初めてのデジタルパーマ。
フワフワにもなって、思っていた通りの仕上がりで大満足。
そんなサロンでのスタイルをキープする方法は?スタイリング剤は?
今回は「デジタルパーマの乾かし方教えます!現役美容師が5つのコツを伝授!」をテーマにして、美容師歴20年以上、オーナー兼現役美容師がデジタルパーマのコツを解説していきます。
デジタルパーマのスタイルを簡単にキープし、せっかくかけたデジタルパーマを長持ちさせましょう!
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
【デジタルパーマの乾かし方教えます!現役美容師からの5つのコツ!】
・デジタルパーマの特徴
濡れた状態でパーマが出る普通のパーマと異なり、デジタルパーマは乾いた状態でカールが出るのが特徴です。
乾かし方を間違えてしまうと、うまくパーマが出ない!ということにもなりかねません。
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スタイリングには5つのコツがあります。
①髪を湿らす(濡らす)
②オイルを付ける
③根元から乾かす
④指で形を作る
⑤デジタルパーマのスタイリング
詳しく見て行きましょう!
①髪を湿らす(濡らす)
まず初めに濡らしましょう。
髪が濡れていない状態でスタートする場合、特にパーマを出したい部分を軽く湿らせます。
少々めんどくさいこともあると思います。
朝の忙しい時間で、そんな余裕がない方もいると思います。
しかし・・・寝癖がついたりしている部分はしっかりと濡らしましょう。
もしくは100均でも良いので、水スプレーを買ってくるか、寝癖直しのスプレーを用意してください。
(全体に濡らさなくても構いません)デジタルパーマがかかっている部分を重点的に。
やはりデジタルパーマでも、コールドパーマでも、ウェーブスタイルは1度、濡らしてリセットした方がスタイルが決まります。
お忙しいとは思いますがよろしくお願いいたします!
②オイルを付ける
洗い流さないタイプのトリートメントオイルを使用します。
クリームタイプの方が好みの方はそれでも大丈夫です。
主な目的としては、
・ツヤを出す
・髪を熱から守る
この2つです。
デジタルパーマの場合は熱を加えたパーマですので、今以上に熱を当てすぎない方が良いです。髪の毛が硬くなりやすいので、オイルで保護して、柔らかい質感をキープしましょう。
またツヤに関しては、パーマに限らず油分が損なわれやすいのでオイルを使うことをおススメいたします。
使い方は、
・毛先、中間をメインに使う
・髪の毛をとかす
特に髪の毛をとかすを忘れないようにしてください。
先ほども触れておりますが、髪の毛が硬くなりやすいので、オイルを使うのですが、その時に髪の毛を目の粗いコームでも良いのでとかしてあげると、思っていいる以上に髪の毛が艶々します。
手でとかすよりもコームの方がより細かく浸透してくれることを意味しております。ですので、1分くらいでも構いません。オイルまたはクリームを使った後は軽くとかすのをおススメいたします。
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・ブリーチをした髪はパーマをかけれない!?かけられる!?どっち?
③根元から乾かす
ヘアスタイルの最大のポイントです。
根元、トップの乾かし方!
(ちなみにパーマ部分だけを濡らした方でも、根元のボリュームを意識すれば効果はございます!)
まずは、ドライヤーでしっかりと根元から髪を乾かしましょう。
初めはスタイリングを気にせずしっかりと乾かせばOKです!
