【簡単】くせ毛前髪の直し方・活かし方!

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忙しい朝の時間。

前髪が決まらないと、会社にも学校にも行きたくないですよね・・・。

特にくせ毛さんにとっては毎日の事なので簡単な方が良いに決まってます。

今回は「【簡単】くせ毛前髪の直し方・活かし方!」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、悩みの前髪に付いて解説していこうと思います。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

【くせ毛の原因】

サイドやバックは上手くスタイリングできたのに、くせ毛のせいで前髪だけが決まらない!

なんてことありませんか?

そもそも髪がうねる原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。

解説しておりますので、良かったらどうぞ。

【これで納得!】くせ毛の原因はこれだった!?

すぐに直し方を知りたい方はどんどん進みましょう。(笑)

 

【くせ毛前髪の直し方】

前髪がくせ毛でうねっている場合でも、寝癖でうねっている場合でも直し方は同じです。

①濡らす

ブローで直す場合も、アイロンを使って直す場合もまず初めに濡らします。

濡らすのは、しっかり濡らした方がしっかり直るのですが、わざわざお風呂に入らなくても、手で気になる前髪だけ濡らしても良いし、スプレイヤー(霧吹き)でシュッ、シュッと水をかけてもらって濡らしても良いです。

ポイントは、根元からしっかり濡らすことです。

根元が濡れていないと、前髪の割れや方向性が直りません。

更には、濡らしながら少し擦ると水分が髪の毛に馴染んでくせが取れやすくなります。

しっかり濡らすことで、今付いているくせを1度リセットしますので、根元もしっかり濡らすのがポイントです。

 

②乾かす

ここでのポイントは、左右どちらからも乾かすことです。

左~右に乾かしたら、次は右~左のように、左右を変えて乾かします。

軽く引っ張りながら乾かすことで、髪のくせも伸びやすくなります。

左右から乾かして、根元や髪のくせが取れたら、上から乾かして整えます。

髪の毛は細いので想像しにくいのですが、円柱状になっていて、左右、上からの3方向から乾かすことで、真っすぐなりやすくなります。

曲がった針金を真っすぐする時に、反対方向に曲げたり、戻したりするのと同じ要領ですね。

ここまでで準備完了です。

 

③ブローで直す

準備段階で大体くせも伸びていますが、ブラシを使うことで、よりしっかり伸ばしツヤを出していきます。

やっぱり前髪はツヤが欲しい♡

ブラシはデンマンブラシでもロールブラシでもどちらでも良いです。

どちらかと言えば、ロールブラシの方が細かい分、髪の毛をひっかけやすいのでテンションをかけて伸ばしたい時はロールブラシの方が向いています。

手で乾かした時にある程度くせが伸びていたら、デンマンブラシでも全く問題ありません。

根元からブラシを通して、髪の毛が整った状態でドライヤーを当てます。

ぐしゃぐしゃな状態でドライヤーを当てると、その状態で乾いてしまうので、注意してください。

あくまでもある程度、整えた状態でドライヤーを当てることです。

これを3回ほど繰り返したら、完成です。

もしくせが強い場合は、ブラシに髪の毛をしっかりひっかけて、少し引っ張るようにしながらドライヤーを当てると、くせが伸びやすいです。

ただし、もしくせが強い場合は、下の「アイロンで直す」を参考した方がやりやすいかもしれません。

 

④アイロンで直す

②乾かすのところまでしっかりしている場合、ブローで直すよりもアイロンで直す方が、くせもしっかり直ります。

最初に、重要なこと!

