スタイリング剤は沢山あるのに・・・どれを使って良いのやら?
デジタルパーマに合うスタイリング剤はどんなものがあるのでしょうか?
今回は「【デジタルパーマ】スタイリング剤、厳選6商品♡」と題して、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師の私が、厳選した中から本当に使いやすいスタイリング剤だけを載せております。
髪質を合わせて解説しておりますので、最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【デジタルパーマの特徴】
デジタルパーマの特徴を少しでも知ることで、使うスタイリング剤に何が必要になるのかが分かりますので、少しだけデジタルパーマの特徴を解説いたします。
①熱を使ったパーマ
②乾かしながらスタイルを作る
③時間と共に硬くなりやすい
この3つの特徴があるので、スタイリング剤がおのずと決まってきます。
これだけだと分かりにくいと思いますので、順番に解説していきます。
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①熱を使ったパーマ
そのままですが、デジタルパーマは熱を利用したパーマです。
熱を利用することにより、パーマの弾力が出やすい、パーマの持ちが長い、などの特徴になります。
熱を使うと髪の毛がどうなるかと言いますと、硬くなります。
髪の毛は生ものです。
考えたことは無いと思うのですが、体から生えてくるものなので自然の物です。
それに対して熱を加えると質感が硬くなりますので、それに合わせたスタイリング剤を使うことになります。
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②乾かしながらスタイルを作る
デジタルパーマのもう一つの特徴がこの、乾かしながらスタイルを作れることです。
乾いてからスタイリング剤を使ったりもするのですが、乾かしながら形を作るので、この時に使いやすいものを選ぶ必要があります。
特に弾力のあるカールスタイルが希望の方は、乾かしながらカールを作る必要があります。
この時に絡まったり、指通りが悪いとどうしても乾かしにくいので、そのあたりも判断基準となります。
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③時間と共に硬くなりやすい
これは後々の事ですが、デジタルパーマをかけることで髪の毛が硬くなります。
その状態で日々過ごすことで、シャンプーしたり、ドライヤーで乾かしたり、紫外線を浴びたりしているうち、かけた時よりも徐々に髪の毛が硬くなってしまいます。
硬くなると言うことは、枝毛になりやすい状態と言うことです。
特に、元々髪の毛が「太い」もしくは「硬い」方はそうなりやすいです。
またクセ毛の方も硬くなりやすいです。
そうなることを見越して保湿力の高いスタイリング剤を決めていきます。
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以上の3点がデジタルパーマでのスタイリング剤選びに必要なことだと思いますので、ぜひ参考にしながら、スタイリング剤を紹介を見てください!
【デジタルパーマ】スタイリング剤、おススメ5選♡
今回は3種類のヘアケア、スタイリング剤に分けておススメいたします。
①ヘアオイル
②ミルククリーム
③トリートメントワックス
かなり厳選した商品ですので、期待してご覧ください♡
①ヘアオイル
ヘアオイルは必須アイテムです。
オイルは髪質に合わせて2種類からおススメいたします。
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クオレ AXI ヘアオイルUV ・・・オイル①
このヘアオイルは紫外線対策(SPF28/PA++)もしており、その後に紫外線を浴びて硬くなることも防いでくれます。
※髪の毛が「普通~太い」方向き
12種類の天然オイル配合で仕上がりがしっとりします。
髪の馴染みも非常によく、濃厚でリッチな質感の仕上がりです。
また、羊毛ケラチンなどの3つのタンパク補給成分配合が入っているので、髪の補修力も高く、デジタルパーマは枝毛や切れ毛になりやすいので非常におススメです。
しっとりとした仕上がりで、髪の毛がまとまりやすくツヤが出やすいのが特徴です。
ここの商品は、ディーラーを通さない、いわゆるメーカー直送の商品なので、成分と価格を照らし合わせると他の商品に比べ非常にお得な商品と言えます。
香りは、甘いリッチタイプですが、ほんのりですので香りが苦手な方にも問題ありません。
mmミリ オイル-BeautyExperience(ビューティーエクスペリエンス)・・・オイル②
最近新しく立ちあげたブランドで30代~40代をメインターゲットにした、美容室専売品です。
※髪の毛が「細い~普通」の方向け
髪の毛やお肌を考えて、天然由来成分と美容成分を9 0 % 以上で構成されております。
このオイルの1番のポイントは何と言っても、「質感がかなり軽い」です。
水のようなさらさらとしたオイルベースなので、ベタっとせず、ふんわり軽く仕上がります!
髪の毛が細い方は非常に嬉しいですよね!
オイルと言うと、しっとりまとまるのは良いけど、ペタッとしやすくて使いづらかったと思いますが、これはサラサラです!
とにかくサラサラです。
なおかつ程良いツヤで髪が潤います。
また天然由来成分、美容成分90%以上なので、髪の毛だけでなく素肌にも使用可能です。
髪の毛に付けた後、手に伸ばしても良いし、頭皮の乾燥が気になれば頭皮に馴染ませても良いです。
安心、やさしい、心地よい大人の女性のためのヘアオイル。
香りはほんのりで、香りが苦手な方にはピッタリです!
リッチな香りが好きな方は物足りないかもしれませんが、何より質感重視でおススメオイルです。
オイルは乾かす前だけでなく、乾いた後でも、ワックスと混ぜても良く、使い勝手の良いアイテムなので、髪質に合わせて一つ持っておくと便利ですよ。
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②ミルククリーム
続いてミルククリームです。
ミルククリームはしっとりするのが特徴で、パサつきやすくなる毛先にまとまりを与えてくれます。
また、クリームタイプは栄養分が入っているので枝毛や切れ毛を防いでくれます!
