【セルフカット】前髪カットのハサミの入れ方♡

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前髪のセルフカットのやり方は分かったけど、ハサミ自体を縦に入れて切ったり、横にして切ったり色々ありますよね。

そこで今回は「【セルフカット】前髪カットのハサミの入れ方♡」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、ハサミの入れ方について解説していきたいと思います。

どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

【セルフカット】前髪カットのハサミの入れ方♡

おそらく自分で全く前髪を切ったことのない方は少ないと思います。

何かしら、どこかしら、自分でカットしてみたことがあるでしょう。

その時にどう入れてます?

ハサミをどう入れてますか?

これが分かれば、意外と簡単に前髪くらいはセルフカットが出来るかもしれませんよ♡

今回はこんな感じで解説していきます。

・ハサミは何でも良いの?

・ハサミを横に入れる

・ハサミを縦に入れる

・まとめ

よろしくお願いします。

では早速。

【ハサミは何でも良いの?】

何でもよくありません。(笑)

もちろん、「髪用のハサミ」を準備しましょう。

ちなみにおススメはこれ↓

すき率15% 2本セット 440C高炭素鋼 

おススメの理由は、黒がカッコいいから!

いやいや違います。

一般用に売っているハサミの素材は「ステンレス製」です。

基本的にはステンレスで出来ているのですが、今回紹介しているハサミは高炭素鋼が混ぜ合わさっているので、何がスゴイか分かりやすく表現すると硬いです。

もちろんステンレスと同じく錆びにくいのですが、素材が硬いので切れ味も良く、刃こぼれしにくいのが特徴です。その分長持ちします。

 

また、梳きバサミの「そぎ率」が15%なところもおススメです。

「そぎ率」と言うのは、一度ハサミを入れるとこれくらいの毛量が取れますよと言う目安なのですが、30%だと非常に多いです。

売られている物の多くは20%です。

それよりも更に5%少ないです。あまり無い中で15%だと、非常に使いやすいです。

使いやすいと言うのは、失敗しにくいと言うことです。

確かに沢山取れた方が良いような気がしますが、髪の毛は繊細に切ってこそ、仕上がりが良くなります。

15%のそぎ率は非常に扱いやすいと思います。

※ちなみに私は10%の物を使っております。プロなんで。(笑)

一度に取れる量は少ないですが、細かく繊細に仕事が出来ます。

また、ハサミのつなぎ目部分にベアリングが使われており、開閉がスムーズで疲れません。

「自分で切る程度だから、疲れとか関係ないかな?」と思う方もいるかと思いますが、実際スムーズな方が思い通りに切ることが出来ます。

やはり開閉がスムーズじゃないと、微妙に切り口がずれたり、切りたいところがずれたりします。そういった意味でも開閉がスムーズな方を選んだ方が良いです。

 

金額的に他の物と比べると1,000円ほど高くなりますが、もし美容室に行くとして前髪カットだと結局1,000円ほどかかると思います。

下手に安いハサミを買うよりも、ある程度しっかりしたものを買うのがおススメです。

ちなみに実際、私が使っている物は10万円ほどします。1本10万円です。

一般用の物とは、はるかに値段が違います。

それをそれぞれの種類で10本ほど所有しております。切れ味が悪くなったときに研ぎに出している間のスペアです。

そう考えると、2本で2,930円は決して高くはありません。(ケース付き)

間違っても100均とかの「工作用ハサミ」は使わないように♡

せいぜい・・・眉切りバサミにしましょう。(笑)

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【ハサミを横に入れる】

一度はやったことありますよね♡

範囲はこれまでと同じで、この部分。

前髪カットの基本です。

これが一番簡単です。前に引き出して切る。

ハサミを横に入れるだけ。真っすぐ切れます。

ポイントは2つ。

・切るときに引っ張ってるか?

・切る高さは同じか?

・切るときに引っ張ってるか?

髪を切るときに引っ張ると、下ろした時の長さが違ってくるのでガタガタになります。当たり前ですね。

ですので、引っ張ることが良いわけではなく、緩いのが良いわけではありません。

あくまでも、「一定のテンションで切る」ことが重要になってきます。

もちろん引っ張ることを一定にしても良いですが、生え際は生えグセもあり、戻した時に生えグセ通りの動きをします。

ですので、前髪をカットする時は、無理に引っ張らず一定のテンションで切るのがおススメです。

・切る高さは同じか?

高さも重要です。

これくらいのパッツン前髪であれば、持ち上げる角度はこれくらい。

だいたい30度くらいです。

しかし、こんな感じだと

これくらいの角度が望ましいです。

これは以前に解説しておりますが、高さによって毛先の薄さが変わることになりますので、覚えておくと良いでしょう。

ですので「切るときに引っ張ってるか?」「切る高さは同じか?」この2つを気を付けると横に切る場合は大丈夫です。

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・【セルフカット】前髪編♡

・【セルフカット】前髪の毛量調整編♡

【ハサミを縦に入れる】

いよいよここからが難しい。

基本の横に切るが出来たら、ハサミを縦に使ってみます。

①浅く入れる

毛先から1cm~2cmくらい縦に入れて切ってみる。

慣れないうちは、1度横に切ってから、縦に入れると切りやすく失敗がありません。毛先を少しギザギザにするくらいであれば、後から縦に入れても良いでしょう。

パッツン前髪以外の前髪はほとんどが、「浅いギザギザ」でカットします。

②深く入れる

これは難しいです。3cm~4cmの深さで縦に入れるのですが、いきなり縦に入れるのは私たちでも難しいので、まず1cmくらい縦に入れる感じで長さを切ります。

その後に深く縦にハサミを入れていくと良いでしょう。

慣れるまでは浅く入れる方法で切ることをおススメします。

端っこまでしっかり切りましょう。

前髪を切るときは、切った毛が目に入らないように気を付けてください。

【まとめ】

前髪だからと言って、何でも良いわけではありません。

出来るだけ、しっかりとしたハサミでカットすることをおススメいたします。

また、「引っ張る強さ」や「切る高さ」を一定にすることが失敗しない前髪のセルフカットの基本です。

簡単に出来ますので、焦らずに習得しましょう!

また、ハサミを縦に入れて馴染ませるのですが、深さの違いで、仕上がりが変わりますので覚えておきましょう。

・【セルフカット】前髪編♡

・【セルフカット】前髪の毛量調整編♡

これで前髪のカットは大体できるようになったはずです。

ぜひ試して、自分好みの前髪で過ごせると良いですね♡

 

今回は「【セルフカット】前髪カットのハサミの入れ方♡」をテーマにして解説していきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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