ドライヤーよりも高温のアイロンを使うことになりますので、やけどには十分注意してください。

また、自分は気を付けていても、まわりに小さいお子さんがいる場合、また使い終わってうっかり忘れていたりすると大火傷の原因にもなりかねませんので、本当に注意してください。

 

ではアイロンでの直し方。

今回はストレートアイロンでのやり方です。

根元から軽く挟んで、毛先に向かって通します。

簡単♡

これだけです。

 

前髪を上下の2段に分けても良いです。

もっと可愛くなるポイントは♡

毛先を通す時に、丸く通すことです。

これだけで印象が全然変わります。

可愛さ80%アップです。

丸く通すことで、柔らかさが表現できて、こんな前髪も↓

こんな前髪も↓↓

こんな前髪だって↓↓↓簡単に出来るのです♡

可愛いですよね♡

まずはしっかり濡らして、左右に乾かしてある程度のくせをとり、アイロンを通して毛先は丸める。

慣れるとすごく簡単です。

また、アイロンはカールアイロンでもストレートアイロンでもどちらでも構いません。

が私はストレートアイロンをおススメします。

理由は先ほど話しました火傷です。

カールアイロンは熱の部分がむき出しなので非常に危険です。

慣れている方は良いですが、ストレートアイロンの方が、前髪は使いやすいですよ。

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【くせ毛の活かし方】

ブローもアイロンもやってきたし、飽きちゃった・・・!

そろそろ自分の髪質を活かしたい!

そんな方も多いですよね。

少しの工夫で、ヘアスタイルとして素敵に見せることも可能ですので、クセを活かしたヘアスタイルを紹介します。

くせを活かしたヘアスタイル

無理にくせを伸ばして乾かしたりせずに、前髪だけブローした状態のスタイルです。

全体が8割ほど乾くまでドライヤーで乾かしたら、まず前髪をブローします。

ブローの仕方は先ほどと同じです。

その後、ソフトワックスを毛先から揉むように全体に馴染ませます。

この時、くせを出すように思い切って揉みこむのがポイントです。

前髪だけでも、ブローすることでスタイルがぐっと引き締まります。

 

こちらのスタイルも同様です。

前髪だけブローして、メリハリをつけております。

こめかみにかかる部分までブローすると、ヘアスタイルが膨張しないので参考にしましょう。

 

こちらはブローせず、全体的にくせを活かした状態です。

同じように8割ほどまではドライヤーでどんどん乾かしましょう。

毛先が少し湿っているかなと言うくらいで、ワックスを馴染ませます。

私は髪に馴染ませやすいので、ソフトワックスがおススメです。が好みによってハードワックスでも良いでしょう。

また、くせを活かす時は、髪の量をあまり軽くするとパサつきやすいので、注意してください。

 

くせ毛さんのショートスタイルです。

無理にブローせずに、やや収まりの良いところで短くカットすると、お手入れも楽にスタイリングできます。

ニュアンスくらいのくせ毛であれば、前髪を伸ばしてみるのもおススメですよ。

 

スタイリング方法

くせ毛を使ったスタイリング方法は大きく分けて2パターン

①半乾きで、「ムース」もしくは「ジェル」でのスタイリング

②8割ほど乾いたら「ワックス」

このどちらかになります。

①半乾きで、「ムース」もしくは「ジェル」でのスタイリング

・クセが強い人

・髪の毛が太い、硬い人

・無造作よりもカチッとしたい人

この場合はムースジェルが良いと思います。

くせが強かったり、髪の毛が硬いと、完全に乾かすと膨らみやすいです。

ですので、完全に膨らむ前の半乾きの状態で、ムースなりジェルを馴染ませてスタイリングして、それをキープすると言う訳です。

前髪がある場合はブローやアイロンが必要なので、全体をスタイリングしてから、ほおっておいている間に前髪を乾かして伸ばすと良いと思います。

ムースはなるべく「ウェーブ用ムース」のようにやや固まるものがおススメです。

ジェルはそもそも固まりやすいので、ソフトジェルのようにハードではなくても大丈夫です。

 

