明るい白髪染めは出来る?おしゃれ染めでもちゃんと染まる!?白髪染めを明るく染めるには?

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白髪が少しづつ増えてきて、そろそろ「白髪染め」なのかな?とお悩みの方もいらっしゃいますよね。

 

「白髪染め」って暗くなっちゃうイメージもあるし、まだ明るいカラーリングを楽しみたいし・・・。

 

でも白髪染めでも明るくできるって聞いたこともあるし、実際お友達のママも明るいカラーだし!?

 

何々???いったいどうなの!?

 

そういった美容師さんには直接聞きづらい疑問を、20年以上の美容師経験を持ち、現在も現場に立っているオーナー兼現役美容師の私が分かりやすく解説いたします。

 

今回は「白髪を明るく染めたい!おしゃれ染めでもちゃんと染まる!?」をテーマに勧めていきたいと思いますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

【明るい白髪染めは出来るのか?】

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早速、お伝えいたします。

 

「出来ます!!」

 

ご安心ください。

「白髪染め」と言っても明るく出来ます。

 

全くと問題なく出来ます。

 

以前は(10年ちょっと前まで)は、「白髪染め」と言えば暗い色が主流でしたが、現在はそんなことはなく、メーカーからも沢山の「明るい白髪染め」が発売されております。

 

実際に私も現場では、暗いよりも明るい白髪染めの方が多いです。

職業上髪色が自由な方や専業主婦の方を中心に今までと変わらず明るい状態のままのカラーリングとなっております。

 

極端に明るいカラーは状態にもよりますが、通常のお仕事で可能な明るさの白髪染めは問題なく出来ると思って頂いて大丈夫です。

(白髪の原因はこちら「白髪の原因はストレス?20代、30代、40代で原因は違うのか?」

【おしゃれ染めでもちゃんと染まるのか?】

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これも染まります。

 

ただし「おしゃれ染め」で白髪が染まるのには2つ条件があります。

その条件とは

①一定レベルの明るさまでなら大丈夫

②美容師の判断力

 

①一定レベルの明るさまでなら大丈夫

 

これは、ほどほどの明るさであれば大丈夫です。と言うことです。

この「ほどほど」とは

数字で表すと

通常の日本人が4~5レベルが日本人の地毛となります。

7~9レベルくらいが一般のOLさんたちの明るさで、10~それ以上は大学生やファッション業界の方が多い印象です。

 

その中の8レベル程度まではおしゃれ染めでも白髪も染まります。

7レベルくらいまではだいたい染まりますし、8レベルでしたら時間を長めに置くと馴染む程度には染まります。

それ以上はおしゃれ染めの使用だと染まりが薄くなります。

 

②美容師の判断力

 

これは完全にこちらサイドの理論や技術力の差ですね。

 

美容室には沢山のカラー剤があって、どんな髪質の方に、どれとどれを混ぜて、どれくらいの量の薬を、どれくらいの時間置くかなどが変わってきます。

それによって染まりの違いが出ます。

 

こういった話は一般の方には難しい話になりますので割愛しますが、美容室で染める時には、信頼している美容師さんに相談してみるのは良いと思います。

 

 

先ほどもお伝えしている通りで、おしゃれ染めではなくても明るい白髪染めが沢山ありますから、極端なカラーの希望ではない限り明るく出来ると思って良いのではないでしょうか。

(こちらも合わせてどうぞ「白髪が生えてくる時にかゆいのはなぜ?抑えることは出来るの?」

 

他にも白髪染めは明るくすることが出来ますので、その条件を見ていきましょう!

◉明るい白髪染めの条件は?

・髪の毛が細い方

髪の毛が細い方は、そもそもカラーリングが染まりやすいです。

髪の太さは重要です。

 

髪の毛が細いと、当然染まりやすいですから、明るいカラー剤でも染まりやすいです。

 

反対に太い方は染まりにくいです。。。

想像通りだと思いますが・・・。

 

美容師さんの判断ともなりますが、もしご自身で細めだと感じていて、白髪染めのカラーを明るくしたい方は遠慮せず聞いてみた方が良いと思います。

 

わたくし、個人としては、完全に髪の毛の細い方は明るく染めやすいです!