優しく、優しく乾かすよりも、根元からしっかり乾かしましょう。
思い切って大胆に乾かすのもヘアスタイルを魅力的に見せるには必要です。
7割くらいまではどんどん乾かしてください。
注意点としては
・なるべく毛先を乾かさないこと
・指を通さないこと
です。
根元を乾かしていれば、勝手に毛先が乾いてきます。
下手に毛先を乾かそうとすると、どんどん毛先ばかりが乾いてしまいダメージに繋がりますので、とにかく根元を乾かすようにしましょう。
またパーマスタイルですので、指を通しながら乾かすとパーマが伸びます。
指を通して乾かせば、当然、ストレートタッチに乾きますのでそこからパーマスタイルは作りにくいです。
指を通さないように、根元を持ち上げながら、頭皮の方にドライヤーの熱を当てて根元から乾かしてください。
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④指で形を作る
7割程度乾いたら、慣れるまでは1度手を止めましょう。
手を止めて、仕上がりのイメージをしましょう。
スタイリング剤は使わずに、手でウェーブを揉みこんで作るなり、指に巻き付けてクルクルするなりしてみてください。
それが今からの乾かし方です。
・持ち上げたようにウェーブを作ったヘアスタイルが近い時は、その手の動きで乾かします。
・指にクルクル巻き付けた方は、クルクルしながら乾かしましょう。
簡単ですよね!今自分がやったように乾かします。
そうするとそのまま乾きます。
デジタルパーマの特徴です。
形状記憶パーマの特徴で、乾かした時とのウェーブの差がありませんから、途中で自分で作ったようになりやすいです。
⑤デジタルパーマのスタイリング
乾かしてパーマスタイルが出来上がったら、次はスタイリング剤です。
スタイリング剤はパーマをキレイに保つために使います。
パーマ自体がだれてくることはあまりないと思いますが、まとまり、ツヤ、束感を出すには必要です。
・どんなスタイリング剤を選ぶ?
デジタルパーマにオススメのスタイリング剤は、私個人としては油分の多いワックスです。
ツヤがありナチュラルに仕上げることができるので、デジタルパーマのような弾力のあるスタイルにはピッタリです。
デジタルパーマは弾力のあるウェーブが特徴ですので、スタイリング力自体はそこまで必要ではありません。
ガサガサするようなハードワックスやスプレーよりは、ツヤ感が出やすくて、束も出しやすいワックスが相性抜群だと思います。
でも、スタイリングは好み重視で良いですよ!
お好みのスタイリング剤を見つけてください!
・スタイリング剤のつけかた
案外、沢山の方に聞かれます。
ポイントは「ワックスをよく手になじませる」ことです。
色々、ネットなんかに載ってますが、1番大事なのは手に馴染ませること。
馴染ませることが出来れば7割成功です!
どこかの部分にベタっと付くと失敗しますので、良く馴染ませる。
その次は「毛先から軽く揉みこむ」です。
ワックスが手に薄く伸びたと思いますので、毛先から軽く揉みこみましょう。
「優しく」です「優しく」
毛先を中心に揉みこみます。
毛先に潤いがないと、せっかくのパーマスタイルの魅力も半減です。
また、強く揉みこむと、せっかく乾かす時に作ったスタイルがぐしゃぐしゃになります。
ですので、毛先から揉みこむときは優しくしましょう。
ちなみに、毛先が痛んでいるという人は、スタイリング剤にオイルなどを混ぜてもOK!
基本的に油分のあるワックスを使うと良いですが、それでもガサガサが気になる場合は、ワックスに直接混ぜても大丈夫です。
ワックスはそもそも「のり(スタイリング力)」と「油分(オイル)」で出来ております。
その油分(オイル)を加えて使うのは上級者ですね。美容師っぽい!
せっかく持っている物ですので、工夫して使いましょう。
コツをつかめば楽にゆるふわスタイルがつくれるデジタルパーマ
これでデジタルパーマスタイルは完璧ですね。
慣れるまでは、練習あるのみです。
出来てしまえば簡単に感じますよ。
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【まとめ】
①髪を湿らす(濡らす)
②オイルを付ける
③根元から乾かす
④指で形を作る
⑤デジタルパーマのスタイリング
以上の5つのポイントを理解して練習すればデジタルパーマは非常に簡単にスタイリングすることが出来ます。
スタイリング方法をマスターして、いつでもオシャレなヘアスタイルを楽しみましょう。
今回は「デジタルパーマの乾かし方教えます!現役美容師が5つのコツを伝授!」をテーマにして解説していきました。
最後までありがとうございました。
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