎ、頭皮や髪の老化を予防する効果が期待されています。
全ての老化の原因は活性酸素で、頭皮や髪の老化だけでなく防いでくれるのは嬉しいですね。
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③亜鉛
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼがくっついて、原因物質(DHT)を作り出します。
その5αリダクターゼの働きを抑えるのが亜鉛となります。
また亜鉛は、食事から摂取したタンパク質が分解されて、アミノ酸になり、そのアミノ酸が再合成する時に必要な働きを持っているため、髪の成長に欠かせない栄養素だといわれています。
つまり亜鉛の不足は、再合成に必要な栄養素の不足になりますので、いくらタンパク質を摂っても、髪の毛が出来にくいと言うことになります。
亜鉛は体内で生成できないため、納豆やカキ、豚レバーなどの食べ物から摂取しましょう。
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【まとめ】
納豆には、①ナットウキナーゼ、②大豆イソフラボン、③亜鉛の栄養素があり、髪の毛の成長には欠かせない栄養素だと言うことが分かります。
また、活性酸素がすべての老化の原因となっており、その活性酸素を抑える効果が納豆酵素にもあることが分かります。
日本の伝統的な食材の納豆。
1日3度の食事のどこかに取り入れて、健康にも髪の毛にも安心で充実した生活を手に入れましょうね!
今回は「髪の毛にも納豆酵素が大活躍!納豆のパワーを再確認!」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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