 

 

・こだわりの少ない方

美容師の私が言うのも何ですが、ほんとは言いずらいことではありますが・・・。

 

こだわりが少ないのも本当は重要です。

 

と言うのも、明るい白髪染めに出来る色と出来ない色があるのです。

出来る色と言うよりは染めやすい色があり、鮮やかなカラーを好む方は白髪が浮きやすくなります。

浮くというのは、染まりが甘くなるという意味です。

鮮やかなカラーと言うのは、赤や青など原色に近い色と言う意味です。

 

通常の白髪染めは、白と黒の髪を馴染ませるように作っておりますので、薬の中の「色」が茶色の割合が多くなります。

茶色を多く含むことによって、白と黒を馴染ませながら、一回の施術で仕上げていくのです。

そうすると鮮やかさよりも、茶色味(やや濁り)が強くなりますので気になる方も中にはいるのかもしれません。

とは言っても、ブラウンやベージュのようなカラーは人気ですし、アッシュ系などは若い方にも人気ですから、あまり細かいことは気にせずにカラーを楽しむのも一つおススメですね。

 

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・ハイライトを入れる方法

 

これはどんどんやってみましょう。

 

昔でいうメッシュですが、最近はハイライトと言って、ベースの髪の色にそれよりも明るい毛束を混ぜて入れている方法です。

 

全体を明るくするわけではないので、ダメージも抑えることが出来ますし、明るい毛束を混ぜることによって、デザイン的にも人と変わったおしゃれを楽しむことも出来ます。

 

そもそもベースの明るさをやや抑えることが出来るので、根元の気になる白髪もちゃんと染めることが出来ます。

 

お時間と料金が少しかかりますが、他種多様にカラーを楽しむのには最適だと思います。

隠す白髪染めではなく、若い時と変わらずカラーリングを楽しむ姿勢ですね。

一度やってみるとワクワクして、自然と笑顔も増えますよ。

・白髪の多い方

 

最後はこれです。

白髪の多い方は明るいカラーを思う存分に楽しむことが出来ます。

 

黒い髪の毛が多いとそれ自体を明るくしないと明るいカラーにはなりませんが、白髪が多いと言うことはすでに明るいと言うことです。

 

ですから、淡い茶色やベージュやグレー、赤やオレンジのような派手な色にすることも出来ますので、幅広く楽しむことが出来ます。

 

年代によってはやはりある程度しっかり染めておきたい考えも分かりますので、白髪が多いのが気になるかもしれませんが、ある程度の年代からは反対に楽しむ余裕も出来てきますから、その時を待ちわびるのも楽しいかもしれませんよ。

(白髪は抜くと増えるのか?

「白髪は抜くと増えるのか?やっぱり抜かない方が良いの?プロが教える白髪の扱い方。」

 

ちなみに

◉明るい白髪染めのコツ

 

・時間を長めに置く

白髪ぞめで明るく染めたい場合は時間を少し長めに置くと良いです。


通常20分ほどの放置時間でしたら、30分ほど放置しても良いと思います。


薬剤にもよりますが、明るい白髪染めは、染料が薄くなっています。

薄い色を短い時間で仕上げようとすると、当然白髪に入る色も薄めになってきますので、その分放置時間を長めに取ると染まりは良くなります。

 

ただし、30分以上の放置はおススメいたしません。

放置時間とダメージは隣り合わせですので、無理をしないことをおススメいたします。

 

 

・塗布量を多めにする

薬の塗布量を少し多くしましょう。


垂れるほど付けるのは意味がありませんが、少ないよりも多めに塗布することは必須です。単純に多く塗布した方が染まりは良いです。

もし少なく塗布するくらいなら、明るいことは望まず、根元や表面だけでもしっかりと染めることをおススメします。

 

・一気にではなく「明るい白髪染めを育てる」

これはまた違った考え方となりますが、カラーリングは退色します。

絶対に退色します。

退色すると言うことは、明るくなってくるということです。

 

いつも毛先までしっかり染めることはせずに、伸びてきた根元を中心に染めていけばおのずと明るくなってきます。

 

注意点としては、根元を染める色が暗いと時間が経っても明るくなってきませんので、ある程度の明るさで根元のみ染めていくことが条件となります。

そして明るくなった時点で、毛先の既染部(明るくなってきた部分)にお好みのカラーを使うと良い仕上がりになると思います。

 

この方法は多少時間はかかりますが(3,4か月)ダメージは少なく済みますので痛みのある方にはおススメです。

 

・美容師さんに相談

最後になりましたが、一番確実な方法です。

これはダメージに関しても仕上がりに関しても、確実な方法だと思います。

 

やはりどうしても出来ることと出来ないことはありますが(ダメージなどでおススメしない)、大半のことはお客様が時間と料金で納得できれば出来ます。

やりたいイメージや仕上がりを伝えて、共有が出来ればそこから美容師の説明があると思います。

 

