まちに待った美容室の日。
女性にとってキレイになれる日は特別ですよね。
しかし・・・
ガーン。。。
デジタルパーマ失敗。
明日からどうしよう。
今回は「デジタルパーマで失敗!?すぐ出来る5つの対処法!」をテーマに、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、細かいところまで分かりやすく解説していきたいと思います。
現場で感じていることを踏まえながらとなりますので、最後までよろしくお願いいたします。
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【デジタルパーマの失敗例とは!?】
デジタルパーマの失敗は、薬剤選定が6割、ロッド選定が2割、その他2割と言ったところでしょうか。
熱を使ったパーマですので、機械の温度設定も関わってはいますが、温度設定で間違う前に、ほぼ薬剤選定で間違っています。
デジタルパーマはこの薬剤の選定が非常に重要で、経験や知識の差が出やすい技術と言えます。
デジタルパーマの3大失敗例
(1)グリグリにかかり過ぎてしまった
(2)緩くてスタイリングしてもすぐ取れてしまう
(3)ガサガサ、バサバサに傷んでしまった
失敗の種類は、ほぼこの3つです。(イメージの違いは除きます。)
今回はこの3つの失敗をどう対処していくが解説いたします。
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【すぐ出来る5つの対処法!】
早速5つの対処法です。
①ストレートヘアにする(戻す)
②デジタルパーマをかけ直す
③バッサリ切る(スタイルチェンジ)
④アイロン、コテでスタイリングする
⑤美容師さんに相談
5つもあると少し安心しますよね。
ホッと胸をなでおろしていると思います。
詳しく解説していきます。
①ストレートヘアにする(戻す)
全ての失敗例で対応できます。
ただし、(3)の場合は見極めが非常に重要となります。
デジタルパーマもしくは通常のパーマの失敗で非常に多い対応策がストレートにすることです。(ストレートに戻すこと)
ダメージ具合にもよりますが、ストレートにすれば変わり映えはしませんが、スタイリングに困ることはないですからね。
薬剤もアルカリ性~弱酸性の物までありますので、心配なく出来ると思います。
(あくまでもダメージ次第です。)
デメリットとすれば、ストレートと言っても縮毛矯正になりますので、時間がかかると言うことになります。
またデジタルパーマの時点で、通常のパーマとの相性が合わなくなっておりますが、縮毛矯正後ももう一度パーマをかけたくなった場合もデジタルパーマになります。そこを覚えておくと良いでしょう。
②デジタルパーマをかけ直す
(1)、(2)に対応可能です。
弱い時だけでなく、強くかかっている場合でも、弱くかけなおすことが出来ます。
デジタルパーマの特徴の一つで、薬剤の性質がストレートパーマ(縮毛矯正)と同じなので、かかり過ぎた部分にも付けながらやるとパーマを落としながらかけ直すことが出来ます。
弱かった場合は、強く出来ますのでご心配なく。
ただし、出来ないときもあります。
元々髪の毛にハリコシが無い場合です。
元々ハリコシが無いのですから、その時点でパーマをかけたのがそもそもの失敗ですが、もう一度かけてもかかりません。
ダメージが大きくて髪の毛がテロテロの方(ブリーチをしている方)はパーマをしてはいけません。
アイロンやコテで楽しむ方をおススメします。
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③バッサリ切る(スタイルチェンジ)
潔い。
失敗例(1)、(3)です。
正直に失敗ではないかと言うことを美容師さんに話して、返金してもらい短くしましょう。
スタイリングがどうしても出来ない。
事前の状態と比べて痛みが酷い。
デジタルパーマに限らずですが、そういった場合が全くないことではありません。
(※返金に関しては各美容室によって異なります。)
グリグリになった場合や、ダメージしてバサバサしてしまった場合は、美容師側も少々気づいております。(気づいているはずです・・・。)
かけ直しても良いですが、ダメージは重なりますので、無理せずに切るのも立派な対処方法です。
折角の機会だと、割り切って新しい自分を発見するのも良いと思います。
実際に、私の失敗したではありませんが、他の美容室からいらっしゃった方で説明した後にバッサリカットした方は何人もいます。
そういった方はその後もいらっしゃってますしね。
そういうタイミングも、人生の出会いの一つですね。
④アイロン、コテでスタイリングする
これはどの失敗例にも当てはまりますが、特に「とにかく明日どうしよう!!!」と言う方ですね。
デジタルパーマの失敗例は毛先の状態が悪いことが多いです。
硬くなっていたり、枝毛になっていたり折れていたり。
こうなると、少しでも切った方が良いのですが、時間がない!
美容室にもう一度行く時間が無い場合は、アイロンでスタイリングしましょう。
乾かす前とアイロン前にオイルをたっぷり付けて、アイロンを使用してください!
オイルたっぷりがポイントです。
コテで巻くことに慣れていない場合はストレートのアイロンで多少強引にでも伸ばしましょう。特に毛先をキレイにアイロンを通せば良いです。
とか言うと、正直者の美容師から反論が出そうですが、もう明日のことです。
時間がありません。
アイロンやコテで、強引にスタイリングでも良いと思います。
無理に引っ張らなければ痛みはひどくなりません。
しかし、近いうちに美容室に連絡して対応してもらいましょう。
やはり毎日アイロンは大変ですからね。。。
⑤美容師さんに相談
「当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、これが一番です。
実際、パーマの状況、ダメージの状況は千差万別です。
先ほども触れておりますが、薬剤もアルカリ性~弱酸性までございます。
クリームタイプから液体タイプまであります。
使い方も色々あります。
どれくらい落とせばちょうど良いのかによっても、乾かすのも含めて30分で済む場合もあります。
ここでは紹介しきれなほどテクニックは沢山あるのです。
ですので、ぜひご信頼している美容師さんに相談してください。
その状況にあった施術をしてくれるはずです。
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ちなみに・・・
(番外編)すぐ明日どうにかしたいと言う場合
結びましょう!
毛先にオイルと沢山使って結んでください。
もしくはデートなんかでしたら、美容室でスタイリングだけでもしてもらうのも良いと思いますよ。
デジタルパーマをかけたところでしたら、数日後直しに来るお客さまの要望であれば無料でしてもらうこともありだと思いますよ。
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【まとめ】
デジタルパーマの失敗後の5つの対処法
①ストレートヘアにする(戻す)
②デジタルパーマをかけ直す
③バッサリ切る(スタイルチェンジ)
④アイロン、コテでスタイリングする
⑤美容師さんに相談
デジタルパーマは技術や知識の差が非常に出やすいメニューです。
もちろんダメージも敏感に差が出ます。
どの髪質に対して、どのスタイルで、どの薬剤で、と言うマッチングが大切です。信頼できる美容師さんが見つかると良いですね。
今回は「デジタルパーマで失敗!?すぐ出来る5つの対処法!」をテーマに解説していきました。
最後までありがとうございました。
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