②8割ほど乾いたら「ワックス」

次にワックスです。

・ねこっ毛の人

・無造作ヘアにしたい人

がおススメです。

ワックスもハードワックスでも良いですが、束感が出るくらいのソフトワックスが私はおススメです。

ねこっ毛の人はペタッとしやすいのが悩みでもあるので、まずはボリュームが出やすいように、根元からどんどん乾かします。

この時、ドライヤーを下から当てて、根元を浮かすように乾かすのがポイントです。もしくは下を向いて乾かしても良いでしょう。

その状態で8割ほどまで乾かします。

8割ほどと言うのは、「根元は乾いていて、毛先がやや湿っている状態」です。

くせ毛の場合、完全に乾ききってしまうとパサつきやすいので、やや水分が残っている状態でスタイリングをするのが望ましいです。

8割ほど乾いたら、ワックスを手に良く馴染ませて、毛先からクセを出すように握りながらスタイリングしていきます。

この時、ワックスを手に良く馴染ませるのも重要です。中途半端にワックスを手に取ると、髪の毛に付けたときに一部分だけにベタっと付いてしまい、ワックスの馴染みが悪くなります。

良く手に馴染ませてから、髪の毛に付けることで、薄く全体にワックスが付いてくれるので仕上がりが自然な印象になります。

前髪がある場合は先ほどと同じように、スタイリング後に前髪にアイロンを通しても良いし、この場合はある程度乾いている前提ですので先にアイロンなどでスタイリングしても良いです。

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【クセ毛のカットのポイント】

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くせ毛を活かす場合のカット方法のポイントは「軽さ」「重さ」です。

くせ毛の場合、細くペタッとしやすい方から、太くごわっとして広がりやすい方までいます。

①ペタッとしやすい方

細くペタッとしやすい方が軽くし過ぎると、パサつくが目立ちやすく綺麗な印象になりません。

また反対に重すぎると、毛先ばかりに厚みが集中してしまい、頭頂部がペタッとした印象になります。

輪郭と重さの位置関係をよく考えて、長さを作り、毛先を中心に軽くするのがおススメです。

 

②ごわっと広がりやすい方

広がりやすい方のくせを活かす場合は、ムースがジェルなどのやや固まるスタイリング剤を使うことが前提となりますので、ある程度軽くすることがおススメです。

肩くらいの長さのボブが1番収まりが悪く、バランスも悪くなりやすいので、鎖骨くらいまでの長さを残して、スタイリング剤で抑えるか、いっそのことボリュームの出方とクセの強さを見てショートにした方が良いと思います。

縮毛矯正などに疲れてしまった場合の方が多いのですが、ショートスタイルも場合によってはおススメですので、美容師さんと相談すると良いでしょう。

繰り返しですが、ただ軽くしてしまうと、バサバサするので、スタイリング剤は重要です。ムースがジェルです。

お忘れなく。

 

【縮毛矯正】

縮毛矯正は説明いりませんよね。

くせ毛を活かすのとは違いますし、直すわけではないので美容師さんにお願いする形です。

寝ぐせも付かないし、ツヤも出るし、朝も楽なので最高ですね。

最近では、弱酸性の薬剤も豊富で、自然なストレートも出来るようになりました。やはりツヤツヤだと嬉しくなりますよね♡

どうしても活かしきれないくせ毛の方もいます。

申し訳ありません。その時は無理せず縮毛矯正がおススメですよ!

 

ただしこれだけは覚えておいてください。

「今は活かしきれない」と言うことです。

どういうことかと言うと、人は髪質も顔も好みも変わってきます。

40代で変わる方もいれば、50代で変わる方もいます。

髪質が変わればクセの出方も変わります

顔が変われば似合うものも変わってきます。

服装だって様々な要素で似合うものが変わってきます。

ですので、今は活かせないかもしれませんが、いずれ活かせるときが来るかもしれませんからね。

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【まとめ】

くせ毛前髪を直すのは「濡らす」→「乾かす」→「ブロー、アイロン」で簡単に直せます。朝の忙しい時間には簡単なことが大切ですよね。

また直すだけではなくくせ毛自体を活かしてスタイルを楽しむことも出来ます。

ぜひ美容師さんに相談して、自分に合ったヘアスタイルを見つけられると良いですね♡

 

今回は「【簡単】くせ毛前髪の直し方・活かし方!」をテーマにして、解説していきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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