もしそれでもいまいち納得できない場合は思い切って美容室を変えましょう。

おススメしないことはあっても、現状でなぜ出来ないのか、なぜ難しいかは伝えますからね。納得できないときは変えるのも選択肢の一つです。

 

 

しかし・・・

◉明るい白髪染めが難しい条件

 

あるんですよね・・・難しい条件が。

 

・髪の毛の太い方

太い方は、そもそも薬剤の浸透が悪くなります。

この場合は長く置くことと量を多くすることがポイントになります。

それでも、例えば一般の方が10レベルになるところが9レベルになります。

 

ただし方法はあります。

 

一度、明るく色を抜いてから、もう一度希望色に近づける方法です。ただし2回カラーしますので2回分の料金です・・・。

 

時間と料金がかかりますので、太い方の場合は、先ほどありました「明るい白髪染めを育てる」方法をおススメします。

 

なるべく根元を明るいもので染めつつ、時間経過とともに数回に1回様子見ながら、明るいカラー剤で再度調整するか、希望のカラーに近づけるか。

こういったことを美容師さんと相談しましょう。

 

・これまでに暗めの白髪染めをしていた方

そもそも抜けづらいです。

白髪染めの暗いものは抜けません。

正確にはブリーチを使わないと抜けません。

 

ただし、今まで暗いカラーをしていた方が、いきなりブリーチは望んでいないと思いますので私としては勧めておりませんね。

いきなりギャル主婦になったわけではないでしょうから・・・。

 

こういった方は、徐々に明るいカラー剤を根元に使いながら、半年、1年と時間の経過で明るくなるのを様子見ても良いと思いますよ。

髪の状態に無理しないように、自然とですね。

 

・海や温泉、プールに行く回数の多い方

決して悪いわけではないですよ。

お間違いのないように。

 

ただし、なぜかと言うと、理由は非常に色落ちするからです。

明るい白髪染めは、明るいですから、白髪に入っている染料も明るいです。

それが温泉やプールで落ちやすくなりますので、当然染料が落ちれば白になります。理由はこれだけです。

気にならない方は遠慮せずにどんどんおススメです。

健康に温泉や運動は良いですからね。

 

温泉やプール、海は退色が進みますよと言う事だけ覚えておいて下さい。

(白髪と運動の関係はこちら「運動不足は白髪の原因?白髪と運動には関係があるの?」

 

・ダメージの状況が深刻な方

この場合はホントにおススメしておりません。

難しいのではなく、仕上がりをキレイにする自信がありません。

すでに傷んでいるものを、更に明るいカラー剤で痛ませて、キレイに仕上げるのは難しいです。。。

 

パーマの繰り返しや縮毛矯正なども同じです。

縮毛矯正は美容室のメニューの中でもブリーチと匹敵するダメージです。

この状態の方に無理に明るい白髪染め(おしゃれ染めも含み)はおススメしません。

明るい白髪染め云々よりもコンデションの良い状態を作ってあげる方が良いですよ。

キレイな仕上がりの髪の毛は、女子力アップに欠かせませんからね。

(合わせてご覧ください「縮毛矯正とカラーは同時に出来るの?順番はどっちが先?」

 

ちなみに縮毛矯正の方のカラーリングは濁ります。

濁るので明るくなりにくいです。

今回は余談ではありますが、少し覚えておくと良いと思います。

 

・アレルギーを持っている方

無理することはありません。

ただし、ハイライト、ローライトは地肌に付けるものでもないですし、時間はかかりますが(お店によっては料金も)、地肌に付けないようにする技術もありますので、アレルギーの程度によりますが、相談してみても良いと思います。

 

また明るくは出来ませんが、カラートリートメントはアレルギーが出にくいとされておりますので、白髪が気になる場合はそちらを試してみても良いかと思います。

(合わせてご覧ください。「白髪染めトリートメントの効果や口コミは?市販のおススメ商品は何?」

 

ただし、文頭にもありますが、無理することではないので慎重に判断してくださいね。

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【まとめ】

明るい白髪染めは出来ます

おしゃれ染めでもちゃんと染まります

 

ただし、

白髪を明るく染めるにはいくつかの条件があります

明るい白髪染めのにはコツがあります

明るい白髪染めが難しい条件もあります

 

 

いかがでしたでしょうか?

白髪があっても問題なくカラーリングを楽しめますので、心配は無用ですね。

 

今回は「白髪を明るく染めたい!おしゃれ染めでもちゃんと染まる!?」をテーマに掘り下げてみました。

最後までお付き合いありがとうございました。

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