ミルボン プレジュームミルク 3
パーマデザインをしなやかに表現して水分感のあるくっきりとしたまとまりに導いてくれるおすすめのスタイリング剤です。
特徴は、「固まらない」「滑らか」「カールの再現性」です。
固まってベタベタすることもなく、指通りも良くパーマスタイルには使い勝手が良い商品です。
トリートメント効果も高いので、枝毛や切れ毛が出来にくくツヤのある仕上がりに満足するはずです。
そして、カールの再現性が高い!
これが大事!
デジタルパーマはクルクルと指で形を作りながら乾かすのですが、この時のカールの再現性が非常に高く、カールも長持ちします。
他の商品に比べて髪の馴染みが良いからか、簡単に再現できます。
髪質はどの方でも相性が良く、付けすぎだけ注意すれば、幅広くお使いいただける商品です。
もちろんストレートヘアにも使えるので、買って損はないミルククリームです。
ロレッタ メイクアップミルク
「キープ力が弱い、毛先が乾燥する、キシミを感じる」といった不満を解消したオイルベースのスタイリングミルク。
オイルベースなのでツヤが出やすくしっとりします。
スタイリング力もあるのでカールもしっかりキープしてくれます。
ただし、乾かす前に使うものではなく、半乾きくらいで使うのがおススメです♡
(※スタイリング力が若干あるのが特徴なので、濡れた状態で馴染ませて乾かし始めると途中で指通りが悪くなります。)
半乾きまで乾かしてから馴染ませると、乾かしながらスタイリング出来て、なおかつしっとりまとまります。
カリッとした仕上がりではなく、ルーズでふんわりとした仕上がりを長持ちさせたい方に向いております。
髪質の太めの方か、クセがあって枝毛になりやすい方に特におすすめです。
またワックスがベタベタして抵抗のある方はクリームの方が使いやすく、つけた後に手もベタつきません。
③トリートメントワックス
続いてワックスの紹介です。
デジタルパーマをかけている前提ですので、カールを作ると言うよりは、「カールをよりきれいに見せてくれる」、または「キレイなルーズ感」を出してくれるものを選んでおります。
ザ・プロダクト ヘアワックス
「ザ・プロダクト ヘアワックス」は、自然由来の原料しか使っておらず、スタイリング剤として使うのはもちろんのこと、全身の保湿ケアにも使うことができるおすすめのスタイリング剤です。
自然由来の原料は、「シアバター」「ミツロウ」「アロエベラ」「トコフェロール」「マンダリンオレンジ果皮油」の5種類の原料を使用。
このワックスの1番の特徴は何と言っても全身用であることです。
最近は全身用のトリートメントワックスが各社色々出てますが、その走りの商品です。
ワックスと言うと、スタイリングした後にベタつきが気になって手を洗わないといけなかったり、ふとした時に髪の毛を触ってしまうと、何だか手を洗いたくなったり、髪の毛が顔に付くと気になったり・・・
そんなことありますよね。
全身用のトリートメントワックスなので、スタイリング後に手を洗う必要はなく、むしろ手に伸ばしてハンドクリームとして使うことが出来ます。
後々髪の毛を触っても、もちろん気にすることはありません。
また、赤ちゃんを抱っこして顔に付いても、通常のワックスとは違って、ベタつく心配もありません。
全身用のトリートメントクリームです。
使い方は、手のひらに取り、温めるとオイルのように柔らかくなるので、スタイリング剤がオイル状になったら髪に馴染ませればOK。
髪の毛に揉みこんだり、クルクルするだけで、適度な束感とツヤ感が出て自然なヘアスタイルの完成です。
もちろん全身用ですので、頭皮の乾燥が気になっていれば、頭皮に使ってもよいです。ホントに便利!
ナプラ N. ナチュラルバーム
「ナプラ N. ナチュラルバーム」も自然由来の原料のみで作られており、髪にうるおいと適度な動きを与えて、濡れ感のあるゆるふわスタイルに仕上げることができるスタイリング剤です。
プロダクトワックスと同系統のトリートメントワックスです。
プロダクトとの違いは、ややしっとりした仕上がりになることと香りです。
シアバターの配合量が多いので、髪の毛の太めの方や、クセ毛で膨らみやすい方がこちらが良いと思います。
スタイリング力は特にどちらも変わりは無いので、よりしっとりしたい場合はこちらがおススメです。
また、香りはどちらもマンダリンオレンジを使用しておりますが、ナプラの方がベルガモットも使用しているので、ややシトラス系の香りとなっております。
使い方は、手のひらに取ってよく伸ばし、オイル状になってからスタイリングとなります。
また、スタイリングした後に手に残った場合も同様で、手を保湿するためのハンドクリームとしても使うことができます。
仕上がり具合のしっとり感と、香りの好みでこの2つを使い分けると良いです。
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【まとめ】
デジタルパーマは熱が出るロッドを巻き付けることで強いクセを付け、ふんわりとしたカールを作るパーマです。
しかし、熱の力を使うために髪に大きな影響を与えることになるので、ヘアオイルやミルククリーム、スタイリング剤などできちんと髪をケアしながらスタイリングすることが非常に大切です。
自分の髪の状態に合ったヘアケア剤を使うことで、髪がしっとりとまとまって綺麗なカールが作りやすくなりますし、デジタルパーマの持ちもアップします。
せっかくのデジタルパーマです。
時間をかけてでも自分に合ったスタイリング剤を見つけてみて下さいね♡
今回は「【デジタルパーマ】スタイリング剤、厳選6商品